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#52 週刊AWSキャッチアップ (2024/10/7週)

#52 週刊AWSキャッチアップ (2024/10/7週)

#52 JAWS-UG主催 週刊AWSキャッチアップ (2024/10/7週) - connpass
https://jaws-ug.connpass.com/event/333587/
https://youtube.com/live/SMCmp2Q53TQ

Sakakibara Kazuya

October 18, 2024
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Transcript

  1. Amazon VPC Latticeの利用可能リージョンに大阪リージョンを含む3つのリー ジョンが追加されました • VPC LatticeはVPC向けのリバースプロキシサービスで、VPCを跨いだ通信を 可能にするサービスです • 大阪リージョンのEKS上でAppMeshを利用していた場合の移行先として

    VPC Latticeを利用するといった用途で活用できると思われます 週刊AWS(2024/10/7週) Amazon VPC Latticeの利用可能リージョンに大阪リージョンを含む3つ のリージョンが追加 引用元: AWS App Mesh から Amazon VPC Lattice への移行 | Amazon Web Services ブログ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/migrating-from-aws-app-mesh-to-amazon-vpc-lattice/
  2. Mountpoint for Amazon S3 CSI driverで個別のPodごとに個別のAWS ID/IAM Roleの設定が可能になりました • 従前はクラスタ全体で1つのIAM

    Roleを利用する形式でしたが、よりきめ細か い設定ができるようになっています 週刊AWS(2024/10/7週) Mountpoint for Amazon S3 CSI driverで個別のPod単位での 設定が可能になりました ※CSIドライバー: Kubernetesで外部ストレージを利用するために使用するドライバーのこと
  3. Amazon OpenSearch Serverless に複数の新機能と拡張機能が追加さ れました 追加された機能(一部): • フラットオブジェクトデータ型の追加:ネストされたデータの効率的な保存、検索 が可能 •

    地理空間機能の拡張 • 多項集計(multi-term aggregation)機能追加 • 全体的なパフォーマンス向上:インデックス作成時のレイテンシ削減、昇順/降 順のソート処理の高速化など 週刊AWS(2024/10/7週) Amazon OpenSearch Serverlessで複数の新機能/拡張機能が追 加されました
  4. AWSが提供するOpenJDKのディストリビューションであるAmazon Correttoの 8, 11でEOLが延長されました • Amazon Corretto 8: 2026/4 ->

    2030/12まで延長 • Amazon Corretto 11: 2027/9 -> 2032/1まで延長 週刊AWS(2024/10/7週) Amazon Corretto 8, 11のEOLが延長されました
  5. Elasticacheはフルマネージド型のRedis OSS/Memcached/Valkey互換の キャッシングサービス 週刊AWS(2024/10/7週) Amazon Elasticache for Valkeyが利用可能になりました 2023 年

    2 月の AWS Black Belt オンラインセミナー資料及び動画公開のご案内 | Amazon Web Services ブログ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/2023-02-aws-blackbelt/ 引用元: New – Size flexibility for Amazon ElastiCache reserved nodes | AWS Database Blog https://aws.amazon.com/jp/blogs/database/new-size-flexibility-for-amazon-elasticache-reserved-nodes/
  6. Elasticache for Valkeyで得られるメリット(AWS公式から引用): 1. Lower pricing: 他エンジンの場合と比較してサーバレス型だと33%、プロビ ジョニング型だと20%料金が安くなる 2. Performance:

    1ノードあたり最大500万リクエスト/秒までスケール可能 3. API compatibility: OSS版のRedisと同等のAPIとなっているため、既存 Elasticache for Redis利用者はアーキテクチャ変更/コード書き換えなしに 移行が可能 4. Zero-downtime migrations: ElastiCache for Redisはダウンタイム なしでElasticache for Valkeyへ移行可能 週刊AWS(2024/10/7週) Amazon Elasticache for Valkeyが利用可能になりました 引用元: Get started with Amazon ElastiCache for Valkey | AWS Database Blog https://aws.amazon.com/jp/blogs/database/get-started-with-amazon-elasticache-for-valkey
  7. MemoryDBはフルマネージド型のRedis OSS/Valkey互換のインメモリデータ ベースサービス 週刊AWS(2024/10/7週) Amazon MemoryDB for Valkeyが利用可能になりました 2024 年

    7 月と 8 月の AWS Black Belt オンラインセミナー資料及び動画公開のご案内 | Amazon Web Services ブログ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/2024-07-aws-blackbelt/ 引用元: Get started with Amazon MemoryDB for Valkey | AWS Database Blog https://aws.amazon.com/jp/blogs/database/get-started-with-amazon-memorydb-for-valkey/
  8. MemoryDB for Valkeyで得られるメリット(AWS公式ブログから抜粋): 1. Lower pricing: 他エンジンの場合と比較してインスタンス時間あたりの料金 は30%程度、データ書き込み料金は80%程度の料金削減となる 2. API

    compatibility: OSS版のRedisと同等のAPI/データフォーマットとなっ ているため、既存MemoryDB for Redis利用者はアーキテクチャ変更/コー ド書き換えなしに移行が可能 3. Zero-downtime migrations: MemoryDB for Redisはダウンタイムな しでMemoryDB for Valkeyへ移行可能 週刊AWS(2024/10/7週) Amazon MemoryDB for Valkeyが利用可能になりました 引用元: Get started with Amazon MemoryDB for Valkey | AWS Database Blog https://aws.amazon.com/jp/blogs/database/get-started-with-amazon-memorydb-for-valkey/
  9. Amazon RedShiftでS3上のデータをLakeFormation経由で他RedShiftク ラスタに共有できるdata sharing with data lake tables機能がGAになりま した •

    従前はRedShiftクラスタごとにS3上のデータレイクへのアクセス設定を個別に やる必要がありました 週刊AWS(2024/10/7週) Amazon RedShiftでdata sharing with data lake tables機能 がGAになりました
  10. Redshiftはマネージドのデータウェアハウスサービス 週刊AWS(2024/10/7週) Amazon RedShiftでdata sharing with data lake tables機能 がGAになりました

    引用元: [AWS Black Belt Online Seminar] Amazon Redshift 資料のご案内 | Amazon Web Services ブログ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/bb-amazon-redshift-2023/
  11. AWS Network Load Balancerで、Amazon Application Recovery Controllerのゾーンシフトとゾーンオートシフトの機能が強化されました • ゾーンシフトは、AZ内でのみルーティングすることで、他AZへの通信を行わない ように制御する仕組み

    • ゾーンオートシフトと組み合わせることで、AZで大きな障害が発生した際、その AZへルーティングをしないようにすることで、耐障害性を向上させることが可能 になる機能 • 今回のアップデートでNLBでクロスゾーン負荷分散を実行している環境でも ゾーンシフトが利用可能になりました 週刊AWS(2024/10/7週) AWS Network Load Balancer(NLB)でゾーンオートシフトのサポー トが強化されました 引用元:ゾーンオートシフト – 潜在的な問題を検出時にトラフィックをアベイラビリティーゾーンから自動的に移動 | Amazon Web Services ブログ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/route53-arc-zonal-autoshift-launch-announcement-jp/
  12. Amazon Q Business が、エンタープライズ向け業務管理プラットフォームである Smartsheet との統合をサポートするようになりました • Smartsheet のデータを Amazon

    Q Business に同期することで、 Smartsheet のプロジェクトやタスクに関する情報をAmazon Q Business に問い合わせできます 週刊生成AI(2024/10/7週) Amazon Q Business が Smartsheet との統合をサポート (プレビュー版) 引用元:エンタープライズ向け業務管理プラットフォーム | Smartsheet https://jp.smartsheet.com/