Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

2022のShowNetに向けて_ShowNet2021_conf_mini_5_2022_stm

 2022のShowNetに向けて_ShowNet2021_conf_mini_5_2022_stm

ShowNet

July 01, 2021
Tweet

More Decks by ShowNet

Other Decks in Technology

Transcript

  1. ShowNetについて ShowNetとは? 2 I know it works because I saw

    it at Interop 市場と技術の最前線、未来が見えるネットワーク • 最新鋭の技術、機器を集め構築される近未来ネットワーク • 新技術の相互接続 • 提供された機器を使い実ネットワークを構築 • 世界最大のライブデモンストレーション • 2年後、3年後に業界に浸透する技術に先駆けて挑戦 • 世界、国内で初披露(実稼働)される新製品も導入 • Interop Tokyoが唯一、開催当初のスピリットを継承 • コントリビューション(機器、技術提供)によって構築されます • 産学官から集まったNOCチームメンバーと、機器やサービスをご提供頂く コントリビュータのみなさま、一般から公募するボランティア (STM) の三位一体で構築
  2. ネットワークの規模 • コントリビューション機器/製品/サービス台数:約1500台 • 動員数(のべ) :368名 • NOCチームメンバー :30名 •

    STM :33名 • コントリビュータ :305名 • UTP総延長:約21.0km 光ファイバー総延長:約5.5km • NOCラック及びPod総電気容量 100V:約140.0kW 200V:約66.0kW • 内訳(NOC 100V:約115.0kW 200V:約62.0kW、Pod 100V:約25.0kW 200V約4.0kW) • NOCラック及びPod総コンセント数(100V,200V含む):約240個 • 内訳(NOC 約190個、Pod 約50個)
  3. 3つの要素が、協力、調和することで、ShowNetは構築、運営されています! ShowNet NOC STM コントリ ビュータ ShowNet機材提供企業 各種ネットワーク機器,負荷試験装置, ソフトウェア, そして人材の提供

    産学界から様々な人材が参加 東京大学、情報通信研究機構、 NTTコミュニケーションズ、慶應義塾大学、 ジュニパーネットワークス、シスコシステムズ、 and more 一般公募によるボランティアスタッフ 大学,専門学校,高専,企業(ISP, SIer…)など多種多様 ShowNetを作る人
  4. 3つの要素が、協力、調和することで、ShowNetは構築、運営されています! ShowNet NOC STM コントリ ビュータ ShowNet機材提供企業 各種ネットワーク機器,負荷試験装置, ソフトウェア, そして人材の提供

    産学界から様々な人材が参加 東京大学、情報通信研究機構、 NTTコミュニケーションズ、慶應義塾大学、 ジュニパーネットワークス、シスコシステムズ、 ソニーネットワークコミュニケーションズ and more 一般公募によるボランティアスタッフ 大学,専門学校,高専,企業(ISP, SIer…)など多種多様 ShowNetを作る人 総勢350名以上のエンジニアが参加
  5. STM : ShowNet Team Member • ShowNetの構築を一緒に行うボランティアチーム • 全国から約100名の応募の中から選抜された33名 •

    ホットステージから15名、会期から18名が参加 • 次世代のNOCチームメンバ発掘
  6. スケジュール 日程 イベント 2020 10/9 STM説明会申込み開始 11/7 STM説明会(ライブ配信) 11/10 13:00~11/30

    18:00 STM説明会(オンデマンド配信) 12/4 事前アンケート締切 12/中旬 書類選考結果通知 2021 1/16, 1/23 書類通過者面接(オンライン) 1/25 STM選考結果通知
  7. ShowNetという場所の性質 • 最終ゴールは出展社様へのサービス提供 • ただのNW提供ではない • 様々な最新技術を駆使したチャレンジ • 相互接続を実施 •

    ShowNetを成功させることが我々の絶対目標 • 限られた時間でShowNetを構築 • 自身の希望する作業に限らず多種多様な作業を行う • 時にはNOCメンバーがタスクを奪う
  8. STMの担う様々な作業 (1/2) • ラックマウント作業 • 配線作業 • 出展社ブース向けケーブル準備作業 • ShowNetサービスカウンター設営作業

    • ShowNetサービスカウンターでの出展 社来場者対応 • ShowNetテクニカルセッション補助 • トラブルチケット対応業務 • ShowNetウォーキングツアー補助 • 主催者イベントスペース設置機器の 監視や来場者対応 • 撤収作業
  9. STMプログラムで「経験できること」 • 大規模ネットワークを"0"から作り"0"に戻す経験 • ネットワーク構築に必要な作業を短期間で一通り行う • ただし、分担作業のため各人が全ての作業を経験できるわけではない点に注意 • 組織に囚われない人と人との繋がり •

    NOC, コントリビュータ, STMを通じて、組織を越えた横の繋がりを作れる • 自己マネジメント、チームワーク • 短時間でアウトプットを出すためのコントロール • チームとして成果を最大限引き出すためのコントロール • 正確な報告と相談
  10. STMに求められる能力 • 技術 • L1 – L7の技術、サーバや仮想化技術、アプリケーションに ついて一通りのことを理解している必要がある • 時には構築・運用に必要なツールを自作

    • 主体性 • 現場で触れる様々な技術について自ら理解することが求め られる • 自分が分からないことを周りの人に聞ける • 責任感 • ShowNetを完成・成功させることが我々の目的
  11. エンジニアの状況(ShowNet) • NOCメンバー(中央値) • 2016 37歳 • 2017 36歳 •

    2018 35歳 • 2019 34歳 • 2021 37歳 • 2021は3名が新たにNOCに! • 29名中17名がSTM経験者 NOC(29名) STM(33名) さらなる人材の確保と若返りが必要
  12. まとめ • STMという一種のロールプレイ • 日常の生活や仕事と全く異なる環境・ミッションに自らの身を置く • 短期間の極限状態で得る経験 • この規模のネットワークを0から作り0に戻す経験は他では得られない •

    業務やラボでは経験できない空間 • L0〜L7、構築、運用、サービス提供、解体 • 次のNOC発掘の場 明確な育成としてのカリキュラムではないが、多くのSTMが短期間で 技術面スキル、コミュニケーションスキル、マネジメントスキルなどを習得 自己成長プログラム