アプリケーションの仕組みと開発プロセスを、専門的な用語を極力排除して説明します。
此処で言うアプリケーションはクライアント・サーバモデルのWeb / モバイルアプリケーションを指しています。
アプリケーションの仕組み:
サーバ・クライアント等、役割を分担し、それぞれが知るべきことを知り、やるべきことをやる。
そうして複雑なアプリケーションを作り上げている。
アプリケーションの開発プロセス:
開発プロセスはただ「作る」ではなく、「既存の実装を把握し介入」「既存箇所含めた動作確認」というプロセスがあり、それは「役割分担の綺麗さ」「自動テストの量・質」の影響を強く受ける。
そのため、スピードを追求する中でも、役割分担の見直し・テスト整備等を日頃から行なうことが、アプリの品質・中長期的な開発スピード向上に繋がる。
演習の意味合いで、以下の付録を設けました。
・アプリケーションの仕組みを踏まえてトラブルシューティングを行なう
・アプリケーションの仕組みに基いて開発の影響範囲を考えてみる
・「役割分担」が実際どのように行われているのか、適切に行われないとどう問題になるのか、ツイッターのタイムライン機能を実例として扱い覗いてみる
想定読者は「自社アプリケーションを通じてサービス提供する会社に属するビジネスサイドの方」です。