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クラウドインテグレーターが語る クラウドの次にくるもの

クラウドインテグレーターが語る クラウドの次にくるもの

TerraSky Day 2017で、Tech Keynoteとして講演したスライドです。
IoT・機械学習・ChatbotとSalesforceの連携をテーマに話をしています。
動画はこちら:
https://www.youtube.com/watch?v=u80yumSPdIs

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Satoshi Takezawa

July 21, 2017
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Transcript

  1. 「マイクロサービス」と「オープンAPI」 ゲート ウェイ 契約管理 システム 顧客管理 システム 販売管理 システム 物流

    システム クラウド 企業A 企業B ゲート ウェイ オープン API オープン API マイクロ サービス マイクロ サービス
  2. 必要なもの 認証・認可 利⽤量の管理 バージョン管理 ステージング ゲートウェイ バック エンド 統合 APIキーの発⾏

    リクエスト・レスポンスの加⼯ OpenAPI Specification対応 スケーリング 管理機能 システム A システム B システム C
  3. AWS上に構築するなら • マイクロサービス化されていない • コーディングにそれなりの難易度を伴う • キーボード・画⾯による⼊出⼒のみ(連携⽤インターフェースを備えていない) この枠組みに 収まらない場合 →

    データ連携製品(EAI/iPaaS)やRPA(Robotic Process Automation)を使う API Gateway Lambda (サーバーレス) ゲートウェイ バック エンド 統合 システム A システム B システム C 管理機能
  4. デバイスからクラウドへ 出典: 平成28年版 情報通信⽩書(総務省) http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/pdf/n2200000.pdf Wi-Fiルーター クラウド 光回線 IoT部分は、 とともにカバー

    ・光回線 ・モバイルネットワーク(3G/4G/5G) ・LPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク ※LPWAはデータ量が少ないが、通信距離が⻑く、バッテリー で⻑期駆動できることから、IoTで注⽬されている。
  5. 「モデル」を作るのは結構⼤変 〜 ① データ収集 データをたくさん集める ③ Normalization 数値のスケールを 合わせる ④

    ⽋損データ 必要に応じて補完 ② 数値化 やさしい=1、 ノーマル=2、・・・ 出典: scikit-learn algorithm cheat-sheet http://scikit-learn.org/stable/tutorial/machine_learning_map/ ⑤ ⼿法の 選択 数多くの⼿法から 適したものを選択 ⑥ 結果の 分析 ただしく動いているか 分析して、必要に応じ て対策
  6. 少しずつAIは簡単になってきている Salesforce Einstein Salesforce Einstein Vision API (画像認識)、 Google Translation

    API(翻訳)、 PredictionIO(リコメンド)、 GE Predix(異常検知)etc. ReNom、scikit-learn、TensorFlow、CNTK、 Apache MXNet、Caffe、etc. Built-In API ライブラリ 難しい 簡単
  7. Chatbotによる⾃動応答の仕組み 機械学習ベース ルールベース • 14⽇(⾦)に修理 して欲しい • 東京駅まで来て 欲しい •

    10時までは空い ている : • 「⽇」の前に数字が あるものは⽇付 • 「〜まで」という表 現の〜は場所。ただ し「時」という⽂字 を伴う場合は期限 : ②の処理⽅法としては... 基本的にはAI系のテクノロジで、選択肢は多々あり。 「修理したいのですが、23⽇の15時までに来てくれますか?」 修理⽇程の調整 予定APIを呼び出して、 作業員の空き⽇程を取得 ⽇にち: 7⽉23⽇(⽇) 時間: 15時まで ① 意図理解 ② キーワード 抽出 ③ アクションの 決定 作成済みの「コーパス」も販売されている
  8. n スーパーバイザーに⽀援を求める「Assistance Flag」 n スーパーバイザーがオペレーターのチャットを参照できる「Chat Monitoring」 n スーパーバイザーとオペレーターで並⾏してチャットができる「Whisper Messages」 Salesforce

    Live Agent Salesforce Live Agentの豊富な機能を活⽤ l オペレーターのスキルによって振り分ける l ナレッジベースから推奨解決策を⾃動表⽰ l スーパーバイザーによる⽀援
  9. まとめ DX時代のユーザー体験とそれを⽀えるテクノロジー Open API マイクロサービス APIエコノミー EAI/iPaaS RPA IoT LPWA

    機械学習/AI Chatbot 構成要素 DataSpider Cloud Ecomott Predix (by GE) ReNom (by Grid) LINE対応 ※名称未定 Einstein Einstein Vision API Live Agent API Gateway Lambda AWS IoT Kinesis Firehose Kinesis Streams S3 弊社ソリューション Salesforce Amazon Web Services ※登場順に掲載