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enebularを活用したNode-REDによるIoTシステム開発と運用

Takao Aoki
November 12, 2023

 enebularを活用したNode-REDによるIoTシステム開発と運用

Node-RED con 2023 in Tokyoでのプレゼンスライドです。Node-REDを使ったIoTシステムの簡単なデモを通して、enebularを使ったNode-REDのフロー開発の方法をお話ししました。

Takao Aoki

November 12, 2023
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Transcript

  1. © Uhuru Corporation
    株式会社ウフル
    Node-RED con 2023
    enebularを活⽤したNode-REDによる
    IoTシステム開発と運⽤
    Strategy Design / Planning Unit
    2023/11/10
    ⻘⽊ 隆雄

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  2. INDEX
    © Uhuru Corporation
    1.ウフルについて
    2.enebularとは
    3.デモ
    4.事例
    5.まとめ
    2分
    5分
    15分
    5分
    3分
    2

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  3. © Uhuru Corporation
    ウフルについて
    3

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  4. © Uhuru Corporation
    テクノロジーと
    自由な発想で、
    持続可能な社会を創る。
    ヒ ト ・ モ ノ ・ サ ー ビ ス の 需 要 と 供 給 を 最 適 化 す る こ と で 持 続 可 能 な 社 会 の 実 現 に 貢 献 し ま す 。
    特 に 「 産 業 と 技 術 革 新 の 基 盤 を つ く ろ う 」 「 住 み 続 け ら れ る ま ち づ く り 」
    「 気 候 変 動 に 具 体 的 な 対 策 を 」 を テ ー マ と し た 活 動 に 注 力 し ま す 。
    ウフルの経営理念
    4

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  5. © Uhuru Corporation
    2014〜 IoT・DX
    100を超えるIoT・DXプロジェクトを実⾏。これらの経験を⽣かし、
    enebular, Looocus, モバイルオーダーシステム「売り⼦ール」
    など、独⾃のサービスを開発し提供を⾏っている。
    2018〜 スマートシティ
    街のあらゆる⽣活シーンにおけるデータを繋ぎ価値に
    変換する「データ連携基盤(都市OS)」の提供と、都市OSを
    活⽤した「観光・防災を中⼼とした先端サービス」の提供。
    2006〜 クラウドコンピューティング
    SalesforceやAWSなどのクラウドプラットフォームを活⽤した
    システムの開発・導⼊・運⽤サポート等、10,000を超える
    プロジェクトの⽀援実績。
    創業以来、クラウド事業を基盤として
    IoTやスマートシティの領域に事業を
    拡⼤してきました。
    2006 2014 2018
    クラウド
    (Salesforce、AWS など)
    IoT
    スマートシティ
    テクノロジー業界を対象とした⾼成⻑率
    企業50社を表彰する賞を6度受賞
    事業概要
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  6. © Uhuru Corporation
    enebularとは
    6

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  7. © Uhuru Corporation
    enebularとはローコードで開発ができるIoTプラットフォームです
    フローエディタをクラウドサービスとし、
    機能を⼤幅に強化。
    Node-REDの利便性に加え、実務対応可能な機能とサ
    ポートを提供
    特⻑
    ローコード開発
    直感的なインターフェイスにより簡単にプログラミング
    ができ、IoTをすぐに始められます。Node-REDのオープ
    ンソースの資産を活⽤して開発が可能です。
    コードの拡張性
    ローコード開発でサポートされていない複雑な処理があ
    る場合でも、開発者がコーディングにより独⾃のアセッ
    トを作ってIoTシステムを構築するため⽅法を⽤意してい
    ます。
    リモートメンテナンス
    IoTシステムを作るだけでなく、システム稼働後の運⽤も
    可能です。複数のデバイスのプログラムを遠隔から更新
    したり、動作ログが確認できるため遠隔でも効率的に作
    業できます。
    IoT製品・サービスづくりを包括的に⽀援
    7

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  8. © Uhuru Corporation 8
    リモートでフローを複数環境に配信する仕組み
    フロー実⾏エンジン
    フロー実⾏エンジン
    フロー実⾏エンジン
    フロー実⾏エンジン
    enebular agent
    enebular agent
    enebular agent
    enebular agent
    enebular cloud
    フローエディタ
    特許取得済(特許第6648091号)

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  9. © Uhuru Corporation
    Node-REDとは
    • IBMが開発し2013年からOSSに
    • 精⼒的なバージョンアップが継続
    • ⽇本のユーザーグループも活発
    アイディアを
    素早く実現
    みんなが
    使える
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  10. © Uhuru Corporation
    部品を線でつないでフローとして完成させればアプリケーションができあがる
    Node-REDとは
    センサから温度
    を取得
    温度が20℃より
    上か判定する
    メールで通知する
    ための内容を作る
    メールで通知する
    温度をデータベースに記録す
    るためのデータを⽣成する
    データベースに
    記録する
    温度が上限を超えたらメールで通知するフローの例
    ノ ー ド
    10

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  11. © Uhuru Corporation
    部品は多くが公開されており、⾃分のフローで使うことができる。
    Node-REDとは
    ノ ー ド
    必要に応じてオリジナルの部品を作ることも可能で、再利⽤がしやすい。
    ノ ー ド
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  12. © Uhuru Corporation
    Node-REDによる開発の⼿軽さ

    クラウドとエッジのNode-REDの実⾏環境をサポート
    データを簡単に扱えるデータストア
    フロー管理と複数の実⾏環境へのデプロイ
    enebularとNode-RED
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  13. © Uhuru Corporation
    デモ
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  14. © Uhuru Corporation 14
    https://youtu.be/i4k_Q-TNzpc

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  15. © Uhuru Corporation
    • Webフローエディター(動画でご紹介したもの)
    • ローカル版のエディター
    • enebular editor(https://docs.enebular.com/ja/enebulareditor/)
    • Windows
    • Mac
    • Linux
    15
    enebularのNode-REDエディター

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  16. © Uhuru Corporation
    デモ構成
    データストア クラウド実⾏環境
    enebularクラウド
    インフォモーション
    メール通知するフロー
    センサーデータをデータ
    ストアに保存するフロー
    職場
    ⾃宅
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    エージェント実⾏環境
    enebular agent
    enebular agent

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  17. © Uhuru Corporation 17
    https://youtu.be/ua5Y7SYhVxM

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  18. © Uhuru Corporation
    enebularの基本的な使い⽅
    サインイン
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  19. © Uhuru Corporation 19
    デバイスで動かすフロー
    センサーからのデータをデバッグに出すフロー

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  20. © Uhuru Corporation 20
    データストアにデータを保存するフロー
    センサーデータをデータストアに保存するフロー

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  21. © Uhuru Corporation 21
    クラウドで動かすフロー
    データが登録されたらメールで通知するフロー

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  22. © Uhuru Corporation
    センサーデータを地図にプロットする
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  23. © Uhuru Corporation 23
    https://youtu.be/FoJHHWTrqyU

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  24. © Uhuru Corporation
    デモ構成
    データストア クラウド実⾏環境
    enebular クラウド
    地図にデータを
    プロットするフロー
    職場
    ⾃宅
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    エージェント実⾏環境
    enebular agent
    enebular agent

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  25. © Uhuru Corporation
    事例
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  26. © Uhuru Corporation
    enebularが使われている例
    養殖
    教育
    オフィス
    ⼯場
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  27. © Uhuru Corporation
    ⼯場IoT
    温度
    センサ
    振動
    センサ
    IoT GW
    蒸気配管
    スチームトラップ
    モーター、
    ベアリング
    ⼯場
    状況遠隔監視
    データ⽋損検知
    メール通知
    Amazon S3
    蒸気漏れ監視
    運⽤
    管理者
    振動異常の
    監視
    機器
    閾値判定
    可視化
    ・GW設定変更
    (GUIでの監視間隔変更)
    IoT GW運⽤管理
    センサ
    ⼯場の設備モニタリングシステムにenebularを採⽤
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  28. © Uhuru Corporation
    オフィスIoT
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    会議室
    フロア環境
    トイレ
    agent
    会議室利⽤⽤状況
    ・会議室の利⽤状況をリアル
    タイムで表⽰
    ・利⽤状況・空き予約の実績
    データをDL
    ・利⽤状況を⼀覧表⽰
    ・⻑時間利⽤者のアラート設定
    ・利⽤状況の実績データDL
    ・温度/湿度/照度などの環境情
    報をダッシュボード形式で表⽰
    ・アラート通知のしきい値設定
    ・時系列の計測値をDL
    利⽤状況・
    空き予約など
    温度/湿度/照度
    など
    利⽤/空き状況
    など
    ü 各センターデバイスのデータを収
    集、リアルタイム処理を実現。セ
    ンサーごとにしきい値を変更し、
    アラートやプッシュ通知が可能
    ü 1週間でアプリ開発
    Sensor
    ü Gatewayに接続情報ファイルをデプロイ
    (社員の増減により接続情報を追加/削除
    する必要があった)
    Gateway
    デバイス
    のデータ(LTE)
    オフィスの可視化機能
    利⽤状態可視化 / 把握
    利⽤状況 ヒートマップ 環境情報
    トイレ利⽤状況
    オフィスの環境モニタリングシステムにenebularを採⽤
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  29. © Uhuru Corporation
    養殖IoT
    Ethernet
    (MODBUS TCP通信)
    クラウドサーバー
    閲覧システム
    インターネット
    DOセンサ
    pH /⽔温センサ
    デバイスゲートウェイ
    センサ通信
    GW
    センサ
    +通信デバイス
    ⽔質監視システム 遠隔監視サービス
    (業務ポータル)
    データ
    ⾃動連携
    ⽔質監視システムのゲートウェイにenebularを採⽤
    Looocusを使い
    Salesforceへの⾃動連携
    将来のセンサ追加も容易
    に実現
    4線式液分析計
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  30. © Uhuru Corporation
    IoT教育
    専⾨学校の授業や企業内ハッカソンでenebularを活⽤
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    市役所職員向けのハンズオン 企業向けハッカソンで作品を公開

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  31. © Uhuru Corporation
    ユーザー登録と利⽤のステップ
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  32. © Uhuru Corporation
    enebular.com にアクセスし、「サインイン」をクリック
    アカウントを作るだけですぐ使える
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  33. © Uhuru Corporation
    フリープランの内容
    enebularは、誰でも無料で、はじめられます
    Node-RED
    エディター
    フロー
    実⾏環境数
    接続
    デバイス数
    データ
    保存容量
    クラウド版・ローカル版
    (Win/Mac/Linux)
    1プロジェクト
    2個まで
    1プロジェクト
    2台まで
    1プロジェクト
    0.1GBまで
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  34. © Uhuru Corporation
    ドキュメントにチュートリアルがありますので、ぜひやってみてください。
    チュートリアル
    https://docs.enebular.com/ja/getstarted/introduction
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  35. © Uhuru Corporation
    • enebularは、Node-REDを活⽤したIoTプラットフォームです。
    • Node-REDのエディターや各種実⾏環境ですぐにフローを動かせます。
    • データストア機能とグラフ機能で可視化もできます。
    • ぜひ皆さんのNode-REDライフにenebularも加えてください。
    • みなさまからのフィードバックをお待ちしております。
    まとめ
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  36. Thank you!

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  37. 株式会社ウフル
    東京本社 〒105-6923東京都港区⻁ノ⾨4丁⽬1−1 神⾕町トラストタワー23階 WeWork内
    ⼤阪オフィス 〒530-0011 ⼤阪府⼤阪市北区⼤深町1-1 Links梅⽥8階 WeWork内
    ⽩浜オフィス 〒649-2211 和歌⼭県⻄牟婁郡⽩浜町2054-1 ⽩浜町第2ITビジネスオフィス
    福井オフィス 〒910-0005 福井県福井市⼤⼿3-1-13 ⼤⼿⾨ビル803
    Uhuru United Ltd. 2 Eastbourne Terrace, Paddington, London, W2 6LG
    お問い合わせ
    @ Uhuru Corporation
    © Uhuru Corporation

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