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目の前の仕事と向き合うことで成長できる - 仕事とスキルを広げる / Every little...

soudai sone
February 13, 2025

目の前の仕事と向き合うことで成長できる - 仕事とスキルを広げる / Every little bit counts

Developers Summit 2025 14-A-7 #devsumi
https://event.shoeisha.jp/devsumi/20250213/session/5558

# 参考資料
- EGG '24 | ゲーム業界ホワイト化の光と影
https://www.docswell.com/s/EGG/ZYDV8N-KazuhisaMinato
- 強いエンジニアのなり方
https://speakerdeck.com/soudai/grow-one-day-each-day
- ほぼ日
https://www.1101.com/umeda_iwata/
- 家づくりで理解する要求明確化の勘どころ~システム構築を成功させる要件定義のポイント
https://www.ipa.go.jp/archive/files/000065172.pdf

- ロールプレイング
https://druby.hatenablog.com/entry/20101202/p1

soudai sone

February 13, 2025
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Transcript

  1. 自己紹介
 曽根 壮大(40歳)
 Have Fun Tech LLC 代表社員
 株式会社リンケージ CTO

    兼 COO
 
 そ
 • 日本PostgreSQLユーザ会 勉強会分科会 担当
 • 3人の子供がいます(長女、次女、長男)
 • 技術的にはWeb/LL言語/RDBMSが好きです
 • コミュニティが好き たけ
 ね
 とも

  2. 経歴 高校卒業
 浪人
 警察官
 派遣社員
 社内SE
 インフラエンジニア
 Web エンジニア
 フルスタック


    エンジニア
 CTO(第1期)
 Customer Reliability Engineer
 CTO(第2期)
 独立
 ここから東京 いまここ リーマンショックと警察官の退職 タイミングが重複する 
 ソフトウェア エンジニア 
 CTO(第3期)

  3. • ability(能力)
 ◦ 実行力、または達成力
 ◦ 物事を成し遂げることができる力
 • capacity(容量)
 ◦ 最適な条件下であれば到達可能な上限の能力


    一般的な能力とは AbilityとCapacityを含めて、一般的な発揮される能力となる 
 特定の物事を成し遂げるために必要な能力を示すことに資格や免許がある 

  4. • Talent
 ◦ 芸術などの特殊な分野で隠れた能力(才能)
 • Skill
 ◦ 優れた技術的な能力(技能)
 • Proficiency


    ◦ 日常的に必要な事象を再現できる能力(熟練)
 能力(Ability)には種類がある
  5. • Talent
 ◦ 芸術などの特殊な分野で隠れた能力(才能)
 • Skill
 ◦ 優れた技術的な能力(技能)
 • Proficiency


    ◦ 日常的に必要な事象を再現できる能力(熟練)
 能力(Ability)には種類がある 経験や学習から蓄積される知識(ナレッジ)が才能や技能、熟練として発露される 

  6. 知る
 (知識の壁)
 やる
 (行動の壁)
 わかる
 (理解の壁)
 できる
 (技術の壁)
 している
 (習慣の壁)


    知っているだけでは
 知識ではなく情報
 知らない
 (無知の知)
 能力を伸ばす
  7. 知る
 (知識の壁)
 やる
 (行動の壁)
 わかる
 (理解の壁)
 できる
 (技術の壁)
 している
 (習慣の壁)


    知識を活用する経験が積まれて
 スキル=知恵になる
 知らない
 (無知の知)
 能力を伸ばす
  8. 知る
 (知識の壁)
 やる
 (行動の壁)
 わかる
 (理解の壁)
 できる
 (技術の壁)
 している
 (習慣の壁)


    スキルを身につけ、発揮している状態
 スキルの活用に再現性がある
 知らない
 (無知の知)
 能力を伸ばす
  9. 以下のステップで身につけられる
 • 具体的経験
 • 内省的観察
 • 抽象的概念化
 • 積極的実践
 


    コルブの経験学習モデル タスクを実行する 自分の能力より少しだけ大きい ストレッチしたタスクのほうが伸び率が高い
  10. 以下のステップで身につけられる
 • 具体的経験
 • 内省的観察
 • 抽象的概念化
 • 積極的実践
 


    コルブの経験学習モデル 具体的経験を多角的に省察する=ふりかえり 新しい発見と学びを見つけることが重要
  11. 以下のステップで身につけられる
 • 具体的経験
 • 内省的観察
 • 抽象的概念化
 • 積極的実践
 


    コルブの経験学習モデル 「複数の事例から共通点を抜き出す作業」である抽象化 「その共通点を一つの言葉でくくる」 概念化 内省的観察の発見や学びに対して一般化・概念化・抽象化する
  12. 以下のステップで身につけられる
 • 具体的経験
 • 内省的観察
 • 抽象的概念化
 • 積極的実践
 


    コルブの経験学習モデル 「抽象的概念化」によって導き出した知識やノウハウを実践する つまりTryを設定して実行する
  13. まつもとゆきひろさんという人に「オープンソースの秘密」につ いてうかがったことがあるんですけど、彼がとても興味深いこ とを言ってたんです。 
  どういうことかというと、彼にはまず、つくりたいものがある んですね。誰かのために、というのではなく、「自分はこういう ものがつくりたい」と思ってひとりでダーッとつくっていく。 
  そうすると、自然に適切な大きさの問題が生まれていくとい うんですね。たとえば、自分のつくりたいことが、この机いっぱ

    いくらいの大きさだとすると、「この机いっぱいの大きさのもの をつくる」と宣言してつくりはじめるんだけど、人間ひとりので きることには限界があるから、まあ、一部分だけしかできな い、と。
  そうすると、あいつが言ってたのにできてないところがここに あるぞ、とか、つくったというけど欠陥があるぞ、とか、 毎日毎 日動きを続けていると、適切な大きさの問題がつぎからつぎ に生まれるんだそうです。 
 で、それさえ生まれれば、インターネット上にはそれを解決す る人が現れる。新聞にクロスワードパズルが載っていたらそ れを解く人がいるように、 それをみんなが解いていくんだと。 
 
 https://www.1101.com/umeda_iwata/
  14. 1. 要望 
 2. 要求 
 3. 要件 
 4.

    仕様
 要望・要求・要件・仕様 上から下にブレイクダウンしていく 場合によっては往復もする 要求と要件は一緒として扱われることも多い
  15. 1. 要望 → 欲しいもの
 2. 要求 → 欲しいもの達成の条件
 3. 要件

    → 達成するためのシステム的な条件
 4. 仕様 → システム的な条件の実現方法
 要望・要求・要件・仕様
  16. 1. 要望 → 欲しいもの
 2. 要求 → 欲しいもの達成の条件
 3. 要件

    → 達成するためのシステム的な条件
 4. 仕様 → システム的な条件の実現方法
 ステークホルダー(顧客やPO)が持っている要望の例 - 会員制のECサイトがやりたい(機能) - 高速に表示したい(非機能) - 商品を沢山売りたい(機能・非機能) 要望・要求・要件・仕様
  17. 1. 要望 → 欲しいもの
 2. 要求 → 欲しいもの達成の条件
 3. 要件

    → 達成するためのシステム的な条件
 4. 仕様 → システム的な条件の実現方法
 要望・要求・要件・仕様 ステークホルダーと決めること - 会員登録できること(機能) - 商品を注文できること(機能) - 在庫を管理できること(機能 - 素早く表示できること(非機能要件) - 世界中のユーザが利用できること - Webとスマホアプリとして動作すること(機能要件) …etc
  18. 1. 要望 → 欲しいもの
 2. 要求 → 欲しいもの達成の条件
 3. 要件

    → 達成するためのシステム的な条件
 4. 仕様 → システム的な条件の実現方法
 要望・要求・要件・仕様 要件定義 - 会員登録機能 - 保存したい情報とか - マイページ - 表示したい内容とか - 管理画面 - CSV登録の有無とか - 実行環境 - Chromeだけでいいのかとか - 表示速度の基準値 - 表示して100ms以内に表示するとか …etc
  19. 1. 要望 → 欲しいもの
 2. 要求 → 欲しいもの達成の条件
 3. 要件

    → 達成するためのシステム的な条件
 4. 仕様 → システム的な条件の実現方法
 要望・要求・要件・仕様 各要件を実装するために必要な仕様の定義 - 会員登録はSSOに対応すること - 会員登録時に生年月日を取得すること - 氏名は姓と名で分けて保存すること - パスワードは20桁以上の半角英数字を使うこと - パスワードとメールアドレスは暗号化して保存すること …etc
  20. • Why 
 ◦ そのタスクはなぜ必要なのか 
 • What
 ◦ そのタスクの実現したいことは成果物はないか

    
 ◦ 完了の定義
 • When
 ◦ タスクの期限
 • Where
 ◦ ビジョンやゴールはどこか 
 • Who 
 ◦ ステークホルダーは誰か 
 ◦ 例えば依頼者は誰か、レビューは誰にお願いするか、とか 
 • How
 ◦ どのように実現するか 
 ◦ 実装のための制約や方針なども含む 
 タスクを整理する際に大切なこと