Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
はやい開発のためのJSONデータ型の活用
Search
sunnyone
August 24, 2023
Programming
0
170
はやい開発のためのJSONデータ型の活用
sunnyone
August 24, 2023
Tweet
Share
More Decks by sunnyone
See All by sunnyone
multirange 型(多重範囲型)の活用
sunnyone
0
75
開発者とのコミュニケーションのはじめかた
sunnyone
0
46
概念モデル→論理モデルで気をつけていること
sunnyone
3
470
印象に残ったLLMの使い方5選
sunnyone
0
26
シンプルじゃないテーブルの見つけ方
sunnyone
1
360
Next.js App Router登場後の話
sunnyone
0
76
フロントエンドトレンドのふりかえりと事業に合わせた選択
sunnyone
0
110
メタプログラミングとは
sunnyone
0
2.4k
RustからPythonを呼び出す
sunnyone
1
4.5k
Other Decks in Programming
See All in Programming
AI Agent Tool のためのバックエンドアーキテクチャを考える #encraft
izumin5210
6
1.8k
Basic Architectures
denyspoltorak
0
650
15年続くIoTサービスのSREエンジニアが挑む分散トレーシング導入
melonps
0
120
ThorVG Viewer In VS Code
nors
0
760
AgentCoreとHuman in the Loop
har1101
5
210
大規模Cloud Native環境におけるFalcoの運用
owlinux1000
0
260
CSC307 Lecture 04
javiergs
PRO
0
650
OSSとなったswift-buildで Xcodeのビルドを差し替えられるため 自分でXcodeを直せる時代になっている ダイアモンド問題編
yimajo
3
590
ELYZA_Findy AI Engineering Summit登壇資料_AIコーディング時代に「ちゃんと」やること_toB LLMプロダクト開発舞台裏_20251216
elyza
2
1.4k
例外処理とどう使い分ける?Result型を使ったエラー設計 #burikaigi
kajitack
16
5.9k
それ、本当に安全? ファイルアップロードで見落としがちなセキュリティリスクと対策
penpeen
7
2.4k
Data-Centric Kaggle
isax1015
2
750
Featured
See All Featured
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
21
1.4k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
38
2.7k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
698
190k
Faster Mobile Websites
deanohume
310
31k
Test your architecture with Archunit
thirion
1
2.1k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
273
27k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1032
470k
Leo the Paperboy
mayatellez
4
1.4k
Heart Work Chapter 1 - Part 1
lfama
PRO
5
35k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
40
2.2k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
46
2.7k
Optimizing for Happiness
mojombo
379
71k
Transcript
はやい開発のための JSON データ型の活用 1
アジェンダ JSON 型とは JSON 型のメリット JSON 型の運用上の課題と対策 結論 2
JSON 型とは RDB に備わっているJSON を格納するためのデータ型 json 型やjsonb 型 JSON のための関数もある
->> 演算子, json_array_elements, etc 今回はRDB の機能自体については触れません 3
JSON 型のメリット 可変の構造を入れられる int やtimestamp などはそれぞれのもの ???「決めなくていい!早くできる!!」 4
JSON の例 { "title": "SQL アンチパターン", "author": "Bill Karwin" }
5
JSON 型の運用上の課題:構造が変わる ???「タイトルの一部を太字にしたいんですけど」 { "title": [ { "text": " 失敗",
"type": "strong" }, { "text": " から学ぶRDB の正しい歩き方" }, ], "author": " 曽根 壮大" } 6
JSON 型の運用上の課題への対策 マイグレーションする 互換性がある構造にする 複数バージョンに対応する 7
対策 1. マイグレーションする クエリー一発というわけにいかないことが多い 変換ロジックの実装が必要 実装の時間がかかる 変換が難しい構造になることがある 木の一部にあるような例だと辿るのも大変 8
対策 2. 最初から柔軟性のある構造にする ある程度変更を見越しておく。 { "title": [ { "text": "SQL
パズル" }, ], "author": " ジョー・セルコ" } → 想定するにも限界がある 9
対策 3. 複数バージョンに対応する 複数の形のデータを排除することは諦め、ロジックがどちらの値も 想定する 10
複数バージョンの罠 本来の目的の中に今の実装にない過去データの構造が入り込む 開発速度を下げる function BookBox({title}) { if (title instanceof string)
{ // こういうのが増えていく return <Box><div>{title}</div></Box>; } // 本来は見た目をどうにかするのが役割 return <Box><DecoratedText text={title} /></Box>; } 11
罠の原因と対策 本来の業務の役割に、永続化されたデータを解釈する役割が重なっ ている データを保存する目的と表示する目的が異なることも多い 複数バージョンを想定する場合は、データを解釈する層を用意する 最初からデータをそのままで使えないことを想定した構成にして おく 後付けで一貫して足すことは大変なことに注意 12
例 こういう層を書けるようにしておくと、本来の役割に集中できる function parseFooData(bookData): Data { if (bookData instanceof string)
{ return [ { text: bookData.title } ]; } return bookData; } function BookBox({book}) { return <Box><DecoratedText text={title} /></Box>; } 13
JSON 型、 ほんとうにはやかったのだろうか? 14
結論 RDB を使えるなら使う方がはやくない? マイグレーションのための仕組みがある データに対する制約をかけやすい 変なデータが入っていることを想定する必要性が下がる 制約によってはアンチパターン: EAV(Entity Attribute Value)
も考慮 を JSON を使わなければいけないときは覚悟をもって使いましょう 15