Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

生成AI時代のエンジニア育成 変わる時代と変わらないコト

Sponsored · Your Podcast. Everywhere. Effortlessly. Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.

生成AI時代のエンジニア育成 変わる時代と変わらないコト

Avatar for starfish719

starfish719

April 15, 2026

More Decks by starfish719

Other Decks in Technology

Transcript

  1. © Findy Inc. 2026.4.15 Findy AI Meetup in Fukuoka #5

    ⽣成AI時代のエンジニア育成 変わる時代と変わらないコト 1 ファインディ株式会社 テックリードマネージャー ⼾⽥ 千隼 @starfish0206
  2. © Findy Inc. 2 本⽇の内容 • ⽣成AIで変わったこと • 現場で起きた逆説 •

    なぜこうなったのか • AIに「使われる」 • 原点回帰 • AIを「使う」 • まとめ
  3. © Findy Inc. 4 コードの作り⽅が変わった • 「調べる → 試す」から「AIに聞く →

    コピペ」へ ◦ 詰まる時間が激減し、⾃⼒で調べることが減った ◦ 基本的な知識が無くても、動くコードを⼿軽に出⼒ • 公式ドキュメントよりAIへの問い合わせが先になりがち ◦ 「なぜ動くのか」を知らずに実装する機会が増えた
  4. © Findy Inc. 6 PRの量は増えたように感じたが、、、 • AI導⼊後に効率が上がったように感じていた • シニアエンジニアのアウトプット量は増えていた •

    若⼿エンジニアのアウトプット量は減っていた ◦ PRの質は落ちていた ◦ AIが出⼒したコードを理解せずにレビュー依頼が増加 ◦ レビューコメントが増え、レビュー負担が上昇した ◦ 結果的にリードタイムが悪化していた
  5. © Findy Inc. 9 AIに「使われていた」 • AIが出⼒したコードが正しいかどうかを判断できない ◦ 間違いに気づかずレビュー依頼 →

    指摘というループ ◦ ハルシネーションを⾒抜けず、誤った実装 • AIに正しい指⽰を出せない ◦ 「作ってください」しか⾔えない ◦ 意図と異なるコードが出てくる • 正しい設計‧⼿順を指⽰するには、正解を知る必要がある
  6. © Findy Inc. 12 「使う」と「使われる」の違い • 使う状態 ◦ ⾃分の意図に沿ってAIを動かせる ◦

    正誤を判断できる → 間違いをその場で弾く ◦ 正しい指⽰が出せる → 意図通りの出⼒が得られる • 使われている状態 ◦ 出⼒されたものをそのまま使う ◦ 判断せず、指⽰も曖昧 ◦ AIが作ったコードをレビューもせずにマージ ◦ エラーが出たらAIに投げるだけで原因を理解しない
  7. © Findy Inc. 13 基礎なきAI活⽤はAIに使われることと同義 • 基礎知識がなければ、正誤判定も正しい指⽰も出せない ◦ 動くものを作るレベルは「AIに使われている」 ◦

    正しい⽅法と⼿順で作るレベルが「AIを使う」 ◦ 正解を知るための⼟台が基礎知識 • AIを使う側に⽴つための前提条件が基礎⼒
  8. © Findy Inc. 15 今こそ原点回帰 • ⽣成AI時代だからこそ、基礎⼒の価値が上がっている ◦ 基礎知識 ◦

    座学 ◦ 資格取得 • 基礎はどんな時代も変わらない ◦ AI時代が来ても変わらなかった
  9. © Findy Inc. 16 ファインディでの基礎学習 • 基本情報技術者試験相当以上の資格取得を推奨 ◦ 広く浅い基礎知識を体系的に習得できる ◦

    コスパ‧タイパともに⾼い ◦ 無知の知レベルがAI時代の⼤きな分岐点になる • 資格取得を推奨 ◦ 合格したら受験料を会社が負担
  10. © Findy Inc. 18 正誤判定の質とスピードが上がる • 「このコードは何をやっているか」がわかる ◦ 間違いにその場で気づける •

    レビュー前のセルフチェックで問題を潰せる ◦ レビュアーの負担が減る • ハルシネーションを⾒抜けるようになる • 「何かがおかしい、、、」の感覚値が⾝に付く
  11. © Findy Inc. 19 AIに正しい指⽰が出せるようになる • 正しい⽅法と⼿順で指⽰を出せるようになる ◦ 意図通りのコードや設計 •

    レビューでの議論が本質的な内容になる ◦ 設計 ◦ パフォーマンス ◦ UI/UX ◦ 要件 ◦ etc
  12. © Findy Inc. 21 まとめ • AI時代で我々を取り巻く環境は⼤きく変わった • しかし⼀⽅で変わらなかったこともあった ◦

    ⼿を動かせ ◦ 汗をかけ ◦ 積み重ねた基礎と経験は絶対に裏切らない • AI時代だからこその原点回帰 ◦ 焦らずに着実に⼩さなことの積み重ね ◦ エンジニアとして基礎⼒、基礎筋⼒を鍛えましょう