日本国内では機関リポジトリ環境提供サービスJAIRO Cloudを機関リポジトリとして利用する機関が多く、2022年度末でその数は大学、研究機関等714機関に達している。JAIRO Cloudで入力、蓄積されたメタデータは主に学術機関リポジトリデータベース(IRDB)を経由してCiNiiやジャパンリンクセンター(JaLC)などに提供され、学術情報の効率的な流通に貢献している。また、これらの運用が可能なよう、JAIRO CloudではXMLやJSON形式でのメタデータの出力機能を有している。 本発表では、主に自機関Webサイトで公開しているコンテンツとの統合的な運用を目指して、JAIRO Cloud上のメタデータをCMS(Drupal)の機能によりWebサイトに取り込み利用する手法を紹介したい。
Code4Lib JAPAN Conference 2023 通常発表セッション1 (2023/09/02)
https://wiki.code4lib.jp/wiki/C4ljp2023/presentation