Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
【サービス品質向上しナイト】ウエディングメディアを支えるQAチームの取り組み
Search
saik1010
February 14, 2019
Technology
2
4.6k
【サービス品質向上しナイト】ウエディングメディアを支えるQAチームの取り組み
saik1010
February 14, 2019
Tweet
Share
More Decks by saik1010
See All by saik1010
【Notion ✕ PM Club】少数精鋭のスタートアップ開発組織におけるNotion活用事例 ~プロダクトバックログからスプリントに至るまで~
saik1010
2
1.1k
【CNDO2021】AWS初学者が始めるコンテナを利用したサーバ構築(ECS/Fargate)
saik1010
0
460
【jtf2021w】私が3つ目の専門軸としてSREを選んだ理由 〜これからのエンジニアキャリア戦略〜
saik1010
3
1.9k
【 STAC2020】テスト自動化導入に取り組んだ1年の歩み 〜E2E編〜
saik1010
2
4.3k
【 システムテスト自動化カンファレンス2019】EM×QA視点で進めるテスト自動化への取り組み
saik1010
1
4.3k
エンジニアリングマネージャー視点で見るQAチームの存在意義
saik1010
0
800
【enjoy!インハウス#03】チーム立ち上げ時に意識すべき3つのこと
saik1010
1
170
【phpcon2018】エンジニアだけで完全内製化のQAチームを立ち上げた話
saik1010
0
1.8k
Other Decks in Technology
See All in Technology
内部品質・フロー効率・コミュニケーションコストを悪化させ現場を苦しめかねない16の組織設計アンチパターン[超簡易版] / 16 Organization Design Anti-Patterns for Software Development
mtx2s
2
200
Lazy Constant - finalフィールドの遅延初期化
skrb
0
130
Pythonで構築する全国市町村ナレッジグラフ: GraphRAGを用いた意味的地域検索への応用
negi111111
8
3.4k
Datadog On-Call と Cloud SIEM で作る SOC 基盤
kuriyosh
0
160
プログラミング言語を書く前に日本語を書く── AI 時代に求められる「言葉で考える」力/登壇資料(井田 献一朗)
hacobu
PRO
0
150
AI時代に必要なデータプラットフォームの要件とは by @Kazaneya_PR / 20251107
kazaneya
PRO
4
970
今、MySQLのバックアップを作り直すとしたら何がどう良いのかを考える旅
yoku0825
0
180
AIでテストプロセスを自動化しよう251113.pdf
sakatakazunori
0
110
やり方は一つだけじゃない、正解だけを目指さず寄り道やその先まで自分流に楽しむ趣味プログラミングの探求 2025-11-15 YAPC::Fukuoka
sugyan
1
350
マーケットプレイス版Oracle WebCenter Content For OCI
oracle4engineer
PRO
3
1.3k
AIと共に開発する時代の組織、プロセス設計 freeeでの実践から見えてきたこと
freee
3
590
Rubyist入門: The Way to The Timeless Way of Programming
snoozer05
PRO
5
310
Featured
See All Featured
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
76
5.1k
Side Projects
sachag
455
43k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
73
11k
KATA
mclloyd
PRO
32
15k
Making Projects Easy
brettharned
120
6.4k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
34
9k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
132
19k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
52
3.5k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
791
250k
How GitHub (no longer) Works
holman
315
140k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
9.7k
Transcript
ウエディングメディアを支える QAチームの取り組み 公式キャラクター「ウエパ」 サービス品質向上しナイト
斉藤 健太 システムエンジニア マネージャー QAチーム マネージャー 自己紹介 2017年中途入社。29歳で3児の父。 前職(SIer受託)で行なっていた品質要求の高い開発 経験が転職してから自身の強みであることを認識。入
社4ヶ月でQAチームを立ち上げ、成長するサービスを 支えるために日々奮闘中! キャリア SIer(受託)/BtoB/Web/Java/Oracle/マネジメン ト/PHP/MySQL/QA 株式会社ウエディングパーク
会社紹介
None
None
運営サービス
運営サービス
開発・制作環境
環境・活動 発表当日のみ
ウエディングメディアを支える QAチームの取り組み
QAチーム 誕生の経緯 ・QAとは? ・QAチームのミッション SECTION 01 サービス拡大による 不具合の増加 ・開発体制 ・仕様理解PJ
・結果 SECTION 02 まとめ ・成果 ・現状の課題 ・今後の展望 SECTION 03 もくじ
QAチーム誕生の経緯 品質向上へ戦いの始まり・・! SECTION 01
QAとは? 効率と品質が求められる あらゆる活動において、 それらに保証を与えるのに 必要な証拠を提供する活動一般を指す。 出典:wikipedia 生産性 品質 ✕ SECTION
01 QAチーム誕生の経緯
弊社QAチームの特徴 SECTION 01 QAチーム誕生の経緯 完全 内製化 POINT 01 エンジニア 主体
POINT 02
品質を上げるためなら何でもやる! 品質の埋め込みプロセス 品質の確認・検証プロセス 要 件 機 能 設 計 技
術 設 計 実 装 開 発 テ ス ト シ ス テ ム テ ス ト 受 け 入 れ テ ス ト リ リ 丨 ス 期待 規制 方針 機会 問題 QAチームの業務範囲 SECTION 01 QAチーム誕生の経緯
障害件数 (本番) リリース数 ÷ 障害発生率 = 10% 10件 100件 ※数値はサンプルです
QAチームのミッション 障害件数だけで追ってしまうと、 リリース数が増えた時に正確に計測ができない SECTION 01 QAチーム誕生の経緯
サービス拡大による 不具合の増加 ナレッジが 蓄積できない 改善しなければ いけない危機感 SECTION 01 QAチーム誕生の経緯 開発の課題(QAチーム立ち上げ前)
サービス拡大による 不具合の増加 ナレッジが 蓄積できない 改善しなければ いけない危機感 SECTION 01 QAチーム誕生の経緯 開発の課題(QAチーム立ち上げ前)
サービス拡大による不具合の増加 サービスが拡大するにつれて、機能の増加や仕様の複雑化が進んだ ことにより、開発・テストに関わるメンバーの「機能の把握度」や「仕様 の理解度」が開発品質を大きく左右する状況 SECTION 01 QAチーム誕生の経緯 影響範囲 漏れ 仕様の
見落とし 品質の バラつき
サービス拡大による不具合の増加 長く運用するサービスあるある・・・ SECTION 02
ナレッジMTG 自動テスト KGI/KPI テストフローの 見直し サービス 仕様理解 他社交流 障害分析 TPI-NEXT
品質・テスト 勉強会 マスタテスト ケース作成 テスト管理 ツール検証 チーム活性化 回帰テスト運用 SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 この1年でQAチームが取り組んだこと
ナレッジMTG 自動テスト KGI/KPI テストフローの 見直し サービス 仕様理解 他社交流 障害分析 TPI-NEXT
品質・テスト 勉強会 マスタテスト ケース作成 テスト管理 ツール検証 チーム活性化 回帰テスト運用 SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 この1年でQAチームが取り組んだこと
SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 開発体制 TOPIC 01 仕様理解PJ TOPIC 02 結果
TOPIC 03
SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 開発体制 TOPIC 01 仕様理解PJ TOPIC 02 結果
TOPIC 03
SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 開発体制
SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 開発体制 数十チームある・・!
→ 開発 → テスト → リリース SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 開発の流れ → デザイン オリエン
SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 開発体制 TOPIC 01 仕様理解PJ TOPIC 02 結果
TOPIC 03
仕様理解PJ・・? サービスの軸となる機能の仕様をまとめ、基礎スキルを定義 基礎スキル=所属チームに関わらず知っておくべき仕様 SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 仕様取り纏め 講義 筆記テスト
SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 開発体制 TOPIC 01 仕様理解PJ TOPIC 02 結果
TOPIC 03
SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 講義の様子 発表当日のみ
① とにかく全員参加 ディレクターもエンジニアもデザイナーも役員も! 自分の担当領域以外であっても!! ② 筆記テストで理解度を定量化 合格基準を80点以上として、目標を明確に! ③ この施策をやる理由は障害分析から 過去に発生した障害の傾向から実施内容を決定(=納得感を大切に)
SECTION 02 サービス拡大による不具合の増加 工夫したポイント
① 知っておかなくてはいけない危機感が生まれた 基礎スキルと定義したことで、職種や担当に関わらず、 最低限知らなければいけないことが言語化できた! ② 開発・テスト時の影響範囲漏れが減った 入社歴に関係なく、均等に知識のシェアがされたことにより、 ケアレスミスレベルの影響範囲漏れやテスト観点漏れが激減した! SECTION 02
サービス拡大による不具合の増加 取り組みをした結果
まとめ 現状の課題と今後の展望 SECTION 03
ナレッジMTG 自動テスト KGI/KPI テストフローの 見直し サービス 仕様理解 他社交流 障害分析 TPI-NEXT
品質・テスト 勉強会 マスタテスト ケース作成 テスト管理 ツール検証 チーム活性化 回帰テスト運用 SECTION 03 まとめ この1年でQAチームが取り組んだこと
障害件数 (本番) リリース数 ÷ 障害発生率 = 10→5% 10→5件 100件 ※数値はサンプルです
前年度比で半減ペース! SECTION 03 まとめ この1年間での成果(QAチーム)
① ソフトウェア品質・テストの基礎知識 QAエンジニアとしての経験を持っていないため、基礎的なスキル不足 ② 慢性的なリソース不足 少人数で成果は出ているものの、今後のサービス成長を支える上では やりたいこと(やらなければいけないこと)がたくさん! SECTION 03 まとめ
現状の課題(QAチーム)
SECTION 03 まとめ 今後の展望(QAチーム) 安全かつ生産性の高い開発体制をつくる! 上流からの 品質向上 自動テスト 促進 KGI/KPI
量+質へ
ご清聴ありがとパ