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ShifterでイベントサイトをMASHING UP!! (LT短縮版)

Tomomi Nakatani
December 04, 2019
1.1k

ShifterでイベントサイトをMASHING UP!! (LT短縮版)

[12/4 東京開催] Shiftup! Vol7 忘年会!Shifter 歳末LT大会
https://eventregist.com/e/PLwLAvKjowRu

■ 元のスライドはこちら
ShifterでイベントサイトをMASHING UP!!(中谷智美)
https://speakerdeck.com/tnktn/shifterdeibentosaitowomashing-up

MASHING UPのShifter化にあたって~社内調整編~(柏木朋子)
https://speakerdeck.com/tnktn/mashing-upfalseshifterhua-niatatute-she-nei-diao-zheng-bian

Tomomi Nakatani

December 04, 2019
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Transcript

  1. 直接的なところ • サーバ関連の運用費がめちゃくちゃ安くなった!! 元々社内のインフラエンジニアが GCPに立てた環境を自前で運用保守をしていたが、諸事情で社内のエ ンジニアリソースがなくなり、 MSPベンダーに保守監視をお願いする ことになり割高になっていた。 ◦ サーバの保守管理はおまかせ。

    ◦ WordPressは自動的にアップデートされるうえ本体は公開されない&公開されるのはスタ ティックなHTML。監視にそこまでリソースを裂く必要がない。はず。 ◦ インフラ方面のエンジニアリソース&費用が大幅にカット • サイトの表示が高速に! ◦ スタティックなHTMLサイトとして書き出される。 ◦ CDNも標準でついてくる! ◦ SSL/TLS証明書も標準でついてくる!!
  2. 間接的なところ • 更新フローとタイミング&担当者を改めて整理できた ◦ デプロイ(最終本番反映)を行う人間を責任者に絞ることで、責任者が更新状況を把握、管 理できる体制に。 ◦ 更新体制に縛りがあることで、更新タイミングの効率化 (この情報はまとめてアップなど )

    が検討され、情報の整理につながり「知らない間に更新されてる!?」とか「準備でき次第 公開…っていつ?」がなくなった。 • 引っ越すにあたってカスタマイズを繰り返してきた有料テーマを廃止、 オリジナルのテーマに作り替えてより社内のニーズに合った仕様にできた ◦ 作法を守っていない魔改造 された箇所がなくなってアップデートも安心。 ◦ CMS上で編集できず、改修の為毎回デザイナーやエンジニアをアサインしていた部分が編集 部で対応できるように。更新に関する無駄なコミュニケーション&工数は減らせた。
  3. 運用面(ディレクション&編集) • 注意事項は、必ず事前に作業者に伝えよう ◦ 通常のWordPressと違う点がいくつかあるため、 運用開始前に必ず伝えておくべきことがある。 例)Shifterサイト経由で毎回WordPressを起動する必要がある、 URLが毎度変わる、   放っておくと時間制で落ちる、

    WordPressを更新しただけじゃ本番化されない • Shifterが向いているかどうかの判断 ◦ MASHING UPは運営都合上、イベントの1~2ヶ月前に頻繁に更新が発生する。が、それ以 外の期間では他イベントサイトと同じくほぼ触らない状態が続く。 ◦ 更新時の手間はかかるが、プロジェクト全体 /会社全体で見ると基本的には Shifterにして おいたほうが都合が良い(特にコスト面)
  4. 構築面 • CNAMEレコード?? ◦ 使い慣れなくて、環境の引っ越しに際してどのタイミングで追加していいのかわからずだい ぶギリギリになった気がする …。(これは単純に私の経験値不足) • Shifterから引っ越し(検証用の別環境にコピー)したい ◦

    「mu-plugins」ディレクトリにShifter環境用のプラグインが入っている。 ◦ All-in-One WP Migrationプラグインの設定で 不要なプラグインを対象から外してエクスポート しましょう。 (全部入りでエクスポートしたファイルから削除して使おうとしたら失敗しました。)
  5. Shifterおすすめポイント • WordPress運用にあたってあるとウレシイ機能込みでお安い ◦ WordPressがさくっと立ち上がる ◦ 独自ドメイン用のHTTPS証明書 ※独自ドメインは有料プラン ◦ CDNから配信

    • メンテナンスフリー! ◦ WordPressは自動的にアップデート ◦ 静的にジェネレートされる& WP本体は公開されないのでハッキングされにくい ◦ サーバの保守管理はおまかせ インフラ方面のエンジニアリソース&費用はかなり抑えられるのでは。
  6. 引っ越しにあたってちょっぴり注意ポイント • WordPressのバージョン ◦ Shifter上では常に最新版が適用される ◦ 4系のまま引っ越しはできない • テーマ・プラグイン ◦

    仕様によっては動かないので要検証 ◦ 動的なものは代替サービスをつかうなど(検索やランキングなど) • 公開のステップ ◦ Basic認証をかけてスタンバイしておくとかできない  ※できるようになりました!!!! ▪ ComingSoonページを用意するため一度バックアップを取ったうえでコンテンツ全消 ししてComingSoonバージョンをパブリッシュしたあとバックアップしていた状態に 戻す!とかやってた。