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外出自主トレプログラム(Goトレ)事業概要_2023年度

SMARTふくしラボ
April 22, 2024
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 外出自主トレプログラム(Goトレ)事業概要_2023年度

令和5年度 国土交通省共創モデル実証運行採択事業
https://pacific-hojo.com/transport_kyousou/adopter/report/17.pdf

SMARTふくしラボ

April 22, 2024
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  4. 12 黒部市における幸福度・満足度 「とても幸せ」を10点満点、「とても不幸」を0点とすると、何点くらいになるか、 10点・9点・8点・7点・6点・5点(ふつう)・4点・3点・2点・1点でお答えください No. 設問 回答 1 現在、あなたはどの程度幸せですか。 (   )点

    2 現在、あなたの住んでいる地域の暮らしにどの程度満足していますか。 (   )点 3 あなたの町内(集落)の人々は、大体において、どれぐらい幸せだと思いますか。(自分の同居家 族は除いて考えてください。) (   )点 4 今から5年後、あなたはどの程度幸せだと思いますか。 (   )点 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 5 自分だけでなく、身近なまわりの人も楽しい気持ちでいると思う (   ) 今の生活環境について 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 No. 設問 回答 6 黒部市では、介護・福祉施設のサービスが受けやすい (   ) 7 黒部市では、日常の買い物にまったく不便がない (   ) 8 黒部市では、公共交通機関で、好きな時に好きなところへ移動ができる (   ) 9 黒部市には、楽しい時間を過ごせる娯楽施設がある (   ) 10 黒部市の行政は、地域のことを真剣に考えていると思う (   ) 11 黒部市の公共施設は使い勝手がよく便利である (   ) 12 黒部市の雰囲気は、自分にとって心地よい (   ) 13 黒部市には、まちなか、公園、川沿い等で、心地よく歩ける場所がある (   ) 14 黒部市では、身近に自然を感じることができる (   ) 地域(黒部市)の人間関係 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 No. 設問 回答 15 黒部市では、地域活動(自治会・地域行事・防災活動等)への市民参加が盛んである (   ) 16 黒部市には、困ったときに相談できる人が身近にいる (   ) 17 私は、黒部市に対して愛着を持っている (   ) 18 私は、見知らぬ他者であっても信頼する (   ) 19 黒部市には、若者が活躍しやすい雰囲気がある (   ) 自分らしい生き方 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 No. 設問 回答 20 自分のことを好ましく感じる (   ) 21 私は、身体的に健康な状態である (   ) 22 私は、精神的に健康な状態である (   ) 23 将来生まれてくる世代のために、良い環境や文化を残したい (   ) 24 暮らしている地域には、新たな事に挑戦・成長するための機会がある (   ) あなたが住んでいる黒部市のことについて、教えてください。 健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、 肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされ た状態(well-being)にあること。(日本WHO協会:訳) well-being 効果測定の軸は、「身体的健康」「精神的健康」「社会的なつながり」 〇身体的健康・・・ウェアラブルによる運動量、ロコモ診断、フレイルチェック ※中長期的には、フレイルIDを活用し、介護度の抑制などを測定 〇精神的健康・・・心情的な変化、第3者の評価 〇社会的つながり・・・移動手段の習得、買い物、外出頻度、会話量 ウェルビーイングで測る
  5. 13 対象者について Goトレ対象者 モビリティ チェックリスト で対象判定 Goトレ対象者 一部対象者 一般介護予防事業対象者の中で移動 課題があると思われる人は、

    「モビリティチェックリスト」 によって判定する。 モビリティチェックリスト (仮) 〇移動手段 ・運転免許の有無 ・家族が移動手段を持っているか ・近くに外出を助けてくれる人がいる ・免許返納を考え始めている 〇移動知識・経験(3年以内) ・公共交通に乗ったことがある ・タクシーを利用したことがある ・一人で公共交通に乗れる 〇地域特性 ・歩いて行ける範囲にバス停がある ・公共交通が少ないエリアである ・冬場の移動が難しいエリアである
  6. 火曜日コース 事業化した際の延べ参加目標 1日8名/週32名/月128名/年間1,536名 コース① 第1週、第3週 ※実施曜日は、体操教室がある火曜日から金曜日までの週4回(月16回)とする。 元気はつらつ体操教室(一般高齢者介護予防事業) 会員1人当たりの利用回数 3ヶ月プログラム/月2回/6回セット/2回測定 月に2コース

    外出自主トレーニングプログラム「Goトレ」利用者(介護予防総合事業対象者) 15 Goトレの会員へ 介護予防総合事業対象者 (要支援1・2、要介護1) 水曜日コース 木曜日コース 金曜日コース 体操教室会員 40名 体操教室会員 40名 体操教室会員 40名 体操教室会員 40名 Goトレ会員 8名 Goトレ会員 8名 コース② 第2週、第4週 〇事業の目的 (1)効果的な介護予防総合事業のメニュー開発 ・外出することが介護予防につながることの証明 ・参加することへのネガティブなイメージを払拭 (2)移動手段のトレーニング ・自家用車以外での移動手段を使ったことのない人をトレーニング ・移動の選択肢を増やす (3)地域資源・移動資源のフル活用 ・もともとあるものを活かす (タクシー、バス、電車、福祉車両を活用) (地域の魅力的なスポットを外出自主トレ先として活用) 効果:「外出することが介護予防になる」 コンセプト:「月に2回は外出しよう」 ※実証実験時は、対象を広げる(一般高齢者含む)
  7. 16 Goトレ事業シュミレーション 【収入単価】 〇介護予防総合事業費:Goトレ1回@3,000円・Goトレチェック1回@2,000円 〇参加者負担:自己負担Goトレ参加1回@500円 〇その他財源 (今後検討) ・公共交通利用促進 ・免許返納者支援 等

    【Goトレパッケージ】 3ヶ月で6回のGoトレと2回のチェック(計8回) 4月~6月(3ヶ月) 各コース@8名 7月~9月(3ヶ月) 各コース@8名 10月~12月(3ヶ月) 各コース@8名 1月~3月 イベント型Goトレ 【サロンでGoトレ】 ※検討中の形 12ヶ月で10回のGoトレと2回のチェック(計12回) 地区単位での 体操教室などのサロン 週1回の通いの場 5月~2月 サロンでGoトレ 4月 Goトレ 測定・診断 3月 Goトレ 測定・診断 月1回の外出Goトレ 「サロンでGoトレ」 地区単位サロン連携 3か月で一人あたり25,000円
  8. 17 Goトレ事業シュミレーション① 【収入単価】 〇介護予防総合事業費:Goトレ1回@3,000円・Goトレチェック1回@2,000円 〇参加者負担:自己負担Goトレ参加1回@500円 〇その他財源 (今後検討) ・公共交通利用促進 ・免許返納者支援 等

    【Goトレパッケージ】 3ヶ月で6回のGoトレと2回のチェック(計8回) 4月~6月(3ヶ月) 各コース@8名 4コース(火・水・木・金) 8名×4コース=32名 7月~9月(3ヶ月) 各コース@8名 10月~12月(3ヶ月) 各コース@8名 1月~3月 イベント型Goトレ 3ヶ月で1人@25,000円 (Goトレ3,000円×6回+チェック2,000円×2回+自己負担500円×6回) 3ヶ月パッケージ×3期 32名×3期=96名 イベントGoトレ3回 20名×3回=60名 イベント1回@70,000円 (3,000円×20名+自己負担500円×20名) Goトレ事業費 3ヶ月分 25,000円×32名=800,000円 ※1か月あたり@約267,000円 イベントGoトレ事業費 70,000円×3回=210,000円 Goトレ事業費 3期分 800,000円×3期=2,400,000円 Goトレ全体事業費 2,610,000円 ※介護予防総合事業財源(2,292,000円) (Goトレパッケージ3ヶ月×8回×4コース×3期) (イベントGoトレ3回) 対象者人数想定156名 (Goトレ8名×4コース×3期+イベントGoトレ20名×3回)
  9. 18 Goトレ ◦◦◦◦ (介護予防拠点・事業主体) Goトレプログラムの財源構成 後期高齢者等 移動困難者の移動支援財源 バス・タクシー 公共交通 市単独財源

    単発的な助成金 公共交通の充実 移動経費の補助 ≒ 介護予防総合事業対象者 後期高齢者等 移動困難者の移動支援財源 介護予防総合事業費 介護保険の介護予防財源 活用可能な制度 効果測定データ フィードバックデータ 介護費・医療費抑制 公共交通の乗車率アップ 利用料収入増 移動支援と介護予防を同時解決 するしくみと財源の循環 【今までのしくみ】 【新しいしくみ】 健康寿命の延伸 運転免許返納者移動支援費 公共交通利用促進費 自己負担
  10. GoトレMoverアプリ 利用者管理・運行管理 送迎シフト・運行記録 Goトレアプリケーションと効果検証研究 Goトレウェアラブル 利用者プログラム管理 データフィードバック フィールドで自主トレ ウェアラブルでの位置情報管理 アナウンス通知・緊急時連絡

    実績請求 実績報告 個人データのフィードバック Goトレリーダー 会員登録 効果検証研究 EBPM フレイルIDの活用 利用者管理・運行管理・効果測定を一体化したアプリの開発 21 2024年度向け、新たなシステムを開発中 (apple watchモデル)
  11. 23 収入 収入合計 2,610,000 介護予防財源 2,292,000 自己負担 Goトレ1回あたり@500円 318,000 公共交通利用促進費

    検討中 0 支出 費用合計 2,610,000 交通経費 600,000 タクシー 路線バス 電車 MIX イベントGoトレ経費 20名×3回のGoトレイベント 210,000 謝金 Goトレリーダー謝礼 100,000 保険料 50,000 人件費 運営スタッフ経費 650,000 システム利用料 Goトレ管理アプリ一式 800,000 ウェアラブル 400,000 管理者スマホ 200,000 データ分析 100,000 診断チェック 100,000 管理費 広報、チラシ、パンフ提供 200,000 ①Goトレ3か月パッケージ(2回のチェックと6回のGoトレ) 8人×4コース×3回 ②イベントGoトレ 20名×3回 合計費用 2,610,000円 想定参加人数156名:8名(Goトレ3か月パッケージ)×4コース×3期+20名×3回(イベントGoトレ) 延べ参加者数636名:8名(Goトレ)×月2回×3か月×4コース×3期+20名×3回(イベントGoトレ) 1回16名プラン 想定参加者:312名 延べ参加者:1,272名 ジャンボタクシー2台を活用 総事業費:5,220,000円 月8コースプラン 想定参加者:312名 延べ参加者:1,272名 月2回を隔週で4コース=8コース 総事業費:5,220,000円 想定 Goトレ(ミニマム)プランのシュミレーション
  12. 介護予防プログラムとの連携に関する実証事業(富山県黒部市) 富山県黒部市 人口:39,638人 世帯数:15,238世帯 高齢化率:32.0% 面積:426km2 (R2国勢調査) ⚫ バスの減便、福祉送迎の運転手など、移動手段 の縮小が顕著になり、移動財源の確保が課題。

    ⚫ 福祉分野では、2030年に介護需要がピークを 迎えるなか、介護予防総合事業に関する効果的 なメニューが不足。 ⚫ 地域資源をフル活用し、地域丸ごとデイサービ ス化した福祉サービスを開発。介護予防財源を 活用しながら、公共交通の持続性向上に取組。 【交通モード】相乗りタクシー (一般乗用(貸切))<2台> ⚫ 福祉センターの外出トレーニングプ ログラムに、モビリティトレーニン グとして、公共交通を知る・学ぶ・ 体験するメニューを追加。今年度は 乗合タクシーを利用して、高齢者の 外出機会を創出。 ⚫ タクシー利用料金に、介護予防総合 事業費を充当することにより、交通 事業者の収入確保を図るとともに、 利用者の自己負担を軽減。 対象地域 背景・概要 実施内容 区分 意思決定・実施主体 実施による成果・効果 ⚫ 利用者数:187名(28回実施) 【9/19~12/15】 ⚫ 平均参加人数:6.67人/回 ⚫ 公共交通を利用することにより、日常の行動範囲外への外出 機会が生まれるなど、公共交通の利用促進に限らず、高齢者 のウェルビーイング向上の両立を実現。 今後の事業展開 ⚫ 要介護5の1人にかかる経費(年間約4.3百万円)と外出ト レーニングプログラム40名分の経費は同程度であり、自治体 が負担している介護費・医療費の抑制効果が期待されるため、 中長期的に検証を進めていく予定。また、公共交通促進費や 免許返納の推進費用についても、組み込んでいくことを検討。 A 中小都市、過疎地など 【人口10万人未満の自治体】 他分野と交通事業の相互利用促進 移動制約者の移動の足の確保 医療・介護・福祉 ×交通 実施主体 運行主体 桜井交通 外出トレーニングプログラムの設計 プラットフォーム事務局 SMARTふくしラボ 運行委託 調査・分析 実証実験の拠点 利用者・運行主体との調整 黒部市社会福祉協議会 介護予防に関する助言 公共交通利用に関する助言 黒部市 福祉課・都市計画課 お出かけスポット 道の駅 市民交流センター 牧場 ショッピングセンター 観光スポット 外出トレーニングプログラムの訪問先 優良事例として掲載
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  22. 【Goトレの考察】 37 〇消費行動 1人当たり@食事、デザート、買い物(お土産)=1500円から3000円程度の消費 〇移動 歩行数1500歩から2000歩@2時間 〇会話 1時間程度会話、談笑は女性にとって長い時間ではない。=脳トレ 〇グループ 2名から3名でのグループ行動する場合、比較的にアクティブになる。

    〇フィールド 毎回変えるのではなく、複数回来ることでいろんなところに行ってみる、お気に入りのルー ティンが出来る。 〇準備 Goトレに参加することによって、前後にいろんな準備がでてくる。
  23. Go が生み出す新たなコトと価値 ウェルビーイング 消費 経済活性化 食事 運動 外出 会話 つながり

    美容院 洋服 早寝 予定 感動 喜怒哀楽 お土産 まちづくり 友達 仲間 出会い 嫉妬 思い出 助け合い 初体験 記憶 自立
  24. 【Goトレの効果検証について】 厚生労働省地域づくり加速化事業の支援も受け黒部市、社会福祉協議会、SMARTふくしラボで協議を行ない、検討 を進めている。(現在も進行中) 〇段階での効果検証 短期的効果(1年) Point:身体的変化が大きく表れることは難しい。身体的健康以外の精神的健康、社会的つながりの変化を「見える化」 する方法を探る。(ウェルビーイング) ・変化が現れる指標設定 ・心理的変化(気持ち、目標、楽しみ) ・どのように変化することで外出しようと思うのか。そのポイントを見つける。

    ※要検討 一方で、絶対的な歩数の増加か見込める。歩くことによって介護予防効果は厚労省や研究などでも示されている。歩 行を調べることで認知症の発見などの研究も進んでいる。 中期的効果(2年~3年) Point:何もしない人、体操のみ参加する人、体操とGoトレに参加する人のデータの差異を調べる。Goトレ(外出)する ことの付加価値、効果が何かをあぶりだす。 ・高齢者の日常生活のデータ取得 ・Goトレ以外の生活時間の行動把握、GOトレによって前後の生活で変化した行動 長期的効果(5年~10年) Point:健康寿命延伸への効果 介護費、医療費抑制効果の検証、中長期による追跡データをもとに分析を行う。 ・公益財団法人身体教育医学研究所との連携 ・介護保険データ、医療費データなどの連携
  25. 【Goトレの事業展開】 〇他地域へGoトレを展開 実証実験中に20件を超える視察、問い合わせをいただいGoトレ事業の導入について検討しているこ となどがある。この事業実験を通じて、黒部市において介護予防財源を予算化することが初めて認めら れたことから、他の地域での事業化することが可能。現在、来年度に向け、5地域(山形県、富山県、長野県、 兵庫県内の市町村)でGoトレ事業化に向けての実証実験に取り組む予定。 〇Goトレ事業のブラッシュアップ 実証実験では、タクシーを活用したモデルであったが、来年度はバス、鉄道など公共交通を使うパターン を実験し、公共交通を使いこなせる人になるための「モビリティトレーニング」という要素を取り入れてい く予定。

    〇多様な事業主体の想定 Goトレを行政からの介護予防事業として委託を受ける先を作っていく必要がある。担い手としては、交 通事業者、介護保険事業者、まちづくり団体などが考えられる。事業として収支が取れるモデルを設計し ているので、来年度以降多様な主体でのモデルづくりを行う予定。 〇地域でのカスタマイズ Goトレとして同じシステムを活用しつつ、それぞれの地域にある移動資源、ニーズを組み合わせた移動 の共創を考えていく必要がある。今後は取り組みの事例などを集め、取り組みやすい切り口を検討しやす い環境を作っていく予定。