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テスト自動化ツールを比較してみた 導入後の課題と相性の良いテスト

加藤裕太
September 13, 2023

テスト自動化ツールを比較してみた 導入後の課題と相性の良いテスト

加藤裕太

September 13, 2023
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Transcript

  1. テスト自動化ツールを比較してみた
    導入後の課題と相性の良いテスト
    © 株式会社カンリー. All Rights Reserved.

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  2. 加藤 裕太
    所属/役割
    趣味
    最近の仕事
    いま興味あること
    かとう ゆうた
    開発部/QAエンジニア
    キャンプ
    UI/UX観点での仕様書レビュー、改修
    セキュリティテストの知識
    自己紹介

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  3. 01. テスト自動化を行った背景
    02. 社内既存自動化ツールを運用してみた課題
    03. MagicPodとAutifyの比較、導入
    04. まとめ
    アジェンダ

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  4. 01 テスト自動化を行った背景

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  5. テスト自動化を行った背景
    各企業の店舗を検索するための
    ローカルSEOに対応した自社HP

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  6. テスト自動化を行った背景
    過剰アクセスでサーバーが落ちてもすぐに気付けない…

    サイトのアップデート時に既存実装箇所がバグったままリリースしてし
    まった…


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  7. テスト自動化を行った背景
             サイトの死活監視の為、

    定期的に自動実行されるE2Eテストを実装することに


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  8. テスト自動化を行った背景
    自動化の第一歩を踏み出しました!

    と、いうわけで


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  9. 02 社内既存自動化ツールを運用してみた

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  10. 社内既存自動化ツールを運用してみた
    そもそもどういうツールがあるの?


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  11. ● オープンソース系

    ○ コーディングスキルがないと扱いが難しい

    ○ スキルがあれば自由にカスタマイズできる

    ○ 無料で使えるものが多い



    ● ノーコード系 ←今回こっちを使用

    ○ コーディングスキルがまったくない人でも扱える

    ○ クラウドで利用できるためすぐに扱える

    ○ 有料サービスであるものが多い

    そもそもどういうツールがあるの?

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  12. ● 毎日1時間おきに自動実行されること

    ● ホームページ全画面の各要素が正常に表示されているか

    ● ユーザーの導線に沿ってテストが行われること

    社内既存自動化ツールを運用してみた
    今回のテスト要件

    いざ、実装開始!

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  13.      そして実装が終わった!!!!!!


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  14. 運用してみた結果

    社内既存自動化ツールを運用してみた

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  15. 運用コストの圧倒的増加。。。。。


    ● 料金形態がテスト実行1回あたりの従量課金制だった

    ○ 短い間隔で繰り返し行うテストに向いていない 

    ● テスト対象のUIが変更されるとテストが失敗する

    ○ UI要素を検出し直す必要があり、こまめなメンテナンスが必要 

    ● 日本語に対応しておらず、国内ユーザーが少ない

    ○ とっつきにくく、他QAメンバーのキャッチアップコストが増加 

    ○ ググっても自動テストに関するナレッジがほぼ見つからず 



    結果

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  16. 社内既存自動化ツールを運用してみた
    じゃあ、国内の有名なツールを見てみよう!


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  17. 03 MagicPodとAutifyの比較、導入

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  18. ツール選定の際に重要視したこと


    ● 実装、メンテナンスに開発知識が不要なこと

    ● 初期キャッチアップコストが低いこと

    ● 実装後のメンテナンスコストが低いこと

    ● 料金体系がテスト要件とマッチしていること



      

                          NO!属人化

    MagicPodとAutifyの比較、導入

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  19.         実際に使ってみた


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  20. MagicPodとAutifyの比較、導入
    レコーディング機能によって誰でもすぐにテストを作成できる
    最大10並列でテストを実行できる
    テスト実行回数に上限があり、上限( 400回)以降は従量課金制
    テスト実行回数に制限が無い
    条件分岐などノーコードで複雑なテストが行える
    キャッチアップコストが少し高い
     ←どっちもAIによるテストケース
      ↓自動修復機能あり

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  21. MagicPodとAutifyの比較、導入
    レコーディング機能によって誰でもすぐにテストを作成できる
    最大10並列でテストを実行できる
    テスト実行回数に上限があり、上限( 400回)以降は従量課金制
    テスト実行回数に制限が無い
    条件分岐などノーコードで複雑なテストが行える
    キャッチアップコストが少し高い
     ←どっちもAIによるテストケース
      ↓自動修復機能あり

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  22. 04 まとめ

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  23. まとめ
    ● オープンソース系テスト自動化ツールは無料で使えることが強みだが、

    一定以上の知識を必要としメンテナンスコストが高くなりがち

    ● ノーコード系テスト自動化ツールは開発知識を必要とせず、

    チーム全体への推進が容易。有償なので費用対効果を見極める必要あり


    ● 自動テストを短いスパンで繰り返し実行したい、

    複雑な条件分岐をテストケースに組み込みたいならMagicPod

    ● キャッチアップコストを削減したい、

    非エンジニアでもスムーズに自動テストを作成したいならAutify

    ● それぞれのツールに違った強みがあるので

    自社のフェーズや課題と照らし合わせてツール選定を行うことが大切


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