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会社統合を経てリクルートのデータ組織が目指す 技術的トップアップとベースアップを組み合わせた生態系的進化/Developers Summit 2022 Summer

会社統合を経てリクルートのデータ組織が目指す 技術的トップアップとベースアップを組み合わせた生態系的進化/Developers Summit 2022 Summer

2022/07/21_株式会社翔泳社 CodeZine編集部主催「Developers Summit 2022 Summer」での、阿部の講演資料になります。

なお、資料内にて引用しているサイトは以下リンクよりご覧いただけます。

■AWS Innovate - Data EditionにてStep Functionsを活用した内製ジョブスケジューラーの技術を発表しました
https://blog.recruit.co.jp/data/articles/aws_innovate_data_edition_2021/

■はてなニュース「自由と統制のバランスを追求し、アジリティの高いデータ組織を目指すリクルートの組織作りとは?」
https://hatenanews.com/articles/2022/05/18/103000

Recruit
PRO

July 25, 2022
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  1. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    1
    会社統合を経て
    リクルートのデータ組織が目指す
    技術的トップアップとベースアップを組み合わせた
    生態系的進化
    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    株式会社リクルート データ推進室
    阿部直之

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  2. • マスター テキストの書式設定
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    2
    2
    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    自己紹介
    阿部直之(ABE NAOYUKI)
    株式会社リクルート データ推進室 データテクノロジーU ユニット長
    経歴
    大学院博士課程中退後、SIerで行政・大学のインフラ構築や業務
    システム開発等を幅広く経験
    リクルートグループ入社後はエンジニアとしてアドテク領域立ち上げ
    に参画、後にエンジニアリングマネージャとして開発組織を運営
    株式会社リクルートの統合に伴い、データ領域の専門機能向上を
    担う横断組織の責任者を担当
    趣味
    読書、キャンプ、鉄鍋など

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  3. • マスター テキストの書式設定
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    株式会社リクルートについて

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  4. • マスター テキストの書式設定
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    4
    4
    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    リクルートグループについて
    創業 1960年3月31日 「大学新聞広告社」としてスタート
    グループ
    従業員数
    51,757名 (2022年3月31日時点)
    連結売上収益 28,717億円 (2021年4月1日~2022年3月31日)
    連結営業利益 3,789億円 (2021年4月1日~2022年3月31日)
    グループ
    企業数
    連結子会社 351社 関連会社8社 (2022年3月31日時点)
    ビジョン・
    ミッション

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  5. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    5
    5
    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    リクルートの事業内容について(主なサービス)
    ユーザーとクライアントを新しい接点で結び、
    「まだ、ここにない、出会い。より速く、シンプルに、もっと近くに」の場を創造する
    メディア&ソリューションSBU HRテクノロジーSBU 人材派遣SBU
    国内派遣 海外派遣

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  6. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    6
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    • リクルートにはユーザーとクライアントという2つのお客様が存在
    • 「企業と人(B to C)」 「企業と企業(B to B)」 「人と人(C to C)」の
    すべての間に立ち、双方にとって最適なマッチングを図る「場」を提供
    リクルートのビジネスモデルについて
    ユーザーとクライアントを新しい接点で結び、
    「まだ、ここにない、出会い。より速く、シンプルに、もっと近くに」の場を創造する

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  7. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    7
    7
    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    • 株式会社リクルートの会社統合とデータ組織
    • 組織統合における混乱とカオス
    • 多様性を活かすトップアップとベースアップ
    • トップアップを支援する横断機能
    • 技術組織としての生態系的進化を目指して
    Agenda

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  8. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    8
    8
    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    株式会社リクルートの会社統合

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  9. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    9
    9
    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    • 2021年4月にリクルートグループは中核事業会社&機能会社を統合
    株式会社リクルートの会社統合
    株式会社リクルートキャリア
    株式会社リクルートジョブズ
    株式会社リクルート住まいカンパニー
    株式会社リクルート
    マーケティングパートナーズ
    株式会社リクルートライフスタイル
    株式会社リクルートコミュニケーションズ
    株式会社リクルートテクノロジーズ
    商材属性やユーザアクション頻度など
    データ的にも異なる多数のサービスが存在

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  10. • マスター テキストの書式設定
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    10
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    リクルートのデータ組織

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  11. • マスター テキストの書式設定
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    データ推進室は各社毎に存在していたデータ機能組織を統合して発足
    株式会社リクルート データ推進室@2022









    U
    DPU
    販促1
    DSU
    販促2
    DSU
    販促3
    DSU
    販促4
    DSU
    SaaS
    DSU
    HR
    DSU
    アジリティテクノロジー部 より高度な専門性を基に領域・横断の重要案件の支援を行う
    DPM1部 DPM2部
    主務組織(領域戦略の実現のための活動に責任を持つ)
    DTL部
    Megagon
    ATL部
    D3M部(Data Driven Making)
    データエンジニアリング部
    データサイエンス部
    採用・育成を含む専門性強化に責任を持つ
    現在は各事業領域のデータ戦略立案・推進を行う領域特化ユニットと
    領域横断で支援を行う専門職種のユニットが交差するマトリクス型組織

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  12. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    • データ組織を含む一部機能は2020年4月より先行統合
    データ組織における会社統合のスケジュール
    2020/4 データ組織は先行して統合開始
    2021/4 株式会社リクルートへ会社統合
    2022/4 統合から1年が経過
    段階的に統合を
    進めていました
    様々な混乱やカオスを経てのイマココ

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  13. • マスター テキストの書式設定
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    13
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    組織統合における混乱とカオス

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  14. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    14
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    データ推進室は各社毎に存在していたデータ機能組織を統合して発足
    株式会社リクルート データ推進室@2022









    U
    DPU
    販促1
    DSU
    販促2
    DSU
    販促3
    DSU
    販促4
    DSU
    SaaS
    DSU
    HR
    DSU
    アジリティテクノロジー部 より高度な専門性を基に領域・横断の重要案件の支援を行う
    DPM1部 DPM2部
    主務組織(領域戦略の実現のための活動に責任を持つ)
    DTL部
    Megagon
    ATL部
    D3M部(Data Driven Making)
    データエンジニアリング部
    データサイエンス部
    採用・育成を含む専門性強化に責任を持つ
    現在は各事業領域のデータ戦略立案・推進を行う領域特化ユニットと
    領域横断で支援を行う専門職種のユニットが交差するマトリクス型組織
    各会社組織の中で個別進化した複数の組織を1つの箱にまとめた
    異なる技術スタック・技術戦略・技術思想が混在する組織に

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  15. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    バラバラな技術環境とそれに伴う技術思想の差分イメージ
    領域組織A 領域組織B 領域組織C
    インフラ環境
    開発文化
    内製化比率
    GCP AWS オンプレ
    70% 50% 30%
    拙速 巧遅
    巧遅
    データ施策数 多い 少ない
    少ない
    施策インパクト 小さい 小さい
    大きい



    デフォルメしてますがバリエーションもっとあります

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  16. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    16
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    レッツポジティブシンキング!
    この カオス 多様性を活用だ!

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  17. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    17
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    多様性を活かすトップアップとベースアップ

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  18. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    18
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    多様性のある環境のメリット
    領域組織A 領域組織B 領域組織C
    インフラ環境
    開発文化
    内製化比率
    GCP AWS オンプレ
    70% 50% 90%
    拙速 巧遅
    巧遅
    データ施策数 多い 少ない
    少ない
    施策インパクト 小さい 小さい
    大きい



    デフォルメしてますがバリエーションもっとあります
    様々な取り組みのパターンが発生
    案件バリエーションが多数存在することでチャレンジの総量も最大化
    各領域の個別最適を安易に抑制しないことで成功確率を向上

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  19. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    19
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    複数領域を横串でまとめることでチャレンジの総量と成功確率を向上
    トップアップとベースアップによる組織機能向上イメージ
    領域A 領域B 領域C 領域D
    現場の合理性を基にした個別最適で
    チャレンジの成功確率を向上
    横断組織主導の
    ベースアップ
    領域組織主導の
    トップアップ
    複数領域から
    成功事例が発生
    横断組織主導で
    知見を横展開
    成功確率を上げるための
    横断からのトップアップ支援
    スペシャリスト

    横断プロダクト

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  20. • マスター テキストの書式設定
    • 第 2 レベル
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    マスタ タイトルの書式設定
    20
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    多様性によりメンバーの成長機会も拡大
    領域組織A 領域組織B 領域組織C
    インフラ環境
    開発文化
    内製化比率
    GCP AWS オンプレ
    70% 50% 90%
    拙速 巧遅
    巧遅
    データ施策数 多い 少ない
    少ない
    施策インパクト 小さい 小さい
    大きい



    デフォルメしてますがバリエーションもっとあります
    チャレンジ総量に伴いメンバーの成長機会も最大化
    各領域の良い取り組みを情報流通させることで
    成長機会を増やすための土壌を醸成
    メンバーの成長機会も
    領域を横断して拡充
    機会マッチングを向上
    すべく専門性定義も実施

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  21. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    21
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    トップアップを支援する横断機能

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  22. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    22
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    複数領域を横串でまとめることでチャレンジの総量と成功確率を向上
    トップアップとベースアップによる組織機能向上イメージ
    領域A 領域B 領域C 領域D
    現場の合理性を基にした個別最適で
    チャレンジの成功確率を向上
    横断組織主導の
    ベースアップ
    領域組織主導の
    トップアップ
    複数領域から
    成功事例が発生
    横断組織主導で
    知見を横展開
    成功確率を上げるための
    横断からのトップアップ支援
    スペシャリスト

    横断プロダクト
    領域のトップアップを強力に
    支援するための2つの活動

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  23. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
    23
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    事業領域における価値発揮のためには技術・事業理解の両面が必要
    各事業領域における価値を最大化するためのスキル変遷
    技術的
    スキル
    事業的
    スキル
    ステークホルダー
    関係性
    ビジネスロジック
    機械学習
    アーキテクチャ
    取り組みのフェーズでより強く要請されるスキルは変わる
    成長期 安定期
    転換期
    立上げ期 終末期
    強い人材の活躍ポイントも
    フェーズで変わる可能性
    状況にあわせて適切な
    強い人材=スペシャリスト
    を投入できる組織を設計
    リクルートでは
    全てのフェーズが存在
    ポータビリティ性が高いのはこちら
    技術的取り組み
    が突破力になる
    フェーズで活躍
    事業的知見が
    推進力になる
    フェーズで活躍

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  24. • マスター テキストの書式設定
    • 第 2 レベル
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    マスタ タイトルの書式設定
    24
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    データ推進室は各社毎に存在していたデータ機能組織を統合して発足
    株式会社リクルート データ推進室@2022









    U
    DPU
    販促1
    DSU
    販促2
    DSU
    販促3
    DSU
    販促4
    DSU
    SaaS
    DSU
    HR
    DSU
    アジリティテクノロジー部 より高度な専門性を基に領域・横断の重要案件の支援を行う
    DPM1部 DPM2部
    主務組織(領域戦略の実現のための活動に責任を持つ)
    DTL部
    Megagon
    ATL部
    D3M部(Data Driven Making)
    データエンジニアリング部
    データサイエンス部
    採用・育成を含む専門性強化に責任を持つ
    現在は各事業領域のデータ戦略立案・推進を行う領域特化ユニットと
    領域横断で支援を行う専門職種のユニットが交差するマトリクス型組織
    アジリティテクノロジー部 より高度な専門性を基に領域・横断の重要案件の支援を行う
    各事業領域の高難易度案件を
    高い専門性に基づき遊撃的に支援

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  25. • マスター テキストの書式設定
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    マスタ タイトルの書式設定
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    • 技術人材は強い人材との協働が一番の成長機会となる
    • 技術的取り組みが強く要請されるフェーズでスペシャリストとの協働機会を増やす
    スペシャリストとのコラボレーションを活用したメンバー成長機会の提供
    スペシャリスト
    事業領域
    中堅メンバー
    事業領域
    若手メンバー
    事業領域
    ベテラン
    事業領域
    中堅
    事業領域
    若手メンバー
    事業領域
    中堅メンバー
    事業領域
    若手メンバー
    スペシャリスト
    事業領域
    中堅メンバー
    事業領域
    若手メンバー
    成長
    リーダー経験提供
    成長
    様々な経験を経て新たなスペシャリストに
    立上げ期 成長期 安定期 転換期
    急成長が終われば
    次の案件へ
    継続的に支援
    協働によるメンバー成長パターン例
    専門性移転
    成長
    リーダー経験提供 専門性移転

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  26. • マスター テキストの書式設定
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    • 第 3 レベル
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    マスタ タイトルの書式設定
    26
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    各領域の取り組みでは領域固有の機能と共通化可能な機能が存在
    → 領域を横断して利用可能な共通機能を横断プロダクトとして定義して運営
    横断プロダクトの活用による取り組みスピードの加速
    共通化しない
    機能
    ビジネス
    ロジック
    ビジネス
    ロジック
    ビジネス
    ロジック
    共通的機能
    横展開
    共通機能を活用し
    案件スピードを高速化
    FB 機能強化
    各領域のFBを基に
    領域横断して機能強化
    トップアップの阻害を
    防ぐため過度な共通化
    はしない(後述)
    開発案件 開発案件 開発案件
    横断プロダクト

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  27. • マスター テキストの書式設定
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    • 第 3 レベル
    • 第 4 レベル
    • 第 5 レベル
    マスタ タイトルの書式設定
    27
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    横断プロダクトCroisの複数事業領域での横断利用
    ワークフローエンジン:Crois
    • 機械学習モデル等を実行するAWSを活用した基盤プロダクト
    • 複数データ処理を管理しジョブスケジューリング等の機能を提供
    • 元機能会社プロダクトが会社統合後に住まい領域などに導入
    • 横断機能と事業領域双方のエンジニアが協働して磨き上げ
    • 領域側エンジニアがCroisの開発に参加し機能追加といったコラボレーション
    横断プロダクトの例
    https://blog.recruit.co.jp/data/articles/aws_innovate_data_edition_2021/
    Croisの詳細については
    こちらの記事をご参照ください!

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  28. • マスター テキストの書式設定
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    • 第 4 レベル
    • 第 5 レベル
    マスタ タイトルの書式設定
    28
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    (C) Recruit Co., Ltd. All rights reserved.
    • 各領域のトップアップを高度な専門性と実績のある共通機能で支援
    スペシャリストと横断プロダクトの活用したトップアップ支援の全体像
    領域A 領域B 領域C 領域D 領域E
    領域Team
    スペシャリスト組織
    スペシャリスト
    Team
    スペシャリスト
    Team
    スペシャリスト
    Team
    スペシャリスト
    Team
    横断プロダクト運営組織
    横断
    プロダクト
    横断
    プロダクト
    横断
    プロダクト
    ナレッジ
    横展開
    ナレッジ
    横展開
    ノウハウを
    仕組み化
    ナレッジ移転
    領域共通で利用できる機能
    高い専門性により高難易度案件を支援する人材
    活用 FB
    領域Team
    領域Team
    領域Team
    領域Team
    スペシャリスト
    Team
    ナレッジ移転
    横断
    プロダクト
    活用 FB
    スペシャリスト
    Team
    ナレッジ移転

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  29. • マスター テキストの書式設定
    • 第 2 レベル
    • 第 3 レベル
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    マスタ タイトルの書式設定
    29
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    技術組織としての生態系的進化を目指して

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  30. • マスター テキストの書式設定
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    横断プロダクト等の仕組みをトップダウンで一律導入はしない
    個別最適と全体最適のバランスを追求した生態系的進化
    安易な標準化
    全体ルールを守るためのガードレール機能(セキュリティ等)以外は
    事業戦略を実現するための最適な方法は領域組織主導で選択されるべき
    組織全体の情報流通を強化することで良い仕組みが選択されやすくし
    全体がより良い仕組みに入れ替わっていく生態系的な進化を志向
    一律の底上げ
    にはなるが
    良い突出も
    殺してしまう
    現場が一番
    解像度高い
    個別最適と全体最適のバランスを追求

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  31. • マスター テキストの書式設定
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    はてなニュース
    「自由と統制のバランスを追求し、アジリティの高い
    データ組織を目指すリクルートの組織作りとは?」
    https://hatenanews.com/articles/2022/05/18/103000
    生態系的な技術進化のイメージ
    横断プロダクト活用も含む、領域個別
    最適と全体最適のバランスの追求に
    ついてはこちらもご参照ください

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  32. • マスター テキストの書式設定
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    • リクルート統合におけるデータ組織の取組
    • 多様性を活かしチャレンジの総量を最大化
    • トップアップとベースアップの両アプローチ
    • 現場合理性と全体最適のバランスを追求
    まとめ

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  33. • マスター テキストの書式設定
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