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Lambda10周年!Lambdaは何をもたらしたか

Makky12
November 15, 2024

 Lambda10周年!Lambdaは何をもたらしたか

2024/11/16(土) に開催された「JAWS-UG 名古屋 AWS GameDay がやってくる!」における、私のLT「Lambda10周年!Lambdaは何をもたらしたか」の発表資料です。

https://jawsug-nagoya.connpass.com/event/333419/

#jawsug #jawsug_nagoya

Makky12

November 15, 2024
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Transcript

  1. #jawsug_nagoya 自己紹介 ◼ 名前: 鈴木 正樹 (Masaki Suzuki) ◼ Job:

    クラウドアーキテクト&バックエンドエンジニア(※現職では違う) ◼ 好きな技術: • クラウド(主にAWS), サーバーレス(特にバックエンド) • Infrastructure as Code(特にAWS CDK), CI/CD, etc. ◼ 好きなAWSサービス: • AWS Lambda, AWS CDK ◼ SNS: • @makky12 (SUZUKI Masaki@クラウドエンジニア) • @makky12.bsky.social • https://github.com/smt7174/ • http://makky12.hatenablog.com/ 3
  2. #jawsug_nagoya サーバーレス 8 アプリサーバー不要 ・ アプリサーバー(≒EC2)が不要に(これがかなり衝撃的)(※1) ・ VPC周りの構築・管理も不要に コードを書くだけ ・

    開発者はコードを書いて、Lambdaにアップロードするだけ(※2) ・ AWSでの開発・運用ハードルがかなり下がり、AWSを採用する企業も増加 APIファースト ・ サーバーレスの普及に伴い、Web APIありきでの開発が普及(※3) ・ その結果、「APIファースト」が浸透し、ツールも充実(※4) ※1: あくまで「Web APIの観点で」の話です ※2: 厳密にはAPI Gatewayの定義やランタイム管理なども必要ですが… ※3: それ以外にも、Webフレームワークの進化も大きいと思います。 ※4: Swagger、Postman Flowsなど
  3. #jawsug_nagoya イベントドリブン 9 サービスをコードで処理 ・ 各サービスの処理をLambda(=ソースコード)ベースで扱えるように ・ いわゆる「イベントトリガ」(※1) Lambdaで殴る ・

    イベントさえ発火させれば、あとはLambdaで何とでも出来る」ように(※2) ・ 「コードを上げて、Lambdaで殴ればいい」 イベントベース処理 ・ 各サービスのイベントベースでの処理が主流に(=イベントドリブン) ・ 現在は外部サービスも扱えるようになり、さらに便利に ※1: 「イベントトリガ」そのものは、クラウド以前からあります。(RDBのトリガなど) ※2: もちろん限度はあります
  4. #jawsug_nagoya Lambdaアーキテクチャ(Lambdalith & Lambdaless) 10 Lambdalith ・ 「リクエストを1Lambdaに集約」し、Lambda数や管理工数などを削減(※1) ・ 肥大化・煩雑化しがちなLambdaの管理(ランタイムなど)がシンプルに

    Lambdaless ・ 「Lambdaがなくても出来る処理からLambdaをなくす」考え(※2) ・ 非同期処理をうまく使い、Lambda(の管理)自体をなくすアプローチ Next → ??? ・ 次のアーキテクチャ(アプローチ)は??? ・ AIがかなり進化してきているのを考えると、やはりAIがらみ? ※1: Lambdalithについての詳細は、下記を参照(Serverless Operationさんブログ) AWS Lambdaをモノリシックに使うLambdalithアプローチの紹介とそのメリット ※2: Lambdalessについての詳細は、下記を参照(AWS SA 淡路さん資料) サーバーレス開発のベストプラクティス ~より効果的に、より賢く使いこなすために~