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フルリモート6年生になったので働き方を振り返る
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shima-kou
March 20, 2026
Business
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フルリモート6年生になったので働き方を振り返る
shima-kou
March 20, 2026
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Transcript
フロントエンドエンジニア Shima-kou フルリモート6年生になったので 働き方を振り返る
自己紹介 私のフルリモート遍歴 メリット デメリット やったこと まだ課題も多い まとめ 01 02 03
04 05 06 07 TABLE OF CONTENTS
Figmaを使った画面設計・提案 フロントエンド開発(React, RubyonRails,Vercel,AWS) 建設業界って難しいなぁと思いながら過ごしている その他頼まれたら色々やる 普 段 の 業 務
趣 味 01 自⼰紹介 もうすぐ札幌在住1年目の愛媛出身です。いろんな縁があり地域を転々と移り住んでいます。 現在は東京にオフィスのある建設業界の脱炭素化と業務効率化をAIとデータで支援する株式会社ゴーレムで働いて います。 フロントエンドエンジニア shima-kou 最近はMarathon(ゲーム)にハマり人⽣をすり減らしている 水族館/動物園まわり(⽉2、3回くらいは⾏く) 洋画もそこそこ見る スタイラスペンで書く日記Webアプリを作っている (来月にはリリース予定)
02 私のフルリモート遍歴 コロナ禍の直後くらいからフルリモート・フルフレックスで働いています。 遠方でリモート勤務をしつつ年2、3回程度東京に行ったりしながら生活。 フルリモートの 働き方をスタート 静岡1 1 1 1社目から2社目へ転職。
フルリモート継続 東京2 2 2 現職でもフルリモート フルフレックス継続中 (Now) 3 3 3 北海道 U社: コロナ禍に合わせてリモートに C社: リモートで余裕が出来たので転職 C社に転職して1年後、生活に変化があ りオフィスのある東京へ引っ越し C社在職中昨年2025年3月に北海道に 引っ越しちょうど9ヶ月前くらいに現 在の株式会社ゴーレムに転職
03 01 01 01 メリット 住む場所を自由に選べる ライフステージへの適応 家賃を抑えられる 都市の喧騒を避けられる 仕事環境を自分で作れる
デスク・チェア・モニターなど を自分に合うものを選べる 家庭との両立がしやすい 02 02 02 自由な時間が増える 通勤時間がなくなるので時間が 増える 昼休憩に自炊が出来る 03 03 03 フルリモートのメリットはデカい
ただ、メリットがデカい反面 見えないデメリットもあります
04 デメリット 飲み会に誘われない😇 飲み会に誘われない😇 オフィスが東京にあるので、当たり前 飲み会に参加したくて東京に行ってます
それは半分冗談として
04 01 01 01 デメリット 勤務時間の意識が薄れる 周りに人がいないので気がつい たら時間が経ってる 場合によっては働きすぎに陥る 他部署との連携
他部署がどういった仕事をして いるかがオフィス勤務の頃以上 に見えづらい ビジネスサイドの悩みは共有さ れるまで気づきにくい 02 02 02 オフィスメンバーの スケジュールの把握 Google カレンダーで基本的に は管理しているが稀にカレンダ ーに書いてない動きをしている ことがある 03 03 03 やはりコミュニケーション面の問題はデカい
04 04 04 04 デメリット マネジメントが難しい ジュニアレベルのメンバーの教 育コストは膨れ上がる 対面だとすぐに解決出来る内容 がリモートになった瞬間難しく
なることも エスカレーションが 上がってくるのが遅くなりがち 体感の部分もあるがオフィス勤 務の頃に比べて口頭説明であれ ば、すぐ出来る報告がリモート だと状況の共有などに時間がか かる例も多い 05 05 05 運動不足 気をつけないと健康診断に引っ かかる オフィス勤務の頃はなんだかん だ通勤で歩いてた 06 06 06
特にリモートで私が課題に 感じたのは下記3つ 他部署との連携 02 02 02 04 04 04 マネジメントが難しい
エスカレーションが 上がってくるのが遅くなりがち 05 05 05
05 やったこと 他部署との連携 - 共創プロセスの改善 越境のしやすさ まだ小規模な組織なので組織規模を活かし、直接対話の機会を自分から取りに行く プロトタイプ先行型 コーディングエージェントによる実装速度の速さを活かして、 とにかくまずはフロントエンドのモックアップを作って認識齟齬をなくす方針に
開発初期からビジネスサイドのメンバーも巻き込み、UI/UXのミスマッチを防止
05 やったこと 他部署との連携 - 共創プロセスの改善 【結果】 フロント先行開発が、システム全体の品質向上へ バックエンドメンバーが実装に入る前に、画面を見ながら「考慮漏れ」や「エッ ジケース」の確認ができるフローが定着。 結果として、バックエンド側の作業の手戻りをかなり削減できました。
05 やったこと マネジメントが難しい - 1on1とチームで話す時間を作る 対話と自己開示の場を設ける 最低でも週1回10分程度メンバーと話す時間を取る またメンバー同士でも週1回程度チームでの会話の場を設ける 主体的な挑戦を後押しする なんだかんだ言ってもエンジニアには主体性が大事
最近勉強してることや、技術的に気になっている話題をチームでの会話の場で話す時 間を作る
05 やったこと マネジメントが難しい - 1on1とチームで話す時間を作る 【結果】 メンバーからの質問・相談件数が目に見えて増加しました。 実務の細かい話(端末などの環境依存の問題の向き合い方)から、キャリアパス まで幅広い話を引き出せるように。 とはいえ、リモート特有の難しさも痛感。時には直接ご飯に行って相談に乗るこ
ともありました。 ピープルマネジメントに正解はないと思うので、一生悩み続ける気がする...
05 やったこと エスカレーション遅延問題 - テキストコミュニケーションを中心に テキスト情報を元にした状況把握 会議は必ず自動録画・AI要約を実施し、一次情報を残す プロジェクトの進捗・経緯をテキストで構造化 AIを活用し、膨大なログから素早くコンテキストを理解する 心理的ハードルの払拭
とりあえず「迷ったら上げる」を推奨する信頼関係の構築 エスカレーションは解決を早める場とする
05 やったこと エスカレーション遅延問題 - テキストコミュニケーションを中心に 【結果】 トラブル発生時、原因把握までのスピードが劇的に向上。 特に顧客との「言った・言わない」の認識齟齬は、初動の遅れが致命的な二次ト ラブルを生みます。過去の経緯を瞬時に辿り、素早く原因を特定できるメリット は想像以上にデカいです。
06 まだ課題も多い ビジネスサイドの抱えている課題の把握をもっとしたい 話す機会を作っているとはいえ、まだまだ多分本音が引き出せてないと思う ちょっとした意見でも忖度なく引き出す方法は模索していきたい ぶっちゃけ仲良くなるしかないかも ピープルマネジメント難しい・・・、正解もない 対面でのコミュニケーションでないと汲み取れない部分というのはやはりある さらにAIの台頭もジュニアメンバーのプレッシャーの一つになるかもしれない
07 まとめ リモートなりの認識齟齬の起きづらいコミュニケーションを意識する 1.「見せる」 : プロトタイプで認識のズレを最速で潰す 2.「残す」 : テキストとAI要約を活用し、透明性を保つ 3.「話す」
: 心理的ハードルを下げ、エスカレーションを恐れなくて良い環境を作る AI時代のリモート勤務で、最後にモノを言うのは「人間関係」 ツールで効率化できる部分はとことん効率化する AIに任せられる部分は任せて、出来た時間で社内文化の形成に時間を充てる 社内のメンバーに「良い人」と思ってもらえる仕事をしよう