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Rist_Meetup_Kaggleは業務の役にたつ - ビジネスコンテンツ情報を活用する...

Taro Masuda
October 17, 2024

Rist_Meetup_Kaggleは業務の役にたつ - ビジネスコンテンツ情報を活用する BtoB 事業編 - / rist-meetup-20241012

Rist Meetup 2024「Kaggleは業務の役にたつ」
https://connpass.com/event/327246/
の LT 登壇資料です。

Taro Masuda

October 17, 2024
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Transcript

  1. Kaggle は業務の役にたつ - ビジネスコンテンツ情報を 活用する BtoB 事業編 - @Rist Meetup

    2024 日本経済新聞社 データサイエンティスト 増田太郎
  2. 自己紹介:増田 太郎(ますだ たろう) 2 • 日経で BtoB Web サービスの分析を担うデータサイエンティスト •

    施策の効果を数値化することに興味 ◦ A/B テストやベイズ統計モデリング • 取得称号・資格 ◦ Kaggle Master,統計検定 1 級, Google Cloud PDE(失効) • 趣味 兼 宣伝 ◦ Kaggler などデータサイエンス界隈で楽しむ,ゆるフットサル⚽ • 業務内容:チームリーダーとしてメンバーの分析結果のレビュー・      メンター・教育,他部署での A/B テスト設計のお手伝い
  3. 役に立った事例2: コーパスの新規構築 5 • 記事から企業動向や業界動向 など重要な記述をセンテンス 単位で抽出したい • 経済情報の記述はミクロ・マク ロ両視点の表現が混在しており

    画一的なラベル定義が困難 • 独自に体系立てたラベル定義で のアノテーションおよび教師ありモデルを構築 ◦ Human-in-the-loop 的にアノテーションとモデル学習を繰り返し • 一貫したラベリングの質の重要性は Kaggle に教えてもらった🌿
  4. 前提知識: 役に立った事例 3,4 の背景 7 • 記事に対してメタデータを付与する仕組みを構築しています 記事 固有表現抽出 (NER)

    文書分類 固有表現 の salience を算出 法人のエンティティリ ンキング 人物のエンティティリ ンキング 地名のジオコーディン グ
  5. 役に立った事例3: 継続的な学習データの品質向上 8 • Label Studio (人) とVertex (ML) が連携して能動学習

    Label Studio Vertex AI Slack Train Job Predictor 予測不確実性が高いサンプルの予測結果送信 アノテーションデータの拡充 未アノテーションデータの 予測不確実性 ・アノテーションデータ ・未アノテションデータ 学習済み モデル 人 予測不確実性の高いサンプルのアノテーション
  6. • 日経には Kaggle で学んだ知識を活用して価値を生める 土壌がある ◦ データがそこら中に転がっている • 実際にそれらを活用した事例もたくさん存在する ◦

    データセットシフトへの対処 ◦ 学習データのラベリングの品質向上 ◦ WandB を活用したエラー分析 • (6 名の Master 擁する弊社に皆様もぜひ!) まとめ 11