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趣味でも現場でも使える!Kiro活用体験談から学ぶ、生成AIを活用した新しい開発の形

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March 14, 2026
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 趣味でも現場でも使える!Kiro活用体験談から学ぶ、生成AIを活用した新しい開発の形

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  1. 新潟出⾝‧SIer勤務3年⽬のエン ジニアです! 普段はAWS上のAPI‧バッチアプ リケーションの設計や実装を⾏っ ています。 ⼀緒にクラウドについて勉強しま しょう! ⾃⼰紹介 河本 瞬

    品⽥ 遵詞 間世⽥ 秀 SIer勤務2年⽬のITエンジニアです 主に基幹システム‧インフラ構築 業務に従事しています。 私⾃⾝も学び続ける⽴場ですが、 皆さんと⼀緒に成⻑していけるよ うな講義を⽬指しています。 Shun Kawamoto Junji Shinada Shu Maseda 某SIer勤務3年⽬のエンジニア。社 内AWSシステムの運⽤を⾏ってい ます。 好きなAWSサービス:AWS Transit Gateway 成⿂になるべく奮闘中。
  2. IT開発⼿法 Kiro業務活⽤体験談 アジェンダ 1 3 Kiroサービス紹介 2 - ウォータフォールのV字モデル -

    従来の⽣成AIを持ちいた開発の課題 - 仕様駆動開発とは - Spec/Vibeモード - Hooks, Steering - 要件定義からアプリ開発
  3. IT開発⼿法 Kiro業務活⽤体験談 アジェンダ 1 3 Kiroサービス紹介 2 - ウォータフォールのV字モデル -

    従来の⽣成AIを持ちいた開発の課題 - 仕様駆動開発とは - Spec/Vibeモード - Hooks, Steering - 要件定義からアプリ開発
  4. IT開発⼿法の全体像 反復思考 アジャイル開発 フェーズ思考 ウォータフォール開発 継続的デリバリ DevOps, CI/CD ⼯程を厳格に分割する。 後戻りしないことを前提で

    最初から仕様を作り込む ⼤規模な開発に向く 短いサイクルで開発とリ リースを⾏う。柔軟性とス ピード感のある開発⼿法 変化の激しい領域で有意。 開発(dev)と運⽤(Ops) を統合し、テストやデプロ イを⾃動化してリリース頻度 を⾼める。
  5. IT開発⼿法の全体像 反復思考 アジャイル開発 フェーズ思考 ウォータフォール開発 継続的デリバリ DevOps, CI/CD ⼯程を厳格に分割する。 後戻りしないことを前提で

    最初から仕様を作り込む ⼤規模な開発に向く 短いサイクルで開発とリ リースを⾏う。柔軟性とス ピード感のある開発⼿法 変化の激しい領域で有意。 開発(dev)と運⽤(Ops) を統合し、テストやデプロ イを⾃動化してリリース頻度 を⾼める。
  6. ウォータフォールのV字モデル 工程 概要 ① 要件定義 システムに求められる機能・性能・制約条件を整理し、関係者間で合意する ② 基本設計 画面や外部インターフェースなど、システムの外部仕様を設計する ③

    詳細設計 プログラム構造やデータ処理方式など、内部仕様を具体化する ④ 実装 設計内容に基づいてソースコードを作成する ⑤ 単体テスト プログラム単位で正しく動作するかを確認する ⑥ 結合テスト 複数のプログラムを連携させ、処理やデータ連携を確認する ⑦ システムテスト システム全体として要件を満たしているかを検証する ⑧ 受入テスト ユーザーが業務観点で確認し、システムを受け入れる ウォーターフォール開発は、「開発手順が極めてシンプルでわかりやすい」手法。 以下の手順を上から順番に実施していく。
  7. アジャイル開発との⽐較 アジャイル開発:「ビジネスは変化するもの 」という考えを前提とした開発手法          開発途中の仕様変更に強い 観点 ウォーターフォール開発 アジャイル開発 作業工程 初めに開発内容を全て決め、段階的に詳

    細化・開発する 短期間で繰り返し開発を行う 柔軟性 一度決めた開発内容は変更しにくい 開発内容を柔軟に変更しやすい テスト テスト工程ですべて行う 高頻度で行う レビュー 実物確認はプロジェクトの終盤となる 実物をすぐに確認できる 発注者のかか わり方 要件定義工程などで集中的にかかわる 深いコミットメントが求められる
  8. Vibe cording Vibe Coding (雰囲気コーディング) とは 従来のように開発者がコードの細部まで手書きするの ではなく、AIに自然言語で要件やアイデアを伝え、 AIが その指示に基づいてコードを生成する手法

    開発者は、細かい文法や構文を意識せず、設計や意 図、全体の「雰囲気( vibe)」をAIに伝えることで開発す ることができる メリット 爆発的な初速、試作の容易さ、学習コストの低下
  9. 従来のVibe cordingの限界 課題 内容 判断の前提が残らない 「この機能はなぜこの構成なのか?」という問いに答える情報が存在しない。 (開発者との対話そのものが設計プロセスに) 要件が曖昧なまま進行 受け入れ条件が定義されず、完成品が期待に沿っているかを検証できない。 実装とドキュメントの乖離

    コードはあるが、設計書や要件定義が存在しない、または古いまま。 設計書が存在しても開発中にどんどん仕様からズレていく。 チームでの保守が困難 開発の意図が属人化し、他メンバーが手を加えることが難しくなる 具体例 「商品ページにレビュー機能を追加して」と指示すれば、それらしい UIとAPIは出力され得る。 しかし仕様の共有がなく、異常系・アクセス制御・監査・性能の検討が薄いままテスト不備でリリースされるリスク がある。 結論:プロダクションレベルでは難度が高い。
  10. ウォータフォール開発とVibe Cording 「作業から2週間もたつと、AIに何をさせたのか、人間も AIも分からなくなってしまう」 • Vibe Cording:意図・雰囲気 → AIがコード生成(作りながら考える) •

    ウォーターフォール:仕様・設計を事前に固定(考えてから作る) ➡ 生成コードの根拠・再現性が弱い 意図(vibe)を保ったまま、ウォーターフォールが求める“仕様”に落とし込みたい!
  11. ウォータフォール開発とVibe Cording 「作業から2週間もたつと、AIに何をさせたのか、人間も AIも分からなくなってしまう」 • Vibe Cording:意図・雰囲気 → AIがコード生成(作りながら考える) •

    ウォーターフォール:仕様・設計を事前に固定(考えてから作る) ➡ 生成コードの根拠・再現性が弱い 意図(vibe)を保ったまま、ウォーターフォールが求める“仕様”に落とし込みたい! AWS Kiroの『仕様駆動開発』
  12. IT開発⼿法 Kiro業務活⽤体験談 アジェンダ 1 3 Kiroサービス紹介 2 - ウォータフォールのV字モデル -

    従来の⽣成AIを持ちいた開発の課題 - 仕様駆動開発とは - Spec/Vibeモード - Hooks, Steering - 要件定義からアプリ開発
  13. 現在利⽤可能なモデル 現在、Anthopic社のClaude Modelが利⽤可能です。 • Sonnet 4, 4.5/ Opus 4.5 ◦

    複雑なコーディングや要求の厳しいタスク向け • Haiku 4.5 ◦ ⾼速かつ低コスト / Sonnet 4相当の性能
  14. Steering - プロジェクトの知識を永続化 プロジェクト全体のコーディング規約、パターン、標準を Markdownファイルで定義し、Kiroの動作に組み込みます。 Steeringファイルの例 • product.md ◦ システムを定義し

    Kiroに目的とビジネスコンテキストを理解させる • tech.md ◦ プロジェクトで使用する技術を定義し Kiroに「どの技術で実装するか」を理解させる • structure.md ◦ ファイル構成と命名規則を定義し Kiroに「どこに何を配置するか」を理解させる
  15. Agent Hooks - ワークフローの⾃動化 ファイルの保存‧作成‧削除などのイベントをトリガーに AIエージェントが⾃律的にタスクを実⾏する機能 活用例 • セキュリティスキャン 保存をトリガーに、

    APIキー漏洩やパスワードなどを自動チェックさせる • 画像最適化チェック 画像ファイル追加時、サイズが大きすぎないかチェックさせる • ドキュメントの更新 APIを追加したら、自動的に APIドキュメントを更新させる
  16. プラン体系 プラン 料金 クレジット どのような人向けか? Free $0 50 Kiroを試してみたい方 Pro

    $20 1,000 個人開発者 Pro+ $40 2,000 大規模開発 Power $200 10,000 常時Kiroを使用する方 クレジットとはKiro独自の利用体系 • プロンプトの複雑さに応じて小数点単位で消費 • 簡単な編集やプロンプトであれば 1 クレジット未満の消費 • タスクは複雑さに応じて異なる速度でクレジットを消費
  17. IT開発⼿法 Kiro業務活⽤体験談 アジェンダ 1 3 Kiroサービス紹介 2 - ウォータフォールのV字モデル -

    従来の⽣成AIを持ちいた開発の課題 - 仕様駆動開発とは - Spec/Vibeモード - Hooks, Steering - 要件定義からアプリ開発
  18. デモンストレーションの流れ 要件定義 (requirements.md) 設計 (design.md) 実装 (tasks.md) ‧要件⼊⼒ ‧要件追加 ‧ステアリングファイルの追加

    ‧設計開始 ‧⼈からの指摘を追加する”脱バイブコーディング” ‧ステイアリングファイルの追加 ‧ログイン画⾯だけ… の完成イメージをお⾒せ