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はやい開発のためのJSONデータ型の活用
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sunnyone
August 24, 2023
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はやい開発のためのJSONデータ型の活用
sunnyone
August 24, 2023
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Transcript
はやい開発のための JSON データ型の活用 1
アジェンダ JSON 型とは JSON 型のメリット JSON 型の運用上の課題と対策 結論 2
JSON 型とは RDB に備わっているJSON を格納するためのデータ型 json 型やjsonb 型 JSON のための関数もある
->> 演算子, json_array_elements, etc 今回はRDB の機能自体については触れません 3
JSON 型のメリット 可変の構造を入れられる int やtimestamp などはそれぞれのもの ???「決めなくていい!早くできる!!」 4
JSON の例 { "title": "SQL アンチパターン", "author": "Bill Karwin" }
5
JSON 型の運用上の課題:構造が変わる ???「タイトルの一部を太字にしたいんですけど」 { "title": [ { "text": " 失敗",
"type": "strong" }, { "text": " から学ぶRDB の正しい歩き方" }, ], "author": " 曽根 壮大" } 6
JSON 型の運用上の課題への対策 マイグレーションする 互換性がある構造にする 複数バージョンに対応する 7
対策 1. マイグレーションする クエリー一発というわけにいかないことが多い 変換ロジックの実装が必要 実装の時間がかかる 変換が難しい構造になることがある 木の一部にあるような例だと辿るのも大変 8
対策 2. 最初から柔軟性のある構造にする ある程度変更を見越しておく。 { "title": [ { "text": "SQL
パズル" }, ], "author": " ジョー・セルコ" } → 想定するにも限界がある 9
対策 3. 複数バージョンに対応する 複数の形のデータを排除することは諦め、ロジックがどちらの値も 想定する 10
複数バージョンの罠 本来の目的の中に今の実装にない過去データの構造が入り込む 開発速度を下げる function BookBox({title}) { if (title instanceof string)
{ // こういうのが増えていく return <Box><div>{title}</div></Box>; } // 本来は見た目をどうにかするのが役割 return <Box><DecoratedText text={title} /></Box>; } 11
罠の原因と対策 本来の業務の役割に、永続化されたデータを解釈する役割が重なっ ている データを保存する目的と表示する目的が異なることも多い 複数バージョンを想定する場合は、データを解釈する層を用意する 最初からデータをそのままで使えないことを想定した構成にして おく 後付けで一貫して足すことは大変なことに注意 12
例 こういう層を書けるようにしておくと、本来の役割に集中できる function parseFooData(bookData): Data { if (bookData instanceof string)
{ return [ { text: bookData.title } ]; } return bookData; } function BookBox({book}) { return <Box><DecoratedText text={title} /></Box>; } 13
JSON 型、 ほんとうにはやかったのだろうか? 14
結論 RDB を使えるなら使う方がはやくない? マイグレーションのための仕組みがある データに対する制約をかけやすい 変なデータが入っていることを想定する必要性が下がる 制約によってはアンチパターン: EAV(Entity Attribute Value)
も考慮 を JSON を使わなければいけないときは覚悟をもって使いましょう 15