Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

JAWS PANKRATION 2024のインフラ

JAWS PANKRATION 2024のインフラ

JAWS DAYS 2025 E-1「みんなで作るJAWS-UGイベントのインフラ」
https://jawsdays2025.jaws-ug.jp/sessions/E-1
構成図が小さいため矢印がつぶれている箇所が一部あります。

Sakakibara Kazuya

March 01, 2025
Tweet

More Decks by Sakakibara Kazuya

Other Decks in Technology

Transcript

  1. • 名前: 榊原 和哉 (@Kazuya80735) • 仕事: インフラエンジニア(得意領域: OpenShift/サーバー周り全般) •

    JAWSでの活動: JAWS配信部、週刊AWSキャッチアップ etc… 自己紹介 ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e
  2. • JAWS PANKRATIONとは? • インフラ構成 ◦ 構成図 ◦ Webサイト ◦

    配信システム ▪ 物理構成(登壇者映像の送出、文字起こし) ▪ 配信基盤 • 映像/翻訳 • 要約/Viewer Count • 配信サイト/登壇者控室/Ask the Speaker • 最後に 本日お話すること ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e
  3. • 今回時間が8分のため、より詳細な内容はこちらの資料をご確認ください ◦ JAWS PANKRATION 2024 - re:Trospective - ▪

    https://www.youtube.com/watch?v=3vGorUtNDU8 ◦ Webサイト ▪ https://speakerdeck.com/takuyay0ne/20241004-jpk2024-re trospective ◦ 配信バックエンド/技術選定 ▪ https://speakerdeck.com/yoshimi0227/jaws-pankration-202 4-pei-xin-sisutemunoshao-jie ◦ 台湾のCommunity Dayで発表した資料 ▪ https://speakerdeck.com/syoshie/behind-the-scenes-of-24- hour-global-online-event 本日お話すること ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e
  4. • JAWS-UGが主催する24時間のオンラインイベント • オリンピックイヤーに開催(2021, 2024) • CFPはAWSのタイトルホルダーのみが応募可 ◦ AWS Hero

    ◦ AWS Community Builder ◦ AWS Ambassador ◦ AWS Employee ◦ Jeff Barr ◦ etc… JAWS PANKRATION 2024とは ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e
  5. • イベントのコンセプト: ◦ 日本初のグローバルイベントを開催すること ◦ 海外の優れたエンジニア達とのリレーションを図ること ◦ 国内にいるローカルエンジニアをグローバルイベントに登壇してもら うこと ◦

    JAWS-UG の価値観 (ステートメント) でもある「Find new heroes」に よる新たなヒーローへの機会の提供 • イベントテーマ: No Border ◦ ランゲージバリアを取り払って、純粋にAWSの技術に優れた人が登壇 できるイベントを開催する JAWS PANKRATION 2024とは ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e
  6. • 構成図 • Webサイト • 配信システム ◦ 物理構成(登壇者映像の送出、文字起こし) ◦ 配信基盤

    ▪ 映像/翻訳 ▪ 要約/Viewer Count ▪ 配信サイト/登壇者控室/Ask the Speaker 目次 ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e
  7. Webサイト ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e • JAWS DAYS 2024のサイトをベースに 機能追加 ◦

    国際化対応(日本語/英語) ◦ microCMSを用いた記事投稿 ▪ microCMSを通して記事投稿 ができるように ◦ Bedrockによるセッションサマリ 言語切り替えボタン
  8. Webサイト ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e • AWS App Runner上でSSR方式 のNext.jsが稼働 •

    Github Actionsにてコンテナ イメージをビルドしてECRへ プッシュ • ECRへのプッシュをApp Runnerがいい感じに検知して 自動デプロイ ※SSR: Server-Side Renderingの略で、サーバ 側でJavascriptを実行、静的コンテンツを生成 する仕組みのこと
  9. 配信システム ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e • 主なポイント ◦ リソースは全て CDKで作成 ◦

    フロントエンドは Amplifyを使用 ◦ 物理機器での映像/ 音声分離 ◦ 文字起こし結果は APIで連携 ◦ 翻訳結果はIVS Chat(WebSocket) で送信 登壇者情報切替用 / 文字起こし用サイト 視聴用サイト
  10. 配信システム(物理構成) ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e • 登壇者はZoomで発表、映像配信用PC/音声用iPadもログイン • 映像配信用PCではOBS StudioからIVS Channelへ映像を送出

    • 音声用iPadにiRig2を接続、マイク音声として音声用PCに送信 • 音声用PC上のブラウザからChromeのSpeech APIを使用、書き起こし結果をAPI 連携 登壇者PC 映像送出用PC 音声用iPad iRig2でマイク音声として PCに送信 ※iRig2: オーディオインターフェース製品。 ギターなどの音声をiphoneなどに出力したりすると きに使われることが多い
  11. 配信システム(配信基盤③: 配信サイト/登壇者控室/Ask the Speaker) ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e • 配信用サイトは事前に選定した25言語に対応 •

    登壇者控室/Ask the SpeakerにはSaaSのVoicePingを活用、自動で文字起こし/ リアルタイム翻訳をしながらやりとりができた ◦ https://voice-ping.com/blog/jp-customer-story-jaws/
  12. その他(トラブルシュートなど) ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e • インフラ構築以外にも色々な人の協力があってイベントが開催できました ◦ 動画/デザイン ◦ 当日のオペレーション

    ◦ 海外登壇者とのやりとり/発送作業 ◦ AWS社員の方(AWSJ/IVSチーム) ◦ などなど。。。 • 開催直前ギリギリまで結構構成に悩んだり、当日機能追加したりもしていまし た。。 ◦ https://speakerdeck.com/yoshimi0227/jaws-pankration-2024-pei-xi n-sisutemunoshao-jie ◦ 開催直前になって開発合宿をしたりもしていました