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設計の話をする前にすり合わせしたい言葉 / Reconcile our word before start designing architecture

ShinkuFencer
January 10, 2019

設計の話をする前にすり合わせしたい言葉 / Reconcile our word before start designing architecture

App Client Melting Pot #1「設計」https://app-client-mp.connpass.com/event/112973/ にて飛び込みLTした資料です。

ShinkuFencer

January 10, 2019
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Transcript

  1. • 日本語としても意味が複数ある言葉なのでま ずそこで認識の土台が変わる • Modelと認識できても細かい部分は三者三様 ◦ 特定のクラスの役割を意味するものと勘違いするこ とがある極端な例だけど、Ruby on Railsだけやって

    きたひとだとActiveRecord = Model という勘違い ◦ JSONとHashだけで終わる世界観だとモデルという 観点を考えない場面もある • 設計などにおいては「データのモデル」とい う側面で使われるのでデータモデリングとい う言葉で考えると良さそう 11 モデル(Model)
  2. • 責務ごとに レイヤーに分けて作る アーキテクチャ • 例示としてよくでてくる のは横の4つのレイヤー ◦ ヘキサゴナル、オニオン クリーン、いずれも

    基本はこの概念の発展形 16 レイヤードアーキテクチャ UIレイヤー Applicationレイヤー Domainレイヤー Infrastructureレイヤー
  3. • 分けるメリット ◦ 関心事の分離ができる ◦ 隣り合う層同士は依存するが 離れたところは分離可 17 レイヤードアーキテクチャ UIレイヤー

    Applicationレイヤー Domainレイヤー Infrastructureレイヤー 関心ごとの分離をして 疎な状態に保ってあげることで レイヤードアーキテクチャの メリットを得ることができる
  4. • 無意識にメリットが損なわれるケース 20 レイヤードアーキテクチャ UIレイヤー Applicationレイヤー Domainレイヤー Infrastructureレイヤー JSON JSON

    JSON JSON ちゃんと各レイヤーごとに 渡しているから分離してるし 簡便にデータを渡せてるよね!
  5. • 疎じゃなくなってる ◦ そのままのリレーだと UIレイヤーが隣り合わない Infraレイヤーの情報を そのままつかっていることに ◦ 右図のように UIが2つのレイヤーに

    依存する形になってしまう ◦ 疎にするなら、JSONをまま ではなく、JSON形式の違う データとしてリレーすると 問題はなくなる(はず) 23 レイヤードアーキテクチャ UIレイヤー Applicationレイヤー Domainレイヤー Infrastructureレイヤー