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チームが狙った成果を出せるようになるために 「目的大事キャンペーン」をしたお話
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Seiji Nishiguchi
January 10, 2024
Business
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チームが狙った成果を出せるようになるために 「目的大事キャンペーン」をしたお話
Regional Scrum Gathering Tokyo 2024での登壇資料です。
Seiji Nishiguchi
January 10, 2024
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Transcript
Chatwork 西口 誠二 2024年1月10日 チームが狙った成果を出せるようになるために 「目的大事キャンペーン」をしたお話
はじめまして 2 • Chatwork • 西口 誠二 (にしぐち せいじ) •
スクラムマスター
AGENDA アジェンダ 目的大事キャンペーン? 目的ってなぜ大事なの? なぜ、キャンペーンなのか まとめ 1 2 3 4
1 2 3 4
目的大事キャンペーン?
どんなチーム? 5 グロース施策を担当するチーム。 • アクティブなユーザーを増やす ◦ FTUX(ファストタイムユーザーエクスペリエンス)
目的大事キャンペーン? 6 やること全てには、「なぜそれをやるのか」理由があるはず。 スクラムチームにおいては、 • スクラムイベントの目的 • PBI
を実施する理由 • etc... 暇
ところで、チームでこんな会話ありませんか? 7 例えば、UI 設計のレビューの場面で… このボタンの配置は、 どうしてこの位置なのですか? そういう指示だったので… エンジニア デザイナ
ところで、チームでこんな会話ありませんか? 8 PdM から新しい施策を始めるにあたっての技術調査依頼の場面で… 今度、こういうことやりたいんだけ ど、こういう解決方法を考えてるの で、一度技術調査お願い。 この解決方法だと、工数掛かり過ぎるので 別の解決案を考えた方が。。。
そもそも、何のためにやるのでしたっけ? PdM エンジニア 調査実施
目的大事にしてますか? 9 このような会話の結果。。。 • (仕様や設計の)判断基準が曖昧になってしまい、なかなか決まらない • 無駄な作業が発生してしまう こんなことが積み重なって、PBI
で狙っていた成果の達成が難しくなってしまう といった問題がチームに起こる。
目的大事にしてますか? 10 このような会話の結果。。。 • (仕様や設計の)判断基準が曖昧になってしまい、なかなか決まらない • 無駄な作業が発生してしまう こんなことが積み重なって、PBI
で狙っていた成果の達成が難しくなってしまう といった問題がチームに起こります。 同じようなことありませんか? 目的を大事にしていない、忘れてしまっているから
目的大事キャンペーン? 11 チームでこのような会話が時折見られた。 グロースという事業成果に直結するような施策を取り扱っているチームで、 狙っていた成果が出せなくなってしまうのは、非常に辛い。。。 チームが目的をついつい忘れてしまうということがあったので、 「目的を大事にしようね」と伝えたかった。
目的ってなぜ大事なの?
目的ってなぜ大事なの? 13 「WHYから始めよ!」サイモン・シネック 人間の行動に影響を及ぼす方法は、操作(マニピュレイト)か、 鼓舞(インスパイア)のふたつしかない。 • 操作 ◦
価格競争、プロモーション、目新しさ… ◦ 効果はある ◦ 忠誠心は生まれない では、人をインスパイアするためには。。。
インスパイアするために 14 傑出した企業やリーダーは、「Why」から考え、 行動し、コミュニケーションをはかっている。 ゴールデンサークル 「WHYから始めよ!」サイモン・シネック
インスパイアするために 15 ゴールデンサークル 人を惹きつけ行動を促すのは、 「What (何を)」ではなく「Why (なぜ)」。 「WHYから始めよ!」サイモン・シネック
なぜ、キャンペーンなのか
なぜ、キャンペーンなのか? 17 キャンペーン Campaign 大衆に対する、一定の目的をもった各種の組織的な運動や働きかけ。
なぜ、キャンペーンなのか? 18 最終的には、「目的が大事」という認知が広まり、チーム自身からも「目的が大事」 という会話や動きが生まれるようにしたい。
なぜ、キャンペーンなのか? 19 開発に携わる人たちは、どのように解決するかを考えることを主戦場にしているので、 HOW に目が行きがちなのは、仕方がない面もある。 なので、そんな人たちにスクラムマスターが「目的を大事にしようねー」と言うだけでは、認 知の定着まで達成させるのは、相当難しいのではないか… チームを巻き込み、チーム内からも発信されることで認知の定着がより進むことを 期待して、キャンペーンの手法を取り入れた。
キャンペーンをどのように展開したか 20 第 1 段階 • スクラムマスターからの発信 他のフィードバックなどに埋もれてしまわないように 「目的大事おじさん」とキャラ付けして 目的大事キャンペーン関連の発信を特徴付けた。
キャンペーンをどのように展開したか 21 第 2 段階 • 賛同者を集めて、一緒に広めてもらう PO や ScM
の発信に反応してくれたメンバーに キャンペーンを実施していることを話して、 ともに広めてくれるようにお願い。 ☜ イマココ
キャンペーンでチームはどう変わった? 22 • チームに定着までは至っていない • プロセス改善の話をする時など、「何のためにやってたっけ」と目的に立ち返る発言が 出てくることもある 少しずつ効果が出てきているのか? キャンペーンは引き続き展開していく。
想定外だったのは、チーム外の人から、「最近、目的を大事にする何かやってるんですよ ねー」と声を掛けられることがたまにある ☜ 目的大事おじさんの効果?
まとめ
まとめ 24 • 人の行動を促すのは「What」ではなく「Why」 ◦ ゴールデンサークルの考え方 ◦ 「Why」から考えることは、リーダーシップとしても活用できる 目的はなぜ大事なの…
• スクラムマスターのキャラ付けで、特定のフィードバックを特徴付ける ◦ 目的大事おじさん • チームを巻き込む事で、認知の促進をはかる ◦ チームの内側からも発信がおこなわれることを狙って まとめ 25
スクラムマスター 1 人では改善が難しいことは、チームを巻き込む。 そのためにはキャンペーンの手法が有効。 キャンペーンを効果的に進めていくために…
働くをもっと楽しく、創造的に