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企画からリリースまで、 新規サービス開発における PMの立ち回りと成功・失敗

Takuya Asako
October 04, 2022
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企画からリリースまで、 新規サービス開発における PMの立ち回りと成功・失敗

2022/09/29に開発PM勉強会にて、 #noteメンバーシップ の企画・開発を通じてのPMとしての立ち振るまいと、そこから得た成功・失敗などをお話した際のスライドです。

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Takuya Asako

October 04, 2022
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Transcript

  1. note inc. 2 自己紹介 浅子 拓耶(あさこ たくや) note株式会社プロダクトマネージャー 1社目: セブ拠点のオフショア開発

       Webディレクター兼なんでも屋 2社目: モンスター・ラボでベトナムや    バングラデシュ拠点と受託開発    PjM・SMなどがメイン 3社目: Adobeでマーケ製品のPgM 4社目: PjMとしてnoteに入社    2021/06〜PdMを担当 葉山在住、旅と音楽と海と写真と動物がスキ taku_yeah taku_yeah
  2. 4

  3. note inc. 13 • AmazonのBackwards Press Release的なアプローチ ◦ ◯◯は何で、誰を、どういう手段で、どう幸せにする? ◦

    noteクリエイターはどういうお知らせが出たら興味を持つ? ◦ 非noteクリエイターはどういうお知らせが出たら興味を持つ? • 上記を達成するために、リリース時に何が揃っているといい? ◦ 仮ツイート・仮プレスリリース・仮LP ◦ 必要タスクの関連図を作成 企画は「ユーザーの反応から逆算して」
  4. note inc. 19 • 試したこと① ◦ 「使ってもらいたい人たち」を言語化する ◦ どの層をターゲットの中心とするか、センターピンを立てる 「らしさ」を追求するがゆえの苦難

    潜在 クリエイター 全員 まずメイン ターゲットに したい クリエイター ※画像はイメージです ユーザーコミュニケーション・ライティング PRなど、チーム横断でのアウトプットの 方向性・トンマナなどを決めやすくなった🎉 間口を広げることを意識しすぎて、説明がし にくい・理解してもらうのに障壁がある
  5. note inc. 20 • 試したこと② ◦ 既存クリエイターへの提案・デモ ▪ カウンターパートのメンバーが中心に実施 ▪

    極力PMも同席し、画像やワーキングデモを見ながら説明 ▪ その場でQ&Aに回答 「らしさ」を追求するがゆえの苦難
  6. note inc. 21 • 試したこと② ◦ 既存クリエイターへの提案・デモ ▪ カウンターパートのメンバーが中心に実施 ▪

    極力PMも同席し、画像やワーキングデモを見ながら説明 ▪ その場でQ&Aに回答 「らしさ」を追求するがゆえの苦難 ユーザーからの直接の声を参考にユースケースをイメージできた ユーザーに利用イメージをしてもらいやすくなった
  7. note inc. 22 • 試したこと③ ◦ 幅広いクリエイターへのユーザーインタビュー ▪ noteでコミュニティ運営を試してうまくいっている人 ▪

    過去にコミュニティ運営して、うまくいかなかった人 「らしさ」を追求するがゆえの苦難
  8. note inc. 23 • 試したこと③ ◦ 幅広いクリエイターへのユーザーインタビュー ▪ noteでコミュニティ運営を試してうまくいっている人 ▪

    過去にコミュニティ運営して、うまくいかなかった人 「らしさ」を追求するがゆえの苦難 ユーザーからの直接の声を参考にユースケースをイメージできた うまくいかなかったケースから、足りない要素を把握できた
  9. note inc. 25 • 試したこと③ ◦ 幅広いクリエイターへのユーザーインタビュー ▪ noteでコミュニティ運営を試してうまくいっている人 ▪

    過去にコミュニティ運営して、うまくいかなかった人 「らしさ」を追求するがゆえの苦難 サービス名からできることが想像できないことに起因して 初動にコケる可能性を少し潰せた (?)
  10. note inc. 27 • noteのシステム全体の概要 ◦ 元々noteは大きな1つのプラットフォーム ▪ できるところからモジュール分割してはいる •

    詳細はこちら ◦ 自分たち積み重ねてきた歴史が足枷になることも多い ▪ 過去意思決定時には見通しきれなかった ▪ 要件レイヤーで複雑な機能が存在する 既存の枠組みを前提に、どうつくるか?
  11. note inc. 28 • 開発の実態は、既存機能を元にした機能追加 に近い ◦ DB・フロントエンド・バックエンドとも既存のコードを踏襲 ◦ 新サービスの体験設計に基づいて画面追加・改修

    ◦ 記事作成・マガジン・決済などnote全体に関わる仕様を考慮 既存の枠組みを前提に、どうつくるか? 既存仕様に引っ張られつつも、 あるべき体験・既存仕様のバランスを見つつ要件を決められた
  12. note inc. 29 • 画面イメージを作成して全体の流れを合意 • 本番DB接続された検証環境を確保し、できたものを毎日deploy ◦ 触っていて気付くものがあれば随時issue化 &

    やるやら検討 • 動作確認OKなバックエンドのコードは都度本番環境にdeploy ◦ ビッグバンリリースによるコンフリクト・バグを防ぐため • エンジニア・デザイナー・PMみんなでテスト ◦ 気になることがあれば都度相談、issue化、やるやら検討 開発の進め方 - やったこと
  13. note inc. 30 • クリエイターの実データを表示してのデモ ◦ ダミーモックだと実際に使うイメージができない ▪ 社内合意形成・クリエイターへの紹介がしづらかった •

    広く社内に向けたドッグフーディング ◦ 検証環境でのテストはできるが、実際に運用してみないと わからない改善点がたくさんある ▪ リリース直後に社内みんなに触ってもらって一気に バグ改修することで担保 開発の進め方 - できなかったこと
  14. note inc. 33 • リリース時にやったこと ◦ ツイート・プレスリリース・告知記事/関連記事・LP メルマガ・イベント資料・ヘルプ・プロダクト上の文言など 『どう届けるか』が超重要 世界観がどう伝わるか、言っていることの整合性が合っているか

    トンマナ揃っているか…など全体俯瞰しての品質コントロールが必要 PMがハブとなりMTG参加・レビュー・Slackでの会話をすることで なんとか切り抜けた(全然サステナブルではなかった)
  15. note inc. 36 • こんな人におすすめ ◦ ご自身で継続的に発信して収益化したい方 ◦ クローズドな場で発信したり・コミュニケーションしたい方 •

    気になるクリエイターのメンバーシップも入ってみてね ◦ ここから探せます メンバーシップ使ってね!
  16. note inc. 37 • まずは雑談してみませんか? ◦ 選考に進む意志がなくてもOK👌 ◦ 詳細は記事をご覧ください •

    PM以外の職種も随時募集中 ◦ エンジニア・デザイナー・事業開発・セールスなどなど ◦ 詳細は記事をご覧ください PMはじめ多くの職種で採用してます