Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Pulumiを本番投入した所感

 Pulumiを本番投入した所感

◧Pulumiについての簡単な概要
◧Pulumiを実際に業務で使ってみてどうだったか

Turkeyzawa

July 17, 2019
Tweet

More Decks by Turkeyzawa

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 0
    株式会社エイチームライフスタイル
    Pulumiを本番投⼊した所感
    2019 . 07 . 17

    View Slide

  2. 1
    © 2019 Ateam Inc. 1
    ⾃⼰紹介
    ◧名前
    橋本 尭明(Twitter: @turkeyzawa)
    ◧会社
    株式会社エイチームライフスタイル
    ◧Webエンジニア
    React / Webpack / TypeScript / Rust

    View Slide

  3. 2
    © 2019 Ateam Inc. 2
    ⾃⼰紹介
    ◧プロビジョニングツールに興味を持った動機
    ■インフラにも興味が出てきた
    ■⼿でコンソールぽちぽちしたくない
    ■再現性担保したい
    ■バージョン管理したい

    View Slide

  4. 3
    © 2019 Ateam Inc. 3
    この発表で話すこと
    ◧Pulumiについての簡単な概要
    ◧Pulumiを実際に業務で使ってみてどうだったか

    View Slide

  5. 4
    © 2019 Ateam Inc. 4
    この発表で話さないこと
    ◧Pulumiの使い⽅

    View Slide

  6. 5
    © 2019 Ateam Inc.
    Pulumiについての簡単な概要

    View Slide

  7. 6
    © 2019 Ateam Inc. 6
    Pulumi is 何
    ◧プロビジョニングツール
    ◧内部的にはgrpc経由でterraform叩いたりk8sのAPI叩いたりしている
    ◧Stackと呼ばれる単位で⽴ち上げたリソースを管理している
    ■この仕組みを利⽤してstagingとproductionを分けたりできる
    ■ただし、Stackを跨いだ管理はできない

    View Slide

  8. 7
    © 2019 Ateam Inc. 7
    他のプロビジョニングツールと何が違うの?
    ◧Stateを管理するための管理画⾯が⽤意されている
    ■ただし、個⼈利⽤以外では有料でお⾼め
    ■3userまでだと$50/month
    ■25uesrまでになると$75 per user/month
    ◧Stateをjsonに吐き出す機能もあるため、現状本番運⽤ではこっちを
    使っている

    View Slide

  9. 8
    © 2019 Ateam Inc. 8
    他のプロビジョニングツールと何が違うの?
    ◧独⾃DSLを覚えなくても良い!
    ◧使い慣れたプログラミング⾔語(TypeScript)で再現性を担保しながら
    インフラを⽴ち上げられる

    View Slide

  10. 9
    © 2019 Ateam Inc. 9
    どうしてPulumiを選んだのか
    ◧インフラに興味はあるけど敷居⾼そう
    ◧GUIベースで設定をしていくと再現性が低そう
    ◧プロビジョニングツールみてみた結果
    ■それぞれ独特な記法がよくわからない… 学習コストも⾼そう…
    ◧PulumiはWebエンジニアでもとっつきやすそうだった

    View Slide

  11. 10
    © 2019 Ateam Inc.
    Pulumiを実際に業務で使ってみてどうだったか

    View Slide

  12. 11
    © 2019 Ateam Inc. 11
    困ったこと
    ◧レビューが難しい
    1. 先に⽴ち上げようと思っているインフラ構成をインフラ担当者にレビューして
    もらう
    2. 書いたPulumiをWebエンジニアにレビューしてもらう
    ■など⼯夫が必要
    ◧インフラ担当者の中にはコーディングが得意じゃない⼈もいる

    View Slide

  13. 12
    © 2019 Ateam Inc. 12
    困ったこと
    ◧すでに動いているインフラリソースに対しては変更・管理ができない
    ◧Stackを細かく分割する、plugin的な使い⽅ができなさそう
    ■共通機能のパッケージングがしたかった

    View Slide

  14. 13
    © 2019 Ateam Inc. 13
    良かったこと
    ◧CI/CDに組み込んで検証環境を⽴ち上げたり落としたりがWebエンジ
    ニアだけでできる
    ◧Webエンジニアから能動的にインフラに対してアクションを起こしや
    すくなった

    View Slide

  15. 14
    © 2019 Ateam Inc.
    ご清聴ありがとうございました!

    View Slide