Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
ソニーの事例から考えるプラットフォーム開発
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
ソニー株式会社
August 03, 2025
Technology
150
1
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
ソニーの事例から考えるプラットフォーム開発
ソニー株式会社
August 03, 2025
More Decks by ソニー株式会社
See All by ソニー株式会社
GitHub Universe 26 Sony
sony
0
27
撮るだけでは終わらない。ソニーが挑むB2Bカメラソリューション開発
sony
0
120
全社共通データ基盤をつくる。ソニーのDatabricks活用とデータガバナンス設計の裏側
sony
0
520
Sony-DroidKaigi2026
sony
1
1.1k
Flutterをカメラで動かしたかった話
sony
1
250
Sony_KMP_Journey_KotlinConf2026
sony
3
320
ソニーのスマホ通信制御エンジニアから東大博士へ~東大で 5G/6G研究に挑んだ 3年間~
sony
1
420
ソニー Creators' Cloudチームのハッカソン~生成AIで加速するイノベーション~
sony
1
300
Connpass-Xperia_Camera_App_by_HCD.pdf
sony
2
880
Other Decks in Technology
See All in Technology
Maestro MCPとClaude Code Skillsによる自律的なE2Eテスト支援
asmz
0
300
AWS Continuum for Penetration Testing に Deep Dive してみる
asanoharuki
2
1.4k
kintoneで在庫管理システムを作るときの要件定義・設計ポイント
kai0707
0
110
AI時代の開発はウォーターフォールに回帰する? / development-with-ai-back-to-wf
okamototakuyasr2
0
140
AIで選択肢が広がった組織設計の理想と現実
konifar
15
6.6k
【Oracle AI SPOTLIGHT ウェビナー】事例から見る!なぜOCIが選ばれたのか ― AI時代のクラウド戦略を紐解く ―
oracle4engineer
PRO
1
120
クラウドサインを止めずに Nuxt へ 次の10年のために先に決めたこと
bengo4com
1
170
Vue.jsのGitHubから学ぶ意思決定
yut0naga1_fa
1
320
AWS DevOps Agentはどこまで任せられるか 〜機能の現在地と、機能拡張の実践〜
nyankotaro
0
270
クラウドエージェントの先駆け Devin。今も最先端を走る、他との違い
kinopeee
1
490
Agent 活用環境の構築・運用のための AWS サービスのご紹介/agentcore-for-building-and-operating-agents
ren8k
1
210
顧客価値を追いかけたら、プライシングにたどり着いた
sansantech
PRO
2
1.1k
Featured
See All Featured
The Organizational Zoo: Understanding Human Behavior Agility Through Metaphoric Constructive Conversations (based on the works of Arthur Shelley, Ph.D)
kimpetersen
PRO
0
510
Leveraging Curiosity to Care for An Aging Population
cassininazir
1
540
Tell your own story through comics
letsgokoyo
1
1.1k
Designing Powerful Visuals for Engaging Learning
tmiket
1
620
How People are Using Generative and Agentic AI to Supercharge Their Products, Projects, Services and Value Streams Today
helenjbeal
2
370
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
37
7.5k
Odyssey Design
rkendrick25
PRO
2
890
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
37
6.6k
Leveraging LLMs for student feedback in introductory data science courses - posit::conf(2025)
minecr
1
450
Accessibility Awareness
sabderemane
1
260
Building the Perfect Custom Keyboard
takai
2
920
WCS-LA-2024
lcolladotor
0
930
Transcript
ソニーでの事例から考えるプラットフォーム開発 今から予測する2024年のPlatform Engineering ソニー株式会社 クラウドアーキテクト 佐藤瞬 2023.12.20
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 2 Agenda • ソニーにおけるクラウド活用 • ソニーにおけるサービス開発
• SEEDS Cloud • SEEDS Cloudの例から考えるPlatform Engineering • Product as a Platform • ブランディング • セキュアバイデフォルト • 認知不可の軽減 • 今後 • まとめ
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 3 自己紹介 商業誌 (出版:SBクリエイティブ株式会社) 同人誌 顔
• 佐藤瞬 • 経歴 • 2011-2016 SI企業 • 基幹システムからWebシステムまで色々 • 主にAWS上でのシステム開発・構築 • 2016- ソニー入社 • TVやAudio製品向けのサービス開発に従事 • 過去の発表スライド • https://www.slideshare.net/tenbo07 • https://speakerdeck.com/tenbo07 • 書籍 • AWS関連の書籍の執筆 • 同人誌の作成
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 4 ソニーにおけるクラウド活用 まずですが、今回こういった場にソニー所属のエンジニアとして登壇させていただいています。 この場に参加されている皆さんはほとんどがサーバーサイドのエンジニアだと思います。 おそらく、みなさんこう感じていると思います。 「ソニーってクラウド使ってるの?」
「ソニーでなにしているの?」 けっこうこういう場に出させていただくと、 「ソニーがクラウドやサーバーサイドをやっているイメージがなかった」 と言われることが多いです。 なので、まず我々がどういったことをやっているのかというご紹介をしてから 今回の本題に入っていきたいと思います。
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 5 事例 Meta 360RA Creators' Cloud
ブラビアみまもり →子どもがいるエンジニアも多いので刺さりそう SEEDS Cloud →これは今回の題材のため後ほど詳細に
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 6 TV番組情報配信サービス(Metaサーバー) TV SideView Music Center
BRAVIA BD Recorder/Player Meta Service 171 4300万 15億 サービス対象国・地域 接続クライアント APIアクセス数 国・地域 台/Day 回/Day ※ディスプレイ・オーディオ事業領域のデータ例です
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 7
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 8 360 Reality Audio向けサービス 360 Reality
Audio再生環境の個人最適化の実施 ①耳写真の撮影 ②撮影した耳写真を サーバーにアップロード ③耳写真から生成した パラメーターをダウンロード Server for 360 Reality Audio Server for 360 Reality Audio
クリエイターの創作支援に、クラウドの力を最大限発揮 Creators’ App ファイル転送、リモート撮影やクラウドストレージ へのアクセス、「Discover」などが 利用できるモバイルアプリ Creators’ Cloud (Web) クリエイターの撮影から制作全般を
サポートするプラットフォーム Master Cut (Beta) カメラのメタデータとクラウドAIにより、高速・高精 度に動画補正できるクラウドサービス Ci Media Cloud 使いやすいUIで、メディア共有や共同作業における 制作ワークフローを効率化するクラウド制作プラット フォームサービス Discover 撮影・制作した作品を世界中へ発信し、また 他ノクリエイターの作品を閲覧できるサービス
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 10 ブラビアみまもり 利用状況の表示 メッセージ送信 https://www.sony.jp/feature/owner/br/br23_mimamorilp/
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 11 といった形で、みなさんに言うまでもないですが最近ではサーバーサイドの役割が 非常に重要ですので、ソニー内でもかなりの規模でAWS/Azure/GCPをはじめとした クラウドサービスを活用してサーバーサイドの開発・運用を行っています。 プレイステーションなどもAWSガッツリですので、 全体ではほんとうに日本有数の規模になっています。
そういった前提をご理解いただいた上で、 我々が行っているプラットフォーム開発についてご紹介します。
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 12 ソニー内でプラットフォームの位置づけを担うものは正直たくさんあります。 社内の開発者向けのプラットフォームもありますし、 センサーデバイスとクラウドを連携させるユーザー向けのプラットフォームもあります。 今回のPlatform Engineeringという文脈だと主にサーバーサイドの
アプリ開発者に向けたプラットフォームを提供する事例が多いと思いますが、 今回ご紹介する我々が開発しているプラットフォームは 主にスマホアプリやデバイスの開発者向けのプラットフォームになります。
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 13 ソニーにおけるサービス開発 ソニーでは様々なプロダクトがあり、それぞれのプロダクトのエンジニアがいるので、 開発する中ではサーバーサイドのエンジニア以外が大多数になっています。 会社で見てもサーバーサイドのエンジニアはまだまだ少数派です。 そういった中でも、IoTというトレンドの中でソニー製品もインターネット接続し、サービスを
提供することが当たり前になってきました。 ただし、当然デバイス側のエンジニアはネットワークやサーバーの知見がなく、 いきなりネットワークサービスを提供することは難しいです。 一方、プロダクトは多数ありますので、それぞれ対応するにはサーバーサイドのエンジニアも 足りません。そういった中で、各プロダクトの要件を集めてプラットフォーム化して サービス提供できるようにしていこうという考えになります。
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 14 SEEDS Cloud そこで我々が開発したものがSEEDS Cloudです。 これは我々が所属するCSD部が元々テレビのチームだったこともあり、
HES製品向けのクラウドサービスプラットフォームとして提供しています。 機能としては基本的なもので、 認証、IoT基盤、データ配信基盤、データ分析・ML基盤といったものです。 一応のユーザー数としてはWWで1000万人を支えるプラットフォームになっています ただ、アカウントが1000万人なだけであって、ユースケースはそれぞれなので 同時接続数やリクエスト数はそこまでですが
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 15 SEEDS Cloudはなぜうまくいったかを振り返る 先ほどお話したようにソニーの中ではプラットフォームはたくさんあり、 消えていってしまったものも非常に多いです。そういった消えてしまったものを 振り返ってみると、Platform
Engineeringで語られるアンチパターンに陥っていた と感じます。特に多いのが技術先行で作ったものの、後からAWSなどがサービス化して 不要になってしまうというケースがやはり多いです。 その中でSEEDS Cloudというプラットフォームは現状はうまくいっていると思っています。 それがなぜなのか?という部分をPlatform Engineeringのプラクティスを基に 振り返っていきたいと思います。 当然SEEDS Cloudを作り始めたときは今のようにPlatform Engineeringという 言葉もなかったので、結果論としてこうなっているのでこのプラクティスにはやはり意味が あるという形になります。 やはり、まだまだPlatform Engineeringというものの実体は見えにくいと 感じる部分もあるので、こういった実例をもとにこういうことだよねという解釈を お話して、議論できればなと思います。
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 16 Platform as a Product クライアントと一緒にユーザーにどういう価値を届けるかというのを
把握した上で進めている クライアントからの要件・要求=機能ではない 様々なクライアントからの要求があり、それらに対して総合的に考慮したソリューション を考える。本当にやりたいことは?を徹底的に。 →SEEDS DataGateway
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 17 ブランディング 名前を付けるのは重要
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 18 セキュアバイデフォルト SSL/TLSや暗号化など、インターネット上をデータが通る上でどういうことが必要になるか 把握している デバイス側のエンジニアというのはこういった部分の把握がなかなか難しい Endpointをどう守るか
何をすべきか 将来的に何が問題になるか
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 19 認知不可の軽減 悲しい話 社内申請の肩代わり 社内でどういう申請を通せばいいか知っている やっていいこと悪いことがわかっている
マッチポンプのようなものだが、現実的にありがたい存在だったりするので、 大きな組織になれば、そういう価値提供もあってもいいかなと思いました。
付帯項目 部署名 ライツ表記 日付 20 今後 TBD THE Frugal Architecture?
プラットフォーム開発メンバーの市場価値? プラットフォーム化の拡大? →まとめにはつなげやすい
None