Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

1バックログ2フィーチャーチーム体制への移⾏と取り組んだ課題

 1バックログ2フィーチャーチーム体制への移⾏と取り組んだ課題

■イベント
持続可能で柔軟な開発プロセスの実践
https://sansan.connpass.com/event/309010/

■発表者
Eight Engineering Unit Product Devグループ 金井 淳

■Eight エンジニア 採用情報
https://media.sansan-engineering.com/eight-engineer

SansanTech

March 27, 2024
Tweet

More Decks by SansanTech

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 写真が入ります ⾦井 淳 Sansan株式会社 技術本部 Eight Engineering Unit Product Devグループ

    2019年Sansan株式会社に中途⼊社 ⼊社以来、名刺アプリ「Eight」にてWebフロントエンド開発を メインに担当 現在は、プロダクト開発に加えてチーム・グループの ⽣産性向上に向けた取り組みもリードしている 1
  2. 変更後の開発プロセス リファインメント バックログ ⾒積もり バックログ 優先度判断 スプリント プランニング スプリント レビュー

    全てのスクラムイベントを合同参加でやるのではなく、合同参加イベントとチームイベント のハイブリッドな開発プロセスとした スクラムイベントでは、デイリースクラムやレトロスペクティブは各チームで⾏う 合同参加イベント
  3. バックログ以外のプロダクト改善に2チームで取り組む - 主に取り組んだプロダクト改善 > 限定公開機構の構築 > システムメールテンプレートの仕組み化 > 課⾦画⾯のSPA化 >

    フロントエンドレガシーコードのリファクタリング > Webデザインシステムアップデート > Robocop対応 > Gmailの⼀括配信者向けポリシーへの対応
  4. 課題解決: ドメイン知識のチーム差 - ドメインマップを使って各メンバーごとのドメイン理解度を数値化 > ドメインの洗い出しや優先度付けは元Eight・Eight Team開発チームが担当 > チームごとのドメイン理解度の傾向を可視化 -

    ドメイン知識ページ作成 > 元Eight Career Design開発チームが担当 > ドメイン知識ページは、Eight開発の様々なドメインをまとめたNotionページ群 > ページには、概要・対象画⾯・概念図・API・シーケンス図などがまとめられている - 2チーム合同モブプロ開発 > コアドメインのエピック開発にて実施しナレッジ共有 - バックログアイテムのチームアサインは挑戦も考慮 > 短期的な開発スピードは⼀定犠牲となるが、チームとして未経験領域を担当
  5. 課題解決: 2チーム間連携コスト⼤ - ⾒積もり > 会のあり⽅や⾒積もりポイント基準、スパイク実施判断基準などルールを整備した > 今まで会はチームリーダーがリードしていたが、事前に⾒積もり対象アイテムごとの 発表担当者を決めてそれぞれリードしてもらう -

    スプリントプランニング > 2部制に変更 > スプリントスコープや担当チームアサインだけ合意して、実装⽅針決めやタスク出し はチームに委ねる - エピック開発 > 原則1エピック1担当チームに変更 > ただし設計が終わった段階で、他チームへの共有会を実施する