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ファクトベースな意思決定を支える分析チームの事業伴走 / StudySapuri Data Meetup 03 Analysis Team Introduction

ファクトベースな意思決定を支える分析チームの事業伴走 / StudySapuri Data Meetup 03 Analysis Team Introduction

『StudySapuri Data Meetup #1 〜未来の教育を創り出すデータ組織、全部お見せします!〜』 ( https://techplay.jp/event/680407 ) の発表スライドです。
データ組織内の1つ、分析チームについてご説明します。

yukihayashida

July 20, 2018
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Transcript

  1. 01 02 03 04 05 Agenda | 自己紹介 分析チームの紹介 分析チームの動き方

    どんな分析をやっているか 分析チームの今後
  2. 企画提案 研究開発 実証実験 性能改善 本番実装 本番運用 効果検証 要因分析 施策立案 分析

    データサイエンティスト エンジニアリング データエンジニア R&D データリサーチエンジニア
  3. FACT を施策改善 に活かす! 分析の進め方 課題設定 仮説・切り口 を立てる データ抽出 Let's SQL!!

    ExcelやTableauで 可視化 R や Python で 詳細分析・検証 フィード バック 今週の KPI が良く ない… ・新施策が怪しい ・入会時期に違い? 仮説検証に必要な データを抽出する。 差が出た。 R で差の検定して、Excel でまとめよう。 素早く 結果報告! データ サイエン ティスト プロダクト マネジャー
  4. 分析タスクのとりまとめ プロジェクト キックオフ GitHub Issue で 起案 進捗やマイルストーンなど は Issue

    を更新 自動連携されるスプレッド シートで一元管理 ➔ スクリプトで自動更新 ➔ チーム内プロジェクトの動きが追える
  5. やってきた分析の概要 予測 EFO 最適化 要因分析 退会者 予測 学習 行動分析 施策

    効果検証 事業戦略 支援 CRM 最適化 集客分析 採用分析 意思決定支援 合格者 分析 アンケート 解析 プロダクト開 発
  6. ➔ ユーザー情報 ◆ 学年、通っている高校、契約状況、志望大学、合格大学など ➔ 行動データ ◆ 動画閲覧 ◆ 問題回答

    ◆ Webページ閲覧、アプリ起動、課金ログなど ➔ 定性データ ◆ アンケート・インタビュー結果など 1. データ
  7. 分析事例 担当領域 テーマ 詳細 ベーシック 合格大学別の勉強時間相関 合格した大学によって学習時間に違いや相関があるかを検証。 ベーシック テキストセールの効果測定 テキスト販売のセールにおけるビジネスインパクトを分析。

    合格特訓 課金する/していないユーザーの特徴 初回課金する・しないでアクションの違いがあるか検証。 合格特訓 合格者の勉強スタイル傾向 合格したユーザーが学習開始から受験までどういう勉強をしたか分析。 LIVE セグメンテーションによる CRM最適化 マーケティングチームと連携してユーザー層ごとの CRMを実現する。 プロダクト キャリア決済の効果測定 キャリア決済を廃止したときの損失を試算。 中学講座 定期テスト対策講座の利用分析 新コンテンツをリリースした時の利用状況可視化。 R&D R&Dチームのプロトタイプ分析 R&Dチームのプロトタイプ機能の PDCA支援。
  8. 事例 2. キャリア決済の効果測定 クレジットカード・キャリア・コンビニ 決済のうちキャリア決済を無くしたい という議論に ➔ 廃止した場合の損失を試算して 意思決定 詳しくは

    Quipper Product Team Blog プロダクトの「負債」を「機能」と呼び直す 〜A/Bテスト を用いた"価値"の定量化〜 https://quipper.hatenablog.com/entry/2018/05/31/080000
  9. 事例 3. R&Dチーム発のプロダクト改善 R&D チームでコーチング業務支援 ツールを開発 ➔ 改善に向けた効果検証ができ るように分析の枠組みを設計し て

    Google Analytics を設置 ➔ 収集したデータとアンケートなど を組み合わせて KPI を設計、 改善案の示唆出しを実施
  10. 1. プロダクト・組織のカバー範囲を広げる マーケティング ベーシック LIVE 合格特訓 中学・小学 学校導入 English サービス

    機能組織 分析チーム まだ分析担当がいないサービスや領域が出てきた時に備えて、データサイエン ティストがより効率よく分析を実施できる体制作りをしていきたい。