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ふりかえりワークショップ~序~
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viva_tweet_x
February 15, 2018
Technology
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ふりかえりワークショップ~序~
2018/02/09 Agile Japan サテライト(NRI) ワークショップ#1
ふりかえりを知らない人を対象としたKPTを学ぶワークショップです。
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February 15, 2018
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Transcript
ふりかえりワークショップ~序~ 2018/02/09 Agile Japan サテライト(NRI) 森、岩松
ふりかえりの推進(社内外) アドバイザー・ワークショップ 森一樹 (@viva_tweet_x / twitter) 講師+支援メンバー 岩松航輝 開発業務改善の推進 VSMの社内展開
ふりかえりをご存知ですか?
過去のことを考える。回顧する。 引用元:大林辞 ふりかえりとは
過去のことを考える。回顧する。 引用元:大林辞 過去のことを考え、未来のことを考える ふりかえりとは
チームのふりかえりを学びましょう
チームのふりかえりを学びましょう 1.ふりかえりを知るべし
チームのふりかえりを学びましょう 1.ふりかえりを知るべし 2.手法を知るべし
チームのふりかえりを学びましょう 1.ふりかえりを知るべし 2.手法を知るべし 3.体験すべし
チームのふりかえりを学びましょう 1.ふりかえりを知るべし 2.手法を知るべし 3.体験すべし
定期的にふりかえりをしないチームの諸症状
トップダウンの指示待ちチーム 重厚長大なチェックリスト 春のカイゼン祭り 定期的にふりかえりをしないチームの諸症状
トップダウンの指示待ちチーム • 自分から動いてくれないチームメンバー • チームリーダーが指導して始めて動く • 同じチームなのに他人の仕事は手伝わない
• ミスが起こるたびに増えていくチェックリスト • 実は誰も読んでいない • チェックリストのためのチェックリスト 重厚長大なチェックリスト
春のカイゼン大祭り • プロジェクトが終わったあとにふりかえる • 次には活かされず宙に消える • 是正, 是正, 是正 !!!
トップダウンの指示待ちチーム 重厚長大なチェックリスト 春のカイゼン祭り 定期的にふりかえりをしないチームの諸症状
トップダウンの指示待ちチーム 重厚長大なチェックリスト 春のカイゼン祭り 定期的にふりかえりをしないチームの諸症状 定期的にチームでふりかえりしましょう
ふりかえりの目的を知る ~ふりかえりをはじめるために~
強制停止 チームの成長につなげる プロセスをカイゼンする ふりかえりの3つの目的
強制停止 • 起こっている問題から一歩引いて、何が原因なのかを 冷静に考える • 被害を広がらないようにするために何をすべきかを 考える
チームの成長につなげる • 個人のアクションを決める • チーム全員でアクションを決める • みんなが前に進むためのことを考える • チームのつながりを深める
プロセスをカイゼンする • 普段の行動を省みて、よりよいやり方に変える • 失敗は繰り返さないように • 成功は何度も続けられるように
ふりかえりについておさらい 定期的にふりかえりをしないチームの諸症状 ・トップダウンの指示待ちチーム ・重厚長大なチェックリスト ・春のカイゼン祭り ふりかえりの目的 ・強制停止 ・チームの成長につなげる ・プロセスをカイゼンする
チームのふりかえりを学びましょう 1.ふりかえりを知るべし 2.手法を知るべし 3.体験すべし
ふりかえりには様々な手法があります KPT(けぷと) YWT Keep, ProblemからTry(改善)を考える やったこと, わかったこと, つぎやることを考える Timeline 時系列に事実・感情をふりかえり改善案を出す
PDCA Plan, Do, Check, Actionの順で改善を回す なぜなぜ分析 5回なぜをくりかえし、問題の根本原因を是正する VSM 工程間のつながりに着目してボトルネックを探す
どのやりかたも、改善のループを回します • ふりかえりにより出した改善案を実行し、 実行した結果をふりかえる • ループが高速でくるくる回る
チームのふりかえりを学びましょう 1.ふりかえりを知るべし 2.手法を知るべし 3.体験すべし
これからワークを行います チームのふりかえりを体験します。 ワークの前にチームビルディングしましょう!
チームビルディングをしましょう(5分) (必須)氏名 (必須)所属(簡単に) (参考)今日楽しみにしていること (参考)これまでのセッションで心にのこったこと
紙飛行機ワークショップ
• あなたたちは、飛行機を製作するチームです • チームで飛行機を作ってもらいます • より多くの飛行機を飛ばすことが出来たチームが優勝です ルール説明(1/3)
• A4用紙の1/4のサイズで紙飛行機を折ってください • 1人の人が2回連続して折ってはいけません • 紙飛行機の先端は丸まっている必要があります • 発着場から紙飛行機を投げ、ゴールまで たどり着いた紙飛行機のみが成功です •
成功した数は自分達でカウントしてください • 一度飛ばした紙飛行機は再利用できません ルール説明(2/3)
• 1分計画 → 3分ワーク で1サイクル • 計4サイクル行います • 1サイクル終えたら作りかけの飛行機は破棄します •
計画では、 「どのように進めるか」 「何機成功するかの予想」 を話し合ってもらいます • 優勝したチームには暖かい拍手が送られます ルール説明(3/3)
1サイクル目:計画(1分) 「どのように進めるか」 「何機成功するかの予想」 を話し合ってください
1サイクル目:計画(1分) 予想結果を記載してください
1サイクル目:ワーク(3分)
1サイクル目:結果発表
• 1分計画 → 3分ワーク → 6分ふりかえり で1サイクル • 計4サイクル行います •
1サイクル終えたら作りかけの飛行機は破棄します • 計画では、 「どのように進めるか」 「何機成功するかの予想」 を話し合ってもらいます • 優勝したチームには暖かい拍手が送られます ルール変更
2サイクル目:計画(1分) 「どのように進めるか」 「何機成功するかの予想」 を話し合ってください
2サイクル目:計画(1分) 予想結果を記載してください
2サイクル目:ワーク(3分)
2サイクル目:結果発表
2サイクル目:ふりかえり このサイクルから「KPT(けぷと)」による ふりかえりを行います
KPT(けぷと) Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと 3つの質問をして、改善のアイデアを出すやりかた
KPT(けぷと) Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと 3つの質問をして、改善のアイデアを出すやりかた Keep→Problem→Tryの順番に出していく
KPT(けぷと) Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと 3つの質問をして、改善のアイデアを出すやりかた Keep→Problem→Tryの順番に出していく
Tryは「Keepの強化」「Problemの解消」
成功は継続させ、失敗は繰り返さない KPT(けぷと)の効果 Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと プロセスの改善が行われる
成功は継続させ、失敗は繰り返さない チームの課題が見える化される KPT(けぷと)の効果 Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと
プロセスの改善が行われる
成功は継続させ、失敗は繰り返さない チームの課題が見える化される チームの行動が改善される KPT(けぷと)の効果 Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try
やりたいこと プロセスの改善が行われる
Keepの洗い出し・共有(120秒) Problemの洗い出し・共有(120秒) Tryの洗い出し・共有・決定(120秒) KPT(けぷと)をやってみましょう Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try
やりたいこと この流れでやります
一人ずつ内容を宣言しながら貼っていく 同調意見があれば、同じところに貼る 全員が意見を言い終わるまで続ける ラウンドロビン方式 xxx **** **** 私も!
うまくいったことはなにか よかったことはなにか つづけるべきものはなにか KPT(けぷと)をやってみましょう Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try
やりたいこと Keepの案出し/共有(120秒)
問題だったところはなにか 困ってしまったところはなにか 改善できそうな点はなにか KPT(けぷと)をやってみましょう Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try
やりたいこと Problemの案出し/共有(120秒)
Keepの強化 Problemの解消 やることの確定 KPT(けぷと)をやってみましょう Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try
やりたいこと Tryの案出し/共有/決定(120秒)
3サイクル目:計画(1分) 「どのように進めるか」 「何機成功するかの予想」 を話し合ってください
3サイクル目:計画(1分) 予想結果を記載してください
3サイクル目:ワーク(3分)
3サイクル目:結果発表
3サイクル目:ふりかえり(6分) Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと チームで時間配分をして行ってください •
前回のTryの結果はどうだったかを考える • 批判しない • 他人が出したKeep, Problemに対するTryを書く • 具体的なアクションを描く • 優先順位を決める
4サイクル目:計画(1分) 「どのように進めるか」 「何機成功するかの予想」 を話し合ってください
4サイクル目:ワーク(3分)
最終結果発表
KPTのおさらい Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと Keepの強化 Problemの解消
K→P→Tの順に出し、改善のループを回す ラウンドロビン Tryの実施結果をふりかえり、評価する プロセスを改善しつづける 毎週行いましょう
KPTの落とし穴 Time Good Bad 障害 発生 原因 判明 二次 災害
つら い 収 束 機能 追加 勉強 会 速度 向上 飲み 会
KPTの落とし穴 Time Good Bad 障害 発生 原因 判明 二次 災害
つら い 収 束 機能 追加 勉強 会 速度 向上 飲み 会 KPTに出やすいのは 「印象に残っているも の」 KPTに 出やすいのは 「印象に残っ ているもの」
KPTの落とし穴 Time Good Bad 障害 発生 原因 判明 二次 災害
つら い 収 束 機能 追加 勉強 会 速度 向上 飲み 会 KPTに出やすいのは 「印象に残っているも の」 KPTに 出やすいのは 「印象に残っ ているもの」 KPTに 出やすいのは 「印象に残っ ているもの」 真にふりかえ るべきものが 出ないことも
時系列で事実・感情を収集するTimeline 時系列 感情 事実 感情 事実 感情 事実 時系列で事実・感情を収集 TimelineのあとにKPTをやるとより効果的
チームのふりかえりを学びましょう 1.ふりかえりを知るべし 2.手法を知るべし 3.体験すべし
チームのふりかえりを学びましょう 1.ふりかえりを知るべし 2.手法を知るべし 3.体験すべし 4.持ち帰って実践すべし
トップダウンの指示待ちチーム 重厚長大なチェックリスト 春のカイゼン祭り 定期的にふりかえりをしないチームの諸症状 定期的にチームでふりかえりしましょう
強制停止 チームの成長につなげる プロセスをカイゼンする ふりかえりの3つの目的
KPT(けぷと)によるふりかえり Keep よかったこと つづけること Problem 問題・課題 Try やりたいこと K→P→Tの順に出し、改善のループを回す ラウンドロビン
Tryの実施結果をふりかえり、評価する プロセスを改善しつづける 毎週行いましょう
KPTの落とし穴 Time Good Bad 障害 発生 原因 判明 二次 災害
つら い 収 束 機能 追加 勉強 会 速度 向上 飲み 会 KPTに出やすいのは 「印象に残っているも の」 KPTに 出やすいのは 「印象に残っ ているもの」 KPTに 出やすいのは 「印象に残っ ているもの」 真にふりかえ るべきものが 出ないことも
時系列で事実・感情を収集するTimeline 時系列 感情 事実 感情 事実 感情 事実 時系列で事実・感情を収集 TimelineのあとにKPTをやるとより効果的
VSM(バリューストリームマップ)の紹介 「要求~プロダクト提供」までの全工程において、 「モノと情報」を可視化し、 プロセスのムダやボトルネックを洗い出し業務改善する手法 実行 Factを検証 現状のマップを描く 将来のマップ描く カイゼン計画を策定 VSMの大きな流れ
VSMの例
VSMの効果 • プロセスにおいて、ムダ(待ち時間が大きい)工程を 見つけることができる • プロセスにおいて、欠陥がある(手戻りが起きている) 工程を見つけることができる • これら問題点の工程を改善した場合、プロセスに どれだけ効果があるか見通しを算出することができる
• プロセス全体像を把握・共有が可能 引き継ぎや・プロジェクト中のメンバーの認識合わせにも 有効
今日の内容をふりかえりしましょう YWTという手法を使います 5分間で1人でふりかえって下さい やったこと わかったこと つぎやること フィードバック 本日学んだ内容はなんですか わかったこと、気付いたことはなんですか 仕事に持ち帰ってやりたいことはなんですか
勉強会のフィードバックを4段階でお願いします Y W T -
みんぐるで共有しましょう 2人ペアで、1人1分で情報を共有してください ペアの共有が終わったら、新しいペアを見つけてください やったこと わかったこと つぎやること フィードバック 本日学んだ内容はなんですか わかったこと、気付いたことはなんですか 仕事に持ち帰ってやりたいことはなんですか
勉強会のフィードバックを4段階でお願いします Y W T -
【参考書籍】 これだけ!KPT プロジェクトファシリテーション実践編ふりかえりガイド(Web) 皆様、お疲れ様でした 野村総合研究所では、「bit.Labs」という組織で ふりかえり、スクラム、VSMなど、 チームへのコーチングを行っております。 気になること、ご相談がありましたら 気軽にご相談ください。 野村総合研究所
生産革新ソリューション開発二部 森一樹
[email protected]
@viva_tweet_x (びば) https://www.facebook.com/kazuki.mori.12 ふりかえりには状況に応じて様々な手法があります。 更に実践的なふりかえりを学びたい場合は、 ワークショップをご利用ください。お気軽にご相談を。