OSC Fall 2021 Plone研究会の発表
CC BY 4.0リモート時代のグローバルPython/Ploneコミュニティの変化と最新Plone6の動向Plone Users Group Japan 寺田 学「オープンソースカンファレンス2021Fall 」 2021年10月23日
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CC BY 4.0セッション中の諸注意● スライドは公開済み● 写真撮影可能、録音・録画可能● 質問○ Sli.do (https://bit.ly/OSC2021Spring_slidoD)○ またはZoomコメントで● Twitterなどでのつぶやき 歓迎
CC BY 4.0自己紹介寺田 学 (Manabu TERADA)● Pythonエンジニア● Podcast 「terapyon channel」(https://podcast.terapyon.net)● 主な関連書籍(共著・監修・監訳)○ 機械学習図鑑(翔泳社 : 2019年4月)○ Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書(翔泳社 :2018年9月)○ スラスラわかるPython(翔泳社:2017年8月)○ Pythonハッカーガイドブック(マイナビ : 2020年5月)【最後にプレゼントあります】
CC BY 4.0本日のトークと関連組織Plone Users Group Japanとして、トークします。● 一般社団法人PyCon JP Association代表理事● 株式会社 CMSコミュニケーションズ 代表取締役● 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会顧問理事● Plone Foundation Ambassador● PSF Fellow member 2019Q3 & Contributing member
CC BY 4.0Plone FoundationPlone Foundationは、グローバルに導入されているCMSフレームワーク「Plone」の普及・開発を支援することを目的に2004年に設立された非営利組織です。主な活動内容は、Ploneソフトウェアの知財管理と、カンファレンスや開発スプリントの開催を通じたコミュニティへの支援です。● Plone ・・CMSツール● Guillotina ・・次世代ヘッドレス非同期サーバフレームワーク● Pyramid ・・汎用Webフレームワーク● Zope ・・Webアプリケーション基盤● Volto ・・SPAツールキット
CC BY 4.0本日のトーク内容「コミュニティ活動について」「最新Plone動向について」ことについて説明します。
CC BY 4.0コミュニティ活動についてグローバルPythonコミュニティの動向と変化グローバルPloneコミュニティの動向と変化日本における活動
CC BY 4.0紹介するコミュニティ● US PyCon● PyCon APAC● Plone Conference● PyCon JP● Plone研究会● Python mini hack a thon
CC BY 4.0US PyConは、北米のPythonイベントhttps://us.pycon.org/2022/年に1回の世界最大級のPythonイベントPython開発者が多く集まるイベントSprintで開発を促進する役割もあったUS PyConとは
CC BY 4.0US PyCon 2019の様子
CC BY 4.0US PyConの変化2019までは 3000人規模 の現地開催イベント2020は Zoomオンラインイベント2021は 専用システムオンラインイベント2022は 現地開催?イベント
CC BY 4.0PyCon APACは、アジア地域のPythonイベントhttps://th.pycon.org/年に1回のアジアのどこかで開催2021年はタイ・バンコクで開催2013年に日本・東京で開催したPyCon APACとは
CC BY 4.0PyCon APACの変化2019までは SG ・JP・TW・KR・MY・PH でイベント2020はMY・ YouTubeオンラインイベント2021はTH・ オンラインと部分的に現地?イベント
CC BY 4.0PloneConfは、Ploneの国際イベントhttps://2021.ploneconf.org/年に1回のPlone Foundation主催のPloneイベントPloneやZopeなどの話題を扱うイベント世界中から一同に集まるので、ディスカッションやさまざまな決定・開発が行われていたPlone Conferenceとは
CC BY 4.0PloneConf 2019会場入り口の様子
CC BY 4.0PloneConfの変化2019までは 300人規模 の現地開催イベント2020は 専用ツールでオンラインイベント2021も 専用ツールでオンラインイベント
CC BY 4.0PyCon JPは、国内Pythonイベントhttps://2021.pycon.jp/年に1回の日本最大級のPythonイベント国際色豊かにさまざまなPythonの話題を扱うお祭りPyCon JPとは
CC BY 4.0PyCon JPの変化2019までは 1000人規模 の現地開催イベント2020は Zoomオンラインイベント2021は Zoomオンラインと部分的に現地イベント
CC BY 4.0PyCon JP 2021現地開催の様子
CC BY 4.0PyCon JP TV
CC BY 4.0Plone研究会は、Ploneに関する情報交換https://plonejp.connpass.com/月に1回のPlone全般情報交換や翻訳などを行う20年近くの歴史があるPlone研究会とは
CC BY 4.0Plone研究会の変化2020年3月までは 都内の会議室 で現地開催イベント2020年4月以降は Zoomオンラインイベント2022年には 現地イベントを復活させたい
CC BY 4.0pyhackは、Pythonなどを自由に開発等https://pyhack.connpass.com/月に1回のもくもく会Python関連だけでなく自由に参加可能Python mini hack a thonとは
CC BY 4.0pyhackの変化2020年3月までは 都内の会議室 で現地開催イベント2020年4月以降は Zoomオンラインイベント2022年には 現地イベントを復活させたい
CC BY 4.0CM
CC BY 4.0Plone 6のCMを作った
CC BY 4.0最新Plone動向についてPloneの現状Plone 6のコンセプト説明Voltoの現状Voltoの事例紹介(国内外)
CC BY 4.0Ploneの現状
CC BY 4.0Plone(プローン)は、約20年の歴史オープンソースCMSエンタープライズ対応の高度な機能を備えており、多くの人と組織が関わるウェブサイトの管理に力を発揮します。規模に関わらず、社内情報の共有・蓄積も得意分野です。Ploneとは
CC BY 4.0Ploneのスナップショット
CC BY 4.0Ploneが提供する主な機能● エンタープライズ環境との統合● 柔軟なワークフロー・強固なセキュリティ● すぐれた拡張性● 高いスケーラビリティ● 多言語対応● アクセシビリティ対応● 認証とシングルサインオン
CC BY 4.0Ploneが提供する主な機能詳細詳細 を知りたい方はOSC2019 東京秋老舗CMS PloneとReactの融合https://speakerdeck.com/terapyon/lao-pu-cms-plonetoreactfalserong-he?slide=17
CC BY 4.0Ploneの最新バージョンPlone 5.2.62021年10月リリースhttps://plone.org/download/releases/5.2.6
CC BY 4.0Plone 5.2 のリリース● Plone 5.2 は2019年11月● Python 3対応● UI/機能は既存を踏襲
CC BY 4.0Plone 5.0 のリリース● Plone 5.0 は2015年9月● 現在のUIを採用● 内部も大きく変化した
CC BY 4.0Plone 5.0 の過去資料詳細 を知りたい方はOSC2015 東京秋Plone 5 & アクセシビリティhttps://www.slideshare.net/terapyon/plone-5-at-osc-2015-tokyo-fall
CC BY 4.0Plone 6のコンセプト
CC BY 4.0Plone 6● 次期メジャーバージョンアップ● リリース時期は未定だが、アルファバージョンが出た● 2つのUI
CC BY 4.0Plone 6にはUIが2つVolto: a new ReactJS-based frontendThe “core” Barceloneta-based frontendhttps://plone.org/roadmap/plone-6-roadmap.pdf
CC BY 4.0Plone 6 core● クラシックとも呼ばれている● 既存のUIをベース● いままで通りの使い方を想定
CC BY 4.0Plone 6 Volto● 現在別パッケージととして提供されているVolto● ReactベースのSPAツールキット● Ploneの新UIとして採用が決まった● 大きな変化がある
CC BY 4.0SPAツールキットVoltoとは ─ 1● Plone専用のフロントエンドアプリとして開発がスタート● 当初は、plone.reactと言われていた● ReactベースのCMS用のフロントエンド実装● MITライセンス● Ploneやguillotina CMSに対応しているSPAを作る為のもの
CC BY 4.0SPAツールキットVoltoとは ─ 2● 編集画面等のCMS管理もすべてVoltoで行う想定● Blockでページを構成する● Semantic UI ベース https://semantic-ui.com/● カスタマイズを行うことで見た目や機能拡張が可能な仕組みを提供
CC BY 4.0Volto編集画面
CC BY 4.0Volto表示画面
CC BY 4.0SPAツールキットの良さ● Webページが、アプリ化● 編集画面の変容○ TinyMCEなどのWYSIWYGで書いて良いの?○ WordPressやMediumなどの編集画面● Webサイトは、スマホやタブレットからの閲覧がますます多くなり、スマホアプリとの差を減らす
CC BY 4.0Plone 6 を一言でPlone 6は SPA CMSVolto (Reactベース) と Ploneを完全融合
CC BY 4.0Voltoの現状
CC BY 4.0Voltoの最新バージョンVolto 13.15.12021年9月リリースhttps://github.com/plone/volto/releases
CC BY 4.0Volto のリリース● 積極的にバージョンアップ・機能アップを実装中● 数ヶ月でメジャーバージョンアップしている● ヨーロッパ中心で開発が進んでいる
CC BY 4.0Volto / SPAなぜ SPA と思った方はOSCオンライン2020 東京春SPA CMSツールVolto for Ploneの紹介とPWAへの展望https://speakerdeck.com/terapyon/spa-cmsturuvolto-for-plonefalseshao-jie-topwahefalsezhan-wang
CC BY 4.0Volto のリリース● 積極的にバージョンアップ・機能アップを実装中● 毎月のようにメジャーバージョンアップしている● ヨーロッパ中心で開発が進んでいる
CC BY 4.0Voltoの事例紹介
CC BY 4.0
CC BY 4.0Volto事例一覧事例がドキュメント内にあるhttps://github.com/plone/volto#demo
CC BY 4.0ご清聴ありがとうございました。
CC BY 4.0Q&A