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シビックテック共助ファンド(仮)年度内1件試行に向けた実行計画

 シビックテック共助ファンド(仮)年度内1件試行に向けた実行計画

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Tomoaki Nishitani

June 04, 2026

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  1. 週刊共助ファンド(仮) 今年度のゴール:1件を最初から最後まで通す 申請 判断 採択 支払い 実施 報告 改善 初年度の試行は「案件の成果」だけでなく、制度自体が動くかを検証するもの。

    制度面 • 規約・委員会が機能する • 利益相反確認ができる • 判断記録が残る 運用面 • フォームが使える • 支払い・返還が処理できる • 内部管理シートが回る 公開面 • 学びをレポート化できる • 公開範囲を整理できる • note/サイトへ掲載できる 改善面 • 詰まった点を記録する • 次年度改善案を作る • 小さく始めて育てる 完璧な制度を作ってから始めるのではなく、1回動かして改善サイクルに入る。 2026年度 試行実行計画/ 2
  2. 週刊共助ファンド(仮) 成果物の現在地①:制度・決議・ガバナンス これから作成・正式化する成果物について、現時点の到達点と次作業を明確にする。 成果物 現在の到達点 次にやること 主な位置づけ 共助ファンド運用規約 作成済 Version

    0.9を正式条文化。上限額・人件費・申請資格を確定 臨時総会決議 運営委員会規約 整理済 委員数・任期・議決方法・議事録・利益相反を条文化 臨時総会決議 臨時総会議案書 未作成 規約制定、委員選任、試行運用開始を議案化 決議資料 委員候補一覧 未決議 3〜5名程度を想定し、役割・負担・利益相反を説明して打診 ガバナンス 賛助会員規約 整理済 年会費、入退会、議決権なし、税制優遇なしを明文化 受付前整備 協力金取扱要領 整理済 返金可否、用途指定不可、推しの扱い、受領通知を整理 受付前整備 個人情報取扱方針 未作成 フォーム別の取得項目・利用目的・保存期間を定義 公開前整備 金銭授受フロー 未作成 入金確認、領収、支払い、未使用分返還、会計登録を図示 会計実務 ポイント:通常総会で承認済みなのは制度整備・試行準備。正式運用には臨時総会での規約・委員会決議が必要。 2026年度 試行実行計画/ 3
  3. 週刊共助ファンド(仮) 成果物の現在地②:フォーム・サイト・試行運用 実装系は「案・本文」はできているものが多く、次はフォーム化・CMS反映・運用テストへ進む。 成果物 現在の到達点 次にやること 主な位置づけ プロジェクト申請フォーム 設計済 Googleフォーム化。個人情報・同意・公開範囲を確定

    受付導線 審査・判断シート 設計済 評価軸、利益相反、判断区分、記録欄をスプレッドシート化 委員会運用 完了報告フォーム 整理済 成果だけでなく、学び・失敗・支出・公開範囲を記録 報告導線 賛助会員・協力金フォーム 設計済 分岐、自動返信、入金案内、推しテーマを設定 資金入口 公式サイト本文 作成済 一次ドラフトをCMSへ反映。文量圧縮と用語統一を実施 ストック情報 公開資料・Q&A 整理済 規約、評価基準、税制上の注意、資金支援と法人格利用の違いを整理 説明責任 試行案件募集案内 未作成 初回は事前相談型を軸に、対象・上限・期間を明示 1件試行 公開用レポート雛形 未作成 実施内容、成果、学び、次の課題をサイト・note向けに整形 振り返り ポイント:初回試行では「制度が回るか」を見るため、申請・審査・支払い・報告の最小導線を優先する。 2026年度 試行実行計画/ 4
  4. 週刊共助ファンド(仮) 全体ロードマップ:制度整備から年度末の改善まで 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月

    2月 3月 制度・規約案の整理 委員候補の検討・打診 臨時総会準備 臨時総会・決議 サイト・フォーム実装 受付準備・公開 試行案件の募集・事前相談 申請受付・形式確認 運営委員会審査・採択 支払い・活動開始 完了報告・公開レポート 振り返り・次年度改善 •:作業期間の目安。初回試行は、年度内に「申請→採択→実施→報告→改善」まで完走することを重視。 2026年度 試行実行計画/ 5
  5. 週刊共助ファンド(仮) WBS 1-2:制度を整え、臨時総会にかける 1. 制度を整える 1-1 運用規約案の精査 支援対象・支払い・返還・利益相反 1-2 運営委員会規約案

    委員数・任期・議決・議事録 1-3 賛助会員規約案 年会費・入退会・議決権なし 1-4 協力金取扱要領案 返金可否・用途指定不可・推し 1-5 個人情報取扱方針 取得項目・利用目的・保存期間 1-6 金銭授受フロー 入金・領収・支払い・返還 2. 臨時総会にかける 2-1 臨時総会議案書 規約制定・委員選任・試行開始 2-2 添付資料作成 規約案・委員候補・初年度方針 2-3 委員候補への打診 役割・負担・利益相反ルール説明 2-4 招集手続 日程調整・招集通知・資料送付 2-5 臨時総会開催 規約・委員・試行運用開始を決議 2-6 決議後資料整理 決議内容を保存・サイトへ反映 ここでの完了条件:試行運用に必要な「規約」と「判断機関」の根拠ができていること。 2026年度 試行実行計画/ 6
  6. 週刊共助ファンド(仮) WBS 3-4:サイト・フォームを整え、試行案件を選ぶ 3. サイト・フォームを整える 3-1 公式サイト構成確定 トップ・概要・評価基準・ルール 3-2 サイト本文の反映

    作成済み本文をCMS等に反映 3-3 申請フォーム実装 同意事項・公開範囲・申請項目 3-4 賛助会員フォーム 推しテーマ・公開可否・入金案内 3-5 協力金フォーム 金額・推しテーマ・受領通知 3-6 審査シート実装 評価視点・利益相反・判断記録 3-7 完了報告フォーム 成果・学び・支出・公開範囲 3-8 管理設定 自動返信・内部通知・管理シート 4. 試行案件を募集・選定 4-1 募集方針決定 一般公募か事前相談型かを決定 4-2 募集案内作成 対象・上限・期間・申請方法 4-3 事前相談実施 内容・金額・公開可能性を確認 4-4 申請受付 フォームから申請を受け付け 4-5 形式確認 資格・金額・期間・同意事項 4-6 委員会へ回付 審査対象資料を共有 初回は広く大きく集めるより、「制度検証に協力できる小規模案件」を選ぶ。 2026年度 試行実行計画/ 7
  7. 週刊共助ファンド(仮) WBS 5-6:審査・採択し、プロジェクトを実施する 5. 運営委員会で審査・採択 5-1 利益相反確認 委員と申請者・案件との関係確認 5-2 個別評価

    社会性・実現可能性・金額妥当性 5-3 委員会審議 採択・条件付き採択・保留・不採択 5-4 採択条件整理 金額・期間・報告・公開範囲 5-5 採択通知 申請者へ採択結果を通知 5-6 判断記録保存 理由・条件・利益相反確認を保存 6. プロジェクトを実施 6-1 支払い準備 振込先・支払額・支払時期を確認 6-2 前払い 採択後に一部を前払い 6-3 活動開始 採択案件を実施 6-4 進捗確認 必要に応じて途中状況を確認 6-5 途中共有 公開可能な範囲でnote等に共有 6-6 完了 予定した活動を終了 判断基準を満たすかだけでなく、初回試行として「一緒に検証できる案件」かを見る。 2026年度 試行実行計画/ 8
  8. 週刊共助ファンド(仮) WBS 7-8:報告し、次年度改善につなげる 7. 完了報告・公開レポート 7-1 完了報告受付 実施内容・成果・学び・支出 7-2 支出確認

    未使用分・返還有無を確認 7-3 残額支払い 条件を満たした場合に残額支払い 7-4 未使用分返還 必要に応じて返還処理 7-5 公開レポート作成 外部公開できる形に整理 7-6 サイト・note掲載 活動内容と学びを公開 8. 振り返り・次年度改善 8-1 申請フロー振り返り フォーム・説明文の使いやすさ 8-2 審査フロー振り返り 判断基準・委員会運営・記録 8-3 支払いフロー振り返り 前払い・残額・返還処理 8-4 報告フロー振り返り 報告フォーム・公開レポート 8-5 制度改善案作成 規約・フォーム・サイトを見直す 8-6 次年度方針検討 件数・上限・類型追加を検討 成功報告だけでなく、「やってみたから分かったこと」を共有する。 2026年度 試行実行計画/ 9
  9. 週刊共助ファンド(仮) 初回試行案件の選定条件 初回は「大きな成果」よりも、制度検証に向いた案件を選ぶ。 小さく始められる 必要金額・期間・関係者が過大でない 短期で完了できる 1〜2か月、長くても3か月以内 公共性が説明できる 地域課題・社会課題との接続がある 学びを公開できる

    成果だけでなく失敗・課題も共有可能 共助性がある 個人の私的活動で終わらない 制度検証に協力できる フォーム・審査・報告の改善に協力 避けたい初回案件 • 実施期間が長く年度内に報告まで届かない • 成果物や公開範囲が曖昧 • 関係者・契約・権利関係が複雑すぎる 2026年度 試行実行計画 / 10
  10. 週刊共助ファンド(仮) 直近アクション:まず6〜7月に固めること 1 承認範囲の表現統一 通常総会で承認済み/未決議事項を明確化 2 規約案の正式版化 運用規約・委員会規約・賛助会員規約・協力金要領 3 委員候補の整理

    3〜5名程度、役割・負担・利益相反を説明 4 フォーム一式の最小実装 申請・審査・報告・賛助会員・協力金 5 臨時総会資料化 議案書・添付資料・初年度方針・フロー図 2026年度の着地点 制度を整え、 1件試し、 きちんと振り返る。 これをもって、共助ファンドを「考えるもの」から「動かして改 善するもの」へ移行する。 週刊共助ファンド(仮)では、このWBSをもとに各テーマを具体化して いく。 2026年度 試行実行計画 / 11