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Kotlinバージョンを2.0に上げてみた(サーバサイド編)

 Kotlinバージョンを2.0に上げてみた(サーバサイド編)

■ イベント
After Kotlin Fest 2024 LT Night
https://sansan.connpass.com/event/320810/

■ 発表者
Bill One Engineering Unit
Alejandro Ramos

■ Bill One 開発エンジニア 採用情報
https://media.sansan-engineering.com/billone-engineer

SansanTech

July 08, 2024
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Transcript

  1. Alejandro Ramos Sansan株式会社 技術本部 Bill One Engineering Unit 平成9年⽣まれパラグアイ出⾝。21年からSansanで⻑期インターンを し、23年卒で⼊社。

    Kotlin・Scala・Haskellが好き(関数型のファン) 元器械体操部、現在格闘技(グラップリング)を⼀⽣懸命やっていま す。 グラップリングと開発以外の趣味はチェス・数学・物理・CS 昔はあるゲームのセミプロゲーマーをやっていました(ゲーマー卒 業)
  2. 背景 / Background 2 Kotlin 好きな⼈!Kotlin 2.0 がリリースさ れたみたい update

    やってみたい⼈いますか? はーい!! では集まってどういう流れでやるか決 めましょうか!
  3. Kotlin 2.0の主な変更点 / Key changes in Kotlin 2.0 - K2コンパイラがデフォルトに

    - K1: PSI構⽂⽊ + BindingContextセマンティック情報 - K2: セマンティック情報が直接格納された構⽂ツリー - K2コンパイラのメリット - 型推論の改善 - IDEのパフォーマンス向上 - コンパイル時間の短縮
  4. アップグレードの流れ / How we approached upgrading - アップグレードメンバーで集まって - Patch

    Note読み会を実施 - 躓きそうなところの洗い出し > 今回はgradleのバージョン以外なかった - 6.8.3 - 8.5が望ましい。それ以降でも多分動くが、warningなどがでる可能性がある - ⼤きい⽅のサービスにとにかく⼊れてみて - 単体テスト・リグレッションテストで問題ないか検証 - 各サービスの担当を決めて、アップグレード作業をする - QAチームにtestingを実施してもらう
  5. 結果 / Result - 問題なくアップグレードできた - Lead Time: 12⽇間 -

    Process Time: 各マイクロサービスのアップグレードに3⽇間 + QA 5⽇間