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ChatworkのSRE部って実は 半分くらいPlatform Engineering部かもしれない
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saramune
April 19, 2024
Technology
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ChatworkのSRE部って実は 半分くらいPlatform Engineering部かもしれない
Platform Engineering Meetup #8
https://platformengineering.connpass.com/event/310994/
saramune
April 19, 2024
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Transcript
© Chatwork ChatworkのSRE部って実は 半分くらいPlatform Engineering部かもしれない Chatwork株式会社
自己紹介 2 • 古屋 啓介 ◦ Chatwork株式会社 CP本部 プロダクト開発ユニット SRE部
◦ JAWS-UG SRE支部運営メンバー ◦ Platform Engineering Kaigi 2024運営メンバー ◦ ドラム叩きます
会社概要 3 会社名 Chatwork株式会社 代表取締役CEO 山本 正喜 グループ従業員数 463名(2023年12月末日時点) 所在地
東京、大阪 設立 2004年11月11日
コーポレートミッション 働くを もっと楽しく、 創造的に 人生の大半を過ごすことになる 「働く」という時間において、 ただ生活の糧を得るためだけではなく、 1人でも多くの人がより楽しく、 自由な創造性を存分に発揮できる社会を実現する 4
• 新社名は株式会社kubell (読み:クベル)。3月27日に実施される株主総会の承認を経て、2024年7月に社名変更を実施予定。 • 当社の事業はビジネスチャット単体から、ビジネスチャットを包含するBPaaS事業へと大きく拡大 • グループとして成長する企業群への展開を目指す意志をこめ、社名変更を実施予定 トピック:社名を「kubell」へ変更 5 すべての働く人の心に、薪を「くべる」存在へ。
そのような企業でありたいという想いと決意を、新しい社名に込めています。 株式会社kubell kubell Co., Ltd. https://corp.chatwork.com/ja/kubell/ 特設サイトを公開中
まえおき 0
まえおき(1/3) 7 • なぜ「ChatworkのSRE部って実は半分くらい(略」なのか ◦ Platform SREが一番近いよね、という話を以前からしていた ◦ Platform Engineeringということばが出てきて、よりフィットしそう
https://x-tech5.co.jp/2022/02/21/204/
まえおき(2/3) 8 • 先人の知恵があるなら乗っかりたい ◦ ただし、何も考えずに乗っかるのはNG ◦ 開発チームとの対話のネタにすればよさそう ▪ いちばんは開発者に気分良く使ってもらえるPlatformを提供すること
• おはなしすること ◦ ChatworkにおけるPlatform Engineeringっぽい事例 ◦ Platform Engineeringの考え方をこれからどう適用していくか ▪ Platform
Engineer(ing)としてはまだまだ駆け出しひよっこ まえおき(3/3) 9
現状と課題 考えていること まとめ 1 2 AGENDA アジェンダ 3
現状と課題 1
• ちいとぽでいうとPlatformチーム ◦ Chatworkユーザに対してのインフラ運用保守 ◦ 開発者に対しての開発環境整備改善 ◦ (あれ?SREは?) Chatwork SRE部の現状(1/2)
12
• 守備範囲 ◦ インフラ ▪ EKS、HBase、Kafka、etc... ◦ 開発環境やエコシステム ▪ Argo
CD、GitHub Actions、etc… Chatwork SRE部の現状(2/2) 13
おさらい: Platform Engineeringとは(PFEM#1より) 14 https://speakerdeck.com/jacopen/platform-engineeringhenozhao-dai?slide=8
• 守備範囲 ◦ インフラ ▪ EKS、HBase、Kafka、etc... ◦ 開発環境やエコシステム ▪ Argo
CD、GitHub Actions、etc… よくよく考えると... 15 開発者体験と生産性を向上させるセルフサービスなツール を提供できているのでは?
• 課題 ◦ AWS検証環境がひとつしかなく、開発者間で利用順番待ちが発生 ChatworkにおけるPlatform Engineeringっぽい事例(1/2) 16 これ、なくしたいな?
• 対策 ◦ コマンドひとつでPR環境を生成できる仕組みを構築 ChatworkにおけるPlatform Engineeringっぽい事例(2/2) 17 開発者 Application PR
Manifest (helmfile) Charts ECR EKS (manager) Sync 1. Comment 2. Build 4. Update & Create PR 3. Push 6. kubectl apply helmfileから生成された Manifest 5. Polling EKS (app)
くわしくは 18
• 開発者が新しく考えること(認知負荷?)を増やさない ◦ 自動化・自動化・自動化 ▪ 「コマンドひとつで起動」は死守 ▪ PRを閉じたら自動で環境削除 意識したこと 19
• 検証環境順番待ちの解消! ◦ 多くのチームでたくさん使ってもらえている ▪ (むしろ使われすぎてコストが...そこは別途対応) 結果 20
• 検証環境順番待ちの解消! ◦ 多くのチームでたくさん使ってもらえている ▪ (むしろ使われすぎてコストが...そこは別途対応) 結果 21 めでたし、めでたし?
• たまたまうまくいった ◦ 次にやることもこれくらいうまくいく? • 施策が場当たり的 ◦ 次なにやるの?ほんとにそれが一番の困りごと? • 計測ができていない
◦ どれくらい効果があったの? 課題 22
考えていること 2
• たまたまうまくいった ◦ 次にやることもこれくらいうまくいく? • 施策が場当たり的 ◦ 次なにやるの?ほんとにそれが一番の困りごと? • 計測ができていない
◦ どれくらい効果があったの? そもそも... 24 ユーザ(開発者)へのヒアリング不足
ユーザ(開発者)へのヒアリング不足 を • たまたまうまくいった ◦ 次にやることもこれくらいうまくいく? • 施策が場当たり的 ◦ 次なにやるの?ほんとにそれが一番の困りごと?
• 計測ができていない ◦ どれくらい効果があったの? そもそも... 25 Platform Engineeringの観点を使ってよりよくできないか
• ポータル(IDP) ◦ 現状 ▪ ない ◦ 思い ▪ 下記にもあるけどまずはドキュメントから
• ゴールデンパス ◦ 現状 ▪ あるようなないような... ◦ 思い ▪ 新しく入った人向けのパスはあってもよさそう(単純にドキュメント整備不足) Platform Engineeringの観点(1/3) 26
• 開発環境 ◦ 現状 ▪ PR環境! ◦ 思い ▪ 継続的に改善していきたい
• o11y ◦ 現状 ▪ やってるチームとやれてないチームの差がありそう ◦ 思い ▪ やれてないチームをサポートしたい Platform Engineeringの観点(2/3) 27
• セキュリティ ◦ 現状 ▪ 権限付与とガードレールで運用中 ◦ 思い ▪ セキュリティ専門部署もあるので要相談
• インフラ構築 ◦ 現状 ▪ terraform + atlantisによるセルフサービス運用中 ◦ 思い ▪ terraformの知識が必要という点は認知負荷になってそうだけど、どうするか... Platform Engineeringの観点(3/3) 28
• 以下を軸に対話していけばよさそう? ◦ PR環境やArgo CDデプロイ周りのドキュメントに困ってないですか? ◦ Datadog APM、使えてますか? ◦ インフラの構築で迷うところはないですか?
◦ その他開発運用するにあたって省力化できたらな、というところはありますか? ▪ 開発を効率よく進めることを阻害するようなもの ▪ SRE部に都度相談しないとできないもの(セルフサービスになっていないもの) ヒアリングのネタ 29 うちではこんなことやってるよ!っていうのも 教えてもらえると嬉しいです
• ヒアリング • 施策の検討 • 優先順位決め • ロードマップの策定 今後やりたいこと 30
まとめ 3
ChatworkのSRE部って(略 • PR環境をコマンドひとつで構築する仕組みを運用中 ◦ 開発者体験と生産性を向上させるセルフサービスなツールを提供できてそう • いちばんは開発者に気分良く使ってもらえるPlatformを提供すること ◦ 対話のネタとしてPlatform Engineeringの観点を使っていきたい
32
働くをもっと楽しく、創造的に