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TANAKA TAKASHI
May 08, 2018
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TANAKA TAKASHI
May 08, 2018
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Transcript
第2章 律令国家の形成
1 飛鳥の朝廷 (飛鳥時代の大観)
592年 628年 672年 661年 697年 筑紫国造 527年 磐井の乱 中大兄皇子(天智) 645年
大化の改新 710年 平城京(奈良) 587年 豪族の政権争い VS 蘇我氏 物部氏 推古天皇 聖徳太子 蘇我馬子 の連立政権 天智天皇 壬申の乱 701年 大宝律令 大友皇子VS 大海人皇子(天武) 南 北 朝 隋 唐 天武天皇 飛鳥時代 蘇我氏の排除 天智勢力の排除 皇弟 太子 持統天皇による天智勢力の起用(藤原不比等)
Ⅰ 6・7Cの日本 飛鳥時代
1 朝鮮半島支配の危機 ヤ マ ト 政 権 百済 新羅 高句麗
加耶 南遷 強大化 圧迫 滅亡 562年 国造 磐井の乱 527年 賄賂 南下 失脚 6万の兵派遣 大伴金村 百済に加耶 4県割譲 512年
▪ 氏( ) 大伴 ▪ 氏( ) 物部 ▪ 氏(
) 蘇我 2 内政の動揺 ①地方豪族の反乱 筑紫国造・磐井の乱 527年 ②中央豪族の政権争い 大連 失脚 540年 大連 大臣 崇仏論争 稲目 馬子 皇位継承 滅亡 587年 守屋 尾輿 金村,加耶4県割譲
3 推古朝の政治 蘇我馬子 ①成立 593年 摂政 聖徳太子 崇峻天皇 592年 暗殺
推古天皇 即位
②内政 ▪ (603年) 冠位十二階 中央豪族のランク付け 個人・一代限り 朝廷に仕える臣下を12の等級に分け、地位を表す冠を授ける ものである。
▪ (604年) 憲法十七条 が制定。 聖徳太子
一に曰く、 を以て貴しと為し、忤(さか) ふること無きを宗とせよ。人皆党(たむら)有り、ま た達(さと)れる者は少なし。或いは君父(くんぷ)に 順(したがわ)ず、乍(また)隣里(りんり)に違う。然 れども、上(かみ)和(やわら)ぎ下(しも)睦(むつ) びて、事を論(あげつら)うに諧(かな)うときは、す なわち事理おのずから通ず。何事か成らざらん。 原文 和
一にいう。和をなによりも大切なものとし、いさかい をおこさぬことを根本としなさい。人はグループを つくりたがり、悟りきった人格者は少ない。それだ から、君主や父親のいうことにしたがわなかったり 、近隣の人たちともうまくいかない。しかし上の者も 下の者も協調・親睦(しんぼく)の気持ちをもって論 議するなら、おのずからものごとの道理にかない、 どんなことも成就(じょうじゅ)するものだ。 訳文
二に曰く、篤く三宝を敬へ。三宝とは なり。則ち四生の終帰、万国の禁宗なり。はなは だ悪しきもの少なし。よく教えうるをもって従う。そ れ三宝に帰りまつらずば、何をもってか柱かる直 さん。 原文 仏 法 僧
二にいう。あつく三宝(仏教)を信奉しなさい。3つの 宝とは仏・法理・僧侶のことである。それは生命(い のち)ある者の最後のよりどころであり、すべての 国の究極の規範である。どんな世の中でも、いか なる人でも、この法理をとうとばないことがあろうか 。人ではなはだしくわるい者は少ない。よく教える ならば正道にしたがうものだ。ただ、それには仏の 教えに依拠しなければ、何によってまがった心をた だせるだろうか。 訳文
三に曰く、 を承りては必ず謹(つつし)め、君 をば天(あめ)とす、臣をば地(つち)とす。 原文 詔
三にいう。王(天皇)の命令をうけたならば、かならず 謹んでそれにしたがいなさい。君主はいわば天であ り、臣下は地にあたる。 訳文
十二に曰く、国司・ 、百姓(お おみたから)に収斂することなかれ。国に 二君非(な)く、民に両主無し、率土(く にのうち)の兆民(おおみたから)、王(き み)を以て主と為す。(略) 原文 国造 朝廷が任命した 地方官
その土地を代表する 豪族で朝廷組織に組 み込まれた者
十二にいう。国司・国造は勝手に人民から税をとって はならない。国に2人の君主はなく、人民にとって2人 の主人などいない。国内のすべての人民にとって、 王(天皇)だけが主人である。 訳文
③国史の編纂 ▪ 『天皇記』 ▪ 『国記』 聖徳太子,蘇我馬子 の編纂(620) ④外交・・・ ▪ 『隋書』倭国伝(隋の正史,7C魏徴の編纂)
▪ 『日本書紀』(720) 遣隋使の派遣 対等外交の形態 大化の改新で焼失?
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608年 607年 小野妹子の派遣(『隋書』『日本書紀』に記録) 614年 第4回(最後) 遣隋使派遣 犬上御田鍬 600年 最初 の遣隋使派遣(『隋書』のみに記録)
【隋】 煬帝 使者 派遣 裴世清 【日本】 小野妹子 再度,隋へ 【留学生】 高向玄理 僧旻 南淵請安 【遣隋使】 いぬがみ の みたすき たかむこ の くろまろ みん みなみぶちのしょうあん はいせいせい ようだい