Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Cloudflareで取得したドメインをRoute53+ACMで管理する
Search
tessy
November 20, 2023
Technology
0
100
Cloudflareで取得したドメインをRoute53+ACMで管理する
Cloudflareで取得したドメインをRoute53+ACMで管理しました。
tessy
November 20, 2023
Tweet
Share
More Decks by tessy
See All by tessy
ALBがついに対応したmTLS認証でトラストストア、パススルーを検証してみた
tessy
0
2.3k
EC2 AutoScalingでスケーリングポリシー設定を失敗してうまく行かなった件とその対策
tessy
0
700
TerraformでEC2 Auto Scaling構築してみた
tessy
4
880
Other Decks in Technology
See All in Technology
CysharpのOSS群から見るModern C#の現在地
neuecc
2
3.2k
強いチームと開発生産性
onk
PRO
34
11k
TypeScript、上達の瞬間
sadnessojisan
46
13k
B2B SaaSから見た最近のC#/.NETの進化
sansantech
PRO
0
750
Why App Signing Matters for Your Android Apps - Android Bangkok Conference 2024
akexorcist
0
120
Security-JAWS【第35回】勉強会クラウドにおけるマルウェアやコンテンツ改ざんへの対策
4su_para
0
180
Application Development WG Intro at AppDeveloperCon
salaboy
0
180
信頼性に挑む中で拡張できる・得られる1人のスキルセットとは?
ken5scal
2
530
安心してください、日本語使えますよ―Ubuntu日本語Remix提供休止に寄せて― 2024-11-17
nobutomurata
1
990
rootlessコンテナのすゝめ - 研究室サーバーでもできる安全なコンテナ管理
kitsuya0828
3
380
初心者向けAWS Securityの勉強会mini Security-JAWSを9ヶ月ぐらい実施してきての近況
cmusudakeisuke
0
120
BLADE: An Attempt to Automate Penetration Testing Using Autonomous AI Agents
bbrbbq
0
300
Featured
See All Featured
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
297
20k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
131
33k
Designing Experiences People Love
moore
138
23k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
169
50k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
520
39k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
61
7.5k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
329
21k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
4
370
Visualization
eitanlees
145
15k
Designing for humans not robots
tammielis
250
25k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
126
18k
Making Projects Easy
brettharned
115
5.9k
Transcript
Cloudflareで取得したドメインを Route53+ACMで管理する ⽇本IBM ⼿嶋 達也 2023/11/20
⾃⼰紹介 @tterima Teshima-Tatsuya 主なAWS資格
構成図 以下の構成を作成する。 ・Cloudflareでドメイン購⼊ ・Route 53でドメイン管理 ・ACMでサーバ証明書発⾏ ・HTTPSでAPIGatewayにアクセス
構成図 以下の構成を作成する。 ・Cloudflareでドメイン購⼊ ・Route 53でドメイン管理 ・ACMでサーバ証明書発⾏ ・HTTPSでAPIGatewayにアクセス
Cloudflareでドメイン購⼊ CloudflareにはCDNだけではなく、ドメインレジストラ(ドメインを販売できる業者)と しての役割もあります。(Cloudflare Register) そして、Cloudflareはドメインを原価で提供しています。 さくっとマイドメインを買っちゃいましょう。 年間でもランチ代程度です。 tessy.dev tessy.dev
Cloudflareでドメイン購⼊ ‒ ドメイン購⼊情報 ドメインを購⼊するとドメインを管理するネームサーバが割り当てられます。 ドメインを含むURLでアクセスすると、ネームサーバがIPアドレスを解決してくれます。 この場合、「tessy.dev」がCloudflareのネームサーバで解決されます。 今回はこの「tessy.dev」をAWSで管理したいのですが、Cloudflareではデフォルトのネー ムサーバの変更は課⾦が必要なため、サブドメインの「aws.tessy.dev」を移管します。
構成図 以下の構成を作成する。 ・Cloudflareでドメイン購⼊ ・Route 53でドメイン管理 ・ACMでサーバ証明書発⾏ ・HTTPSでAPIGatewayにアクセス
Route 53でパブリックホストゾーンを「aws.tessy.dev」として作成します。 作成後、Route 53で利⽤されるネームサーバーが発⾏されるため、これをCloudflare側に 設定します。 Route 53でドメイン管理 ‒ ホストゾーン作成
Cloudflareで「aws.tessy.dev」がRoute 53のネームサーバを利⽤するように設定します。 Route 53で作成されたネームサーバを「NS」レコードとして設定します。 サブドメインが「aws」として移管するため、Nameには「aws」を設定します。 Route 53でドメイン管理 ‒ Cloudflareでの設定
構成図 以下の構成を作成する。 ・Cloudflareでドメイン購⼊ ・Route 53でドメイン管理 ・ACMでサーバ証明書発⾏ ・HTTPSでAPIGatewayにアクセス
ACMでサーバ証明書発⾏ ‒ 証明書リクエスト Route53でドメインを検証 ACM (AWS Certificate Manager)でサーバ証明書を発⾏します。 ドメインは「aws.tessy.dev」ですが、「*.aws.tessy.dev」としてワイルドカード証明書を 作成しちゃいます。(「XXX.aws.tessy.dev」でも証明書として機能する。)
ACMでサーバ証明書発⾏ ‒ Route 53でのドメイン検証(1/2) Route 53で管理されていることを証明するため、CNAMEレコード(ドメインの別名)を Route 53に設定する。 Route53のレコード
ACMでサーバ証明書発⾏ ‒ Route 53でのドメイン検証(2/2) Route 53で管理されていることを証明するため、CNAMEレコード(ドメインの別名)を Route 53に設定する。 検証完了 検証完了
構成図 以下の構成を作成する。 ・Cloudflareでドメイン購⼊ ・Route 53でドメイン管理 ・ACMでサーバ証明書発⾏ ・HTTPSでAPIGatewayにアクセス
HTTPSでAPIGatewayにアクセス API Gatewayのカスタムドメインとして「api.aws.tessy.dev」を設定する。 ワイルドカードドメイン で登録されている Route 53のレコード登録 カスタムドメイン HTTPSアクセス
まとめ マイドメインは良い ⾃分でウェブシステムをHTTPSで作るのはとても勉強になります。 皆さんもチャレンジしてみてください。
付録 Route 53とACMは terraformで⼀撃で設定可能 です。