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October 09, 2015

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コンシューマ領域におけるID連携のユースケース紹介- ソーシャルログイン実装のコツ-

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ritou

October 09, 2015
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  1. コンシューマ領域における ID連携のユースケース紹介 - ソーシャルログイン実装のコツ- Ryo Ito(@ritou) 2015/10/9 2015/10/09 ID連携入門セミナー 1

  2. 自己紹介 •Ryo Ito @ritou •OpenIDファウンデーション・ジャパン エヴァンジェリスト •(株)ミクシィ エンジニア 2015/10/09 ID連携入門セミナー

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  3. コンシューマ領域のID連携といえば 2015/10/09 ID連携入門セミナー 3

  4. コンシューマ領域のID連携といえば •「◦◦でログイン」 ↑いわゆる「ソーシャルログイン」 2015/10/09 ID連携入門セミナー 4

  5. ソーシャルログインを一言でいうと サービスのアカウント登録/認証時に(SNSなどの) 外部サービスが提供する属性情報を利用すること 2015/10/09 ID連携入門セミナー 5

  6. レガシーな登録/認証フロー 登場人物は2者 •ユーザ : コンシューマ向けサービスの利用者 •サービス : コンシューマ向けサービス 2015/10/09 ID連携入門セミナー

    6
  7. レガシーな登録/認証フロー •登録時 • ユーザがプロフィール情報を入力 • ユーザが認証用のクレデンシャル(メアド/パスワー ドなど)を設定 •認証時 • ユーザが認証用のクレデンシャルを入力、紐づけら

    れたユーザを認証済状態にする 2015/10/09 ID連携入門セミナー 7
  8. ソーシャルログイン導入後 登場人物は3者(以上) •ユーザ : コンシューマ向けサービスの利用者 •サービス -> Relying Party(RP) :

    コンシューマ 向けサービス •Identity Provider(IdP) : ユーザの属性情報を提 供しているコンシューマ向けサービス。複数の IdPと連携するケースもある 2015/10/09 ID連携入門セミナー 8
  9. ソーシャルログイン導入後 • 登録時 • IdPから受け取ったプロフィール情報を入力フォームに プリセット or そのまま利用 • 新規アカウントとIdPから受け取った識別子を紐づける

    • 既存アカウントとの連携 • 既存アカウントにIdPから受け取った識別子を紐づける • 認証時 • IdPから識別子を受け取り、紐づいたユーザを認証済状 態にする 2015/10/09 ID連携入門セミナー 9
  10. ソーシャルログイン導入のメリット •ユーザの利便性向上 • 属性情報入力時の離脱率の改善(ECサイト、モバイ ル端末からの操作) •認証機能の実装コスト削減 • 認証周りをしっかり実装しようと思うとコストがか かる •社会全体のセキュリティ向上

    • ユーザ、サービスともに厳重に管理しなければなら ない”パスワード”が増えない 2015/10/09 ID連携入門セミナー 10
  11. ソーシャルログインの課題 必要最小限の用件だけで実装すると、今度は足りない 部分が気になってくる。 • 不透明な認証レベル • ユーザがIdPで多要素認証を利用しているかどうかがRP 側で不明な場合も • IdP起因のトラブルへの対応

    • IdP障害/突然のBAN • サポートコストの発生 • 実装が大変? 2015/10/09 ID連携入門セミナー 11
  12. ソーシャルログインを 実装するには? 2015/10/09 ID連携入門セミナー 12

  13. ソーシャルログインの実装 •IdPからの属性情報取得 •ユーザ識別子の管理 2015/10/09 ID連携入門セミナー 13

  14. IdPの選定 •必要な属性情報 • 確認済メアドの提供が必須 など •RPの特性 • エンジニア向け : github

    • フィードあり : Twitter/Facebook •IdPのユーザー数など • Google, Facebook, Yahoo! JAPAN 2015/10/09 ID連携入門セミナー 14
  15. IdPの選定 2015/10/09 ID連携入門セミナー 15 引用元 : http://janrain.com/blog/social-login-trends-across-the-web-q1-2015/

  16. IdPの選定 2015/10/09 ID連携入門セミナー 16 引用元 : https://www.feedforce.jp/release/4979/

  17. UX設計 •登録/認証後に元のページ/機能にスムーズに戻れ ることが大事 •ウェブアプリ • 画面遷移?ポップアップ? •ネイティブアプリ • ブラウザ内で完結させる?WebView? •

    iOS/Androidのそれぞれで最適化された方法を使う? 2015/10/09 ID連携入門セミナー 17
  18. 実装における最大の壁 : IdP間の差異 •サポートしているプロトコル • OAuth 1.0 • OAuth 2.0

    • OpenID Connect •属性情報の取得方法 • 取得するタイミング • APIアクセスのリクエスト 2015/10/09 ID連携入門セミナー 18
  19. 実装方法 •各IdPが提供するライブラリ •ソーシャルログイン as a Service •複数IdPとのID連携をサポートするライブラリ 2015/10/09 ID連携入門セミナー 19

  20. 各IdPが提供するライブラリ 2015/10/09 ID連携入門セミナー 20

  21. 各IdPが提供するライブラリ •いわゆるSDK • 画面遷移などフロントエンドの処理 • トークン取得、APIアクセスなどバックエンドの処理 2015/10/09 ID連携入門セミナー 21

  22. 各IdPが提供するライブラリ •メリット • ID連携は簡単に実装可能 •デメリット • IdPによっては提供されていない場合もある • IdPが想定しているユースケース、言語に限定される •

    複数IdPサポート時に混乱が生じる可能性 2015/10/09 ID連携入門セミナー 22
  23. ソーシャルログイン as a Service 2015/10/09 ID連携入門セミナー 23 引用元 : http://janrain.com/

  24. ソーシャルログイン as a Service •メリット • 各IdPのプロトコルの差異を意識せず、複数IdPから 属性情報を取得可能 •デメリット •

    それなりの有償プランを選ばないと不便 2015/10/09 ID連携入門セミナー 24
  25. 複数IdPをサポートするライブラリ 2015/10/09 ID連携入門セミナー 25 コア機能+各IdPに対応するStrategyによって構成されている

  26. 複数IdPをサポートするライブラリ •メリット • 各IdPのプロトコルの差異を(あまり)意識せず、複数 IdPから属性情報を取得可能 •デメリット • 安全じゃないケースも? 2015/10/09 ID連携入門セミナー

    26
  27. ソーシャルログインの実装 •IdPからの属性情報取得 •ユーザ識別子の管理 2015/10/09 ID連携入門セミナー 27

  28. 識別子の管理 •RPの内部で管理しているユーザ識別子とIdPから 提供されたユーザ識別子を紐づける • 単一IdPの場合、1:1 • 複数IdPの場合、1:n •メールアドレスによるユーザの紐づけはよくない • IdP側でユーザーが変更した場合

    • メールアドレスの所有者が変わった場合 2015/10/09 ID連携入門セミナー 28
  29. クラウドサービスの活用もアリ? •(m)BaaSのUser関連機能 •Amazon Cognito Identity •Azure AD B2C ※利用できるIdPに制限があったりするので注意 2015/10/09

    ID連携入門セミナー 29
  30. まとめ •コンシューマ領域のID連携のユースケースで代表 的な、ソーシャルログインの概要を説明した •ソーシャルログイン実装の課題と、少しでも楽に するための方法を紹介した 2015/10/09 ID連携入門セミナー 30