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「開発現場の公開」から見えてきた、チームが繋がり合う「新しい社会」のカタチ

 「開発現場の公開」から見えてきた、チームが繋がり合う「新しい社会」のカタチ

2021/07/30 Developers Summit 2021夏 B-4 https://event.shoeisha.jp/devsumi/20210730/session/3235/

「開発現場の公開」から見えてきた、チームが繋がり合う「新しい社会」のカタチ

として登壇した内容です。

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July 30, 2021
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  1. 「開発現場の公開」から見えてきた、
    チームが繋がり合う「新しい社会」のカタチ
    Developers Summit 2021夏
    チーム オキザリス

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  2. チーム「オキザリス」
    ©2021 オキザリス 2
    オキザリスの花言葉
    輝く心 喜び
    あなたと過ごしたい
    決してあなたを捨てません
    チームの共通の価値観として
    チームの目指す姿として

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  3. わたしたちのチーム
    ©2021 オキザリス 3
    Coach/PO/Dev

    Dev
    岩崎
    Dev
    日朝
    Marketing
    中西
    Dev
    中川
    Marketing
    中島
    SM・Dev
    島田

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  4. 本日はこの4人でお送りします
    ©2021 オキザリス 4
    Coach/PO/Dev

    Dev
    岩崎
    Dev
    日朝
    Marketing
    中西
    Dev
    中川
    Marketing
    中島
    SM・Dev
    島田

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  5. ©2021 オキザリス 5
    DX時代のシステム開発の生産性向上および
    オフィスコミュニケーション活性化のためのトータルサービス

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  6. これからアジャイル開発を始める人たちの
    スピーディな立ち上がりを支援するソリューション
    6
    サイトはこちら
    aslead Agile 🔍
    アジャイルソリューション
    aslead Agile
    NRIの開発現場から生まれた、コンパクトで迅速なスモールスタートに適したアジャイルソリューションです。
    アジャイル開発に不可欠な「ナレッジ共有」、「コミュニケーション」、「ソース管理~リリース」の機能と
    NRIの独自ノウハウをご提供し、お客さまのデジタル・トランスフォーメーションに向けた、
    「ひとつひとつの挑戦をカタチにしてくこと」 を強力にサポートします。
    アジャイル開発テンプレート
    アジャイル・コーチ
    NRI独自ノウハウ

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  7. オンラインホワイトボードツールを使った生産性向上のための
    ソリューションを企画・開発・リリース・運用まで実施
    ©2021 オキザリス 7
    オンラインコミュニケーションソリューション
    aslead Board
    セキュアなネットワークから利用できる、オンライン上のホワイトボードを提供いたします。
    現場で利用しているホワイトボードと同じ感覚で、直感的に利用できます。
    マニュアルやサポートも充実。はじめての方でも安心してご利用いただけます。
    日本語マニュアル
    導入相談・研修
    NRIサポート
    オンライン
    ホワイトボード

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  8. プロダクト開発だけでなく、手広く事業貢献
    ©2021 オキザリス 8
    ブランディング活動 マーケティング活動

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  9. 今回話したいこと
    ©2021 オキザリス 9

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  10. 私たちが取り組んでいる「開発現場の見学ツアー」。
    そこに至るまでの道のりや、得られた学び。
    そして、見えてきた未来について紹介します。
    ©2021 オキザリス 10

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  11. チームが立ち上がる前の当初のビジョン
    ©2021 オキザリス 11

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  12. 社内では、まだまだ「アジャイル」の考え方・価値観は普及していない

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  13. そんな社内で、「アジャイル」の考え方・価値観を浸透させていく

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  14. 自分たちで定めたミッション
    ©2021 オキザリス 14

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  15. 自分たちがアジャイルを体現する
    ©2021 オキザリス 15
    Don’t do agile
    Be agile

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  16. 背中を見せる
    ©2021 オキザリス 16

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  17. そして周囲に変化をもたらす
    ©2021 オキザリス 17

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  18. オキザリスのはじまり
    ©2021 オキザリス 18

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  19. ©2021 オキザリス 19
    2020年6月、チーム誕生

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  20. ©2021 オキザリス 20
    2020年6月、チーム誕生
    アジャイルソリューション
    aslead Agile
    当時はこの業務オンリー

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  21. ©2021 オキザリス 21
    2020年6月、チーム誕生
    アジャイルソリューション
    aslead Agile
    当時はこの業務オンリー
    1本でプロダクトを作りつつ
    社内外にデリバリ

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  22. はじまりの体制
    ©2021 オキザリス 22

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  23. ©2021 オキザリス 23

    Coach/PO/Dev
    日朝
    Dev
    島田
    SM/Dev

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  24. ©2021 オキザリス 24
    結成メンバー3人
    全員開発者兼任

    Coach/PO/Dev
    日朝
    Dev
    島田
    SM/Dev

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  25. ©2021 オキザリス 25

    Coach/PO/Dev
    日朝
    Dev
    島田
    SM/Dev
    チームではアジャイル開発経験者は一人だけ
    チームの周囲にも経験者はほぼゼロ

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  26. ©2021 オキザリス 26

    Coach/PO/Dev
    日朝
    Dev
    島田
    SM/Dev
    アジャイルコーチ+POとして森がチームを立ち上げた

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  27. ©2021 オキザリス 27

    Coach/PO/Dev
    日朝
    Dev
    島田
    SM/Dev
    チーム全員で「アジャイル」を体感して、
    チームがアジャイルな状態になることを目指す

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  28. いまの体制
    ©2021 オキザリス 28

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  29. 当初の3人に加えて、開発者・マーケティングが加わっている
    ©2021 オキザリス 29
    Coach/PO/Dev

    Dev
    岩崎
    Dev
    日朝
    Marketing
    中西
    Dev
    中川
    Marketing
    中島
    SM・Dev
    島田

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  30. メンバーが入れ替わりつつも、チームの最高の形を探し続けている
    ©2021 オキザリス 30

    Coach/PO/Dev
    日朝
    Dev
    島田
    SM/Dev

    Coach/PO/Dev
    大石
    Dev
    中西
    Marketing
    中川
    Dev
    中島
    Marketing
    岩崎
    Dev
    大石
    Dev
    join
    leave

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  31. 業務の変化
    ©2021 オキザリス 31

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  32. ©2021 オキザリス 32
    2020年6月
    アジャイルソリューション
    aslead Agile
    最初はaslead Agileだけだった

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  33. いまは、複数プロダクト、マーケティング、情報発信etc.
    ©2021 オキザリス 33
    2020年6月
    アジャイルソリューション
    aslead Agile
    2020年9月
    aslead事業の一部の
    マーケティング業務開始
    2021年1月企画
    オンラインコミュニケーションソリューション
    aslead Board
    2021年6月
    aslead事業全体の改善
    マーケティング業務開始

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  34. わたしたちのチームの特徴
    ©2021 オキザリス 34

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  35. 30分フラクタルスプリント
    ©2021 オキザリス 35
    シフト制
    実験
    モブワーク

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  36. 30分単位でスプリントを区切って開発する30分フラクタルスプリント
    3h 3h 3h 3h
    30分
    1サイクル 5day
    1day 1day 1day 1day 0.5day
    0.5day
    1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分

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  37. 30分 / 1h / 3h / 1day / 5dayのフラクタル構造で価値を生み出す
    3h 3h 3h 3h
    30分
    1サイクル 5day
    1day 1day 1day 1day 0.5day
    0.5day
    1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h 1h
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分
    30分

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  38. 30分に1回ふりかえり。新しい挑戦と実験をしつづける
    ©2021 オキザリス 38

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  39. 全員が兼任。シフトを組んで、チームで活動できる時間を作る
    ©2021 オキザリス 39

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  40. 基本2人以上で仕事し、チーム全体として動き続けられる形に
    40
    ©2021 オキザリス

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  41. 複数人での仕事のやり方としてモブワークを採用
    ©2021 オキザリス 41

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  42. 複数人で一つの画面で、一つの仕事を行う
    42
    ©2021 オキザリス
    ナビゲーター ナビゲーター
    ドライバー

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  43. 30分フラクタルスプリント
    シフト制
    実験
    モブワーク
    今は、エクストリームなチームになってきた
    ©2021 オキザリス 43

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  44. もちろん、最初からこういう姿では、なかった。
    ©2021 オキザリス 44

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  45. いろんなカンファレンスから影響を受けてきた。
    ©2021 オキザリス 45

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  46. ©2021 オキザリス 46

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  47. 「15分フラクタルスプリント」「モブプログラミング」の話を聞いた。
    いろんなチームの話を聞いた。
    自分たちでも実験しようと思った。
    チームでも登壇しようと思った。
    ©2021 オキザリス 47

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  48. ©2021 オキザリス 48

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  49. ©2021 オキザリス 49
    プロポーザルを出して、初採択、初登壇。
    初心者ばかりの体制の中、色々失敗を恐れずに試してきた。
    他のチームから与えられた勇気を、
    私たちからほかの人たちに与えられるよう、自分たちの歩みを伝えた。

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  50. ©2021 オキザリス 50

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  51. 「POの森以外で登壇しよう」
    島田・中川に、加わったばかりの岩崎の計3人で登壇。
    「どのようにチームが変化を楽しむようになってきたか?」
    「周りへの影響は?」
    「変化を楽しもう」
    そんなメッセージを伝えた。 ©2021 オキザリス 51

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  52. カンファレンスで受けた恩を、カンファレンスで返す
    ©2021 オキザリス 52

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  53. 「開発現場の公開」から見えてきた、
    チームが繋がり合う「新しい社会」のカタチ
    Developers Summit 2021夏
    チーム オキザリス
    ©2021 オキザリス 53

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  54. 開発現場の見学ツアー
    ©2021 オキザリス 54

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  55. アジャイルな考え方・価値観を世の中に広げる手助けをしたい
    asleadの認知を広げたい
    ©2021 オキザリス 55

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  56. チームが開発している様子を1時間~1日見学。
    ©2021 オキザリス 56

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  57. チームはFace-to-Faceで会話しつつ、業務を行う
    ©2021 オキザリス 57

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  58. 常に画面は1つ。モブで業務が進行する様子を見ていただく。
    ©2021 オキザリス 58

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  59. 作業+質問会を同時並行で
    ©2021 オキザリス 59

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  60. メンバーの誰かが質問に対して回答
    ©2021 オキザリス 60

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  61. 1時間に10分の休憩時間では、一緒に雑談やQ&A
    ©2021 オキザリス 61

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  62. 1日の見学が終わったら
    フィードバックをもらって、意見交換をする

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  63. 「誰がなにをやっているかがオンラインでも分かる」
    「チームの悩みがリアルに感じられる」
    「スピード感を感じられた」

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  64. 見学者に貰ったフィードバックを、
    私たちのチームの活動に活かす

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  65. こうしたフィードバックが、私たちの在り方を再定義させてくれる。

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  66. 2020年10月に始まった見学ツアーは、
    20のチームと企業、計131名に参加いただいた。

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  67. 開発現場の見学ツアーの参加者
    ©2021 オキザリス 67

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  68. アジャイル・アジャイル開発に興味がある人
    アジャイル開発をしたいけど、やりかたがわからない人
    ©2021 オキザリス 68

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  69. アジャイル開発・チームがうまくいっていないから、
    自分のチームに何か新しい発見を持ち帰りたい人
    ©2021 オキザリス 69

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  70. asleadのWebサイトから申込をしてくれる人もいれば
    ©2021 オキザリス 70

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  71. コミュニティで繋がった人が顔を出してくれたり、
    そうした人たちが周りにも伝えてくれたり
    ©2021 オキザリス 71

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  72. 参加者が「ツアーよかったよ」と他の人に紹介してくれて、
    口コミが広がり、口コミ経由で来てくれた人もいる。
    ©2021 オキザリス 72

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  73. 2回目・3回目と違う仲間を連れてきてくれた
    リピーターの人たちもいる。
    ©2021 オキザリス 73

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  74. 繋がりが、広がっていくのを感じる。
    ©2021 オキザリス 74

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  75. 開発現場の見学ツアーを始めたきっかけ
    ©2021 オキザリス 75

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  76. 2017年、ヴァル研究所の社内見学ツアーに参加
    ©2021 オキザリス 76

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  77. 2017年、ヴァル研究所の社内見学ツアーに参加
    ©2021 オキザリス 77
    著者:新井さん PO:森

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  78. オフィスは付箋であふれていた。
    いたるところにカンバンが置いてあって、
    チームの特色にあったカンバンが作られていた。
    ©2021 オキザリス 78

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  79. チームごとにカンバンも違う。
    チームをまたぐカンバンもある。
    まさに、可視化の権化。
    ©2021 オキザリス 79

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  80. 100社を超える企業に見学を実施している
    ©2021 オキザリス 80

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  81. 見学を通じて、世の中にいい影響を与える。
    そういった、ヴァル研究所の精神に触れて感動した。
    ©2021 オキザリス 81

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  82. 見学ツアー後、参加者たちの顔が変わった。
    「次は自分たちが変わる番だ」
    ©2021 オキザリス 82

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  83. 「私たちも、周りに何か返していけないだろうか」
    ©2021 オキザリス 83

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  84. 「私たちも、周りを変えていくことはできるだろうか」
    ©2021 オキザリス 84

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  85. そうして始まったのが、NRIの社内見学会
    ©2021 オキザリス 85

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  86. 当時、アジャイル開発を始めたばかりのチームで
    会議室を貸し切ってプロジェクトルームを作った。
    ©2021 オキザリス 86

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  87. はじめてのアジャイル開発。
    みんなで試行錯誤しながら、日々の開発を進めた。
    ©2021 オキザリス 87

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  88. ヴァル研究所の真似をして。
    カンバンをたくさん作って、
    いろんなことを可視化していった。
    ©2021 オキザリス 88

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  89. そんな活動を、社内の希望者にも
    見学できるよう開放していた。
    ©2021 オキザリス 89

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  90. 物珍しさから、訪れる人は少しずつ増え、
    私たちの活動は少しずつ認知されていった。
    ©2021 オキザリス 90

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  91. 当時SMをやっていた森が、
    来てくれた人たちに説明していた。
    ©2021 オキザリス 91

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  92. 次第に、他のチームメンバーも説明に参加するようになり、
    自分たちの活動に自信を持てるようになってきた。
    ©2021 オキザリス 92

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  93. 当時の社長も顔を出してくれたこともあった。
    ©2021 オキザリス 93

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  94. そして、周囲に影響が表れ始めた。
    ©2021 オキザリス 94

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  95. 2017年当時、働き方改革全盛期。
    ©2021 オキザリス 95

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  96. カンバンが色々なところで立ち上がっていった。
    ©2021 オキザリス 96

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  97. ヴァル研究所から得たものを、社内に還元できている感覚。
    自分たちだけでなく、会社の中へとよい変化が生まれていく感覚。
    ©2021 オキザリス 97

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  98. その後、プロジェクトは終了・解散して、
    プロジェクトルームはなくなった。
    ©2021 オキザリス 98

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  99. 出来上がってきたチームが、みんなバラバラになった。
    ©2021 オキザリス 99

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  100. カンバンの広がりも、時間と共に薄れていき、
    物珍しさから始めた人には定着しなかった。
    ©2021 オキザリス100

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  101. そんな中、もう1つのきっかけは、この本。
    ©2021 オキザリス101

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  102. メンローもまた、可視化の権化である
    ©2021 オキザリス102

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  103. JOYあふれる職場を、世界を。
    ©2021 オキザリス103

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  104. 見学ツアーを開催し、世界に影響を与えている
    ©2021 オキザリス104

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  105. 2018年に来日し、私たちに勇気を与えてくれた。
    ©2021 オキザリス105

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  106. 開発現場を公開するということ
    ©2021 オキザリス106

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  107. 自分たちの活動を公開し、世の中に還元する活動
    ©2021 オキザリス107

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  108. 自分たちが届けたい想いを世界に伝えていく
    ©2021 オキザリス108

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  109. あのとき得られたのは、
    世界に繋がっていく、広がっていく感覚。
    ©2021 オキザリス109

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  110. その体験・実感が、小さな炎となって灯り続けている。
    ©2021 オキザリス110

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  111. コロナ渦・リモートの世界へ
    ©2021 オキザリス111

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  112. リモートワークが主流になり、
    いままであった人とのつながりは消えていった。
    ©2021 オキザリス112

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  113. これまでのような、
    見学ツアーもできなくなった。
    ©2021 オキザリス113

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  114. そんな中、活動を続けている会社がいる。
    ©2021 オキザリス114

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  115. Agile Studio Fukui
    ©2021 オキザリス115

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  116. Agile Studio Fukui
    ©2021 オキザリス116
    B-1 アジャイル開発と
    スクラムと私
    平鍋さん

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  117. いいじゃん!
    ©2021 オキザリス117

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  118. リモートでも、活動は続けられる。
    ©2021 オキザリス118

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  119. 世界に、リモートで、繋がる。
    そして、世界に・社会に貢献していく。
    ©2021 オキザリス119

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  120. この想いが「開発現場の見学ツアー」に変わるまで
    ©2021 オキザリス120

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  121. 周りにいい組織・チームはいっぱいいる。
    私たちもそういう組織・チームをつくりたいと思っていた。
    ©2021 オキザリス121

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  122. エクストリームなチームにも影響をたくさん受けた。
    私たちもそういうチームでありたいと思っていた。
    ©2021 オキザリス122

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  123. 2020年6月。
    何かできないかな、と思っているタイミングで、
    aslead Agileのためのチームを立ち上げた。
    ©2021 オキザリス123

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  124. 実験場としてのオキザリス
    ©2021 オキザリス124

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  125. 最初は「オキザリス」ではなかった。
    ©2021 オキザリス125

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  126. 3人しかいない、名もなき小さなチーム。
    ©2021 オキザリス126

    Coach/PO/Dev
    日朝
    Dev
    島田
    SM/Dev

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  127. 小さいからこそ、このチームは実験場でもあった。
    ©2021 オキザリス127

    Coach/PO/Dev
    日朝
    Dev
    島田
    SM/Dev

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  128. 最初は30分フラクタルスプリントじゃなかった。
    最初は1週間スプリントから始まった。
    ©2021 オキザリス128

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  129. チームとして色んなイベントに参加。
    過去のイベントの資料も読み漁った。
    ©2021 オキザリス129

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  130. フラクタルスプリントという生命構造。
    ©2021 オキザリス130

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  131. Team-Based TEAMという在り方。
    ©2021 オキザリス131

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  132. モブワークという文化。
    ©2021 オキザリス132

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  133. ふりかえりを繰り返しカイゼンする遺伝子。
    ©2021 オキザリス133

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  134. 常に”エクストリームなチーム”が周りにあった。
    コミュニティの多くの人たちから刺激や学びを得た。
    ©2021 オキザリス134

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  135. そして、イベントでのチーム登壇を決意。
    登壇をきっかけに、チームの価値観・ありたい姿を話し合った。
    ©2021 オキザリス135

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  136. 自分達は何者か。チームの目指す姿を話し合った。
    ©2021 オキザリス136
    オキザリスの花言葉
    輝く心 喜び
    あなたと過ごしたい
    決してあなたを捨てません
    私たちの価値観にぴったりなものを、見つけた。

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  137. こうして、チームオキザリスは生まれた。
    ©2021 オキザリス137

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  138. 私たちのチームは、いろんなチーム、コミュニティ、
    そしてたくさんの人たちから恩を受けながら、成長してきた。
    ©2021 オキザリス138

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  139. だからこそ、私たちもその恩を周りへ紡いでいきたい。
    ©2021 オキザリス139

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  140. これらのチーム・企業のように、
    自分たちの活動をオープンにして、恩送りをする。
    ©2021 オキザリス140

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  141. そうして、 2020年10月。
    開発現場の見学ツアーを始めようと思い至った。
    ©2021 オキザリス141

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  142. 「開発現場の見学ツアー」を始めるまで
    ©2021 オキザリス142

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  143. そもそもそういう活動を誰も社内でやってない。
    周りに知ってもらうような環境(Webページ)もない。
    ©2021 オキザリス143

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  144. チームはじめてのHTML弄り。
    見学者の個人情報をどう扱うかも社内で協議。
    ©2021 オキザリス144

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  145. 上司を不安にさせない材料を揃え、想いと併せて相談してみた。
    上司も私たちを信頼してくれて、首を縦に振ってくれた。
    ©2021 オキザリス145

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  146. 様々なハードルをクリアしたうえで、
    1週間でスタートにこぎつけた。
    ©2021 オキザリス146

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  147. ©2021 オキザリス147
    これまで繋がってきたコミュニティで発信したら、
    すぐに希望者が集まった。

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  148. ©2021 オキザリス148
    そして、現在まで、隔週くらいのペースで
    見学ツアーを実施し続けている。

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  149. 「開発現場の見学ツアー」で私たちに起こった変化
    ©2021 オキザリス149

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  150. 質疑応答の中でチームの活動や考え方を言語化したことで、
    「私たちの特徴」に気づくメタ認知ができるようになった。
    ©2021 オキザリス150

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  151. 「なんでチームがそういう動きをしたの?」という質問に答えるためには、
    「なぜそういう動きをしているのか」を自分が理解していないといけない。
    チームの行動の「なぜ」を深いレベルで理解できるようになっていった。
    ©2021 オキザリス151

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  152. 人に見られることによる緊張感。
    いつもとは違ったメンバーの側面も見えるようになった。
    ©2021 オキザリス152

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  153. あたたかいフィードバックをいただくことで、
    自分たちの行動に自信が持てるようになった。
    ©2021 オキザリス153

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  154. 「開発現場の見学ツアー」で周囲に起こった変化
    ©2021 オキザリス154

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  155. 社内から、社外から。
    アジャイル開発や「チーム」というものに
    興味がある人が来てくれるようになった。
    ©2021 オキザリス155

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  156. そして、社内外から、
    「自分たちがこう変わった」という声を届けてくれるようになった。
    ©2021 オキザリス156

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  157. Learning Session(日々の勉強への投資の時間)
    を真似して始めたチーム
    ©2021 オキザリス157

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  158. Learning Session(日々の勉強への投資の時間)
    を真似して始めたチーム
    ©2021 オキザリス158
    雑談が始まったチーム

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  159. Learning Session(日々の勉強への投資の時間)
    を真似して始めたチーム
    ©2021 オキザリス159
    雑談が始まったチーム
    プランニングを今まで以上にしっかりするようになったチーム

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  160. Learning Session(日々の勉強への投資の時間)
    を真似して始めたチーム
    ©2021 オキザリス160
    雑談が始まったチーム
    プランニングを今まで以上にしっかりするようになったチーム
    実験の精神(やってみよう!)が芽生えたチーム

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  161. Learning Session(日々の勉強への投資の時間)
    を真似して始めたチーム
    ©2021 オキザリス161
    雑談が始まったチーム
    プランニングを今まで以上にしっかりするようになったチーム
    実験の精神(やってみよう!)が芽生えたチーム
    ふりかえりは辛いものではなく、楽しくやるものだ、
    という意識に切り替わったチーム

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  162. Learning Session(日々の勉強への投資の時間)
    を真似して始めたチーム
    ©2021 オキザリス162
    雑談が始まったチーム
    プランニングを今まで以上にしっかりするようになったチーム
    実験の精神(やってみよう!)が芽生えたチーム
    ふりかえりは辛いものではなく、楽しくやるものだ、
    という意識に切り替わったチーム
    アジャイル開発への不安がなくなり、
    肯定的な感情を持てたチーム

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  163. そして、自分たちが「チームとして在りたい」と
    考え始めたチーム。
    ©2021 オキザリス163

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  164. 私たちがこれまで受けてきた恩を、
    恩送りできている感覚。
    ©2021 オキザリス164

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  165. 周囲に影響を与えるだけでなく、
    私たちにも良い影響が生まれ、成長が加速していく感覚。
    ©2021 オキザリス165

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  166. 変化のネットワークが広がっていく実感。
    ©2021 オキザリス166

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  167. 見えてきた未来の社会の姿
    ©2021 オキザリス167

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  168. こうした恩送りが、周りへ伝播していった先に。
    「現場を公開する」活動が広がっていった先にある世界
    ©2021 オキザリス168

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  169. 自分たちの活動を公開するチームは、
    チームのフィードバックを得られる機会が増え、
    チームが成長する機会がより多く得られる。
    ©2021 オキザリス169
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  170. 公開されているものを見るチームは、
    自分たち以外のチームの動き方を見て、学べる。
    自分たちに足りていなかった部分が見えてくる。
    ©2021 オキザリス170
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  171. 新しいことを始めるときに、悩み苦しむ時間は平等に訪れる。
    その闇の中からなかなか抜け出せないチームだってある。
    ©2021 オキザリス171

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  172. それでも、様々なチームが自分たちの活動を公開していれば、
    様々なお手本やモデルケースを見て、早く闇の中から脱せられる。
    ©2021 オキザリス172

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  173. 周りのチームを参考に、
    自分たちにあったやり方を選択して、
    より変化・成長を加速できる。
    ©2021 オキザリス173

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  174. 学んだ方法を自分たちで試して、カスタマイズして。
    そうして出来上がったチームの姿を、世の中に還元していく。
    ©2021 オキザリス174

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  175. 「●●社で働いています」ではなく
    「●●チームで働いています」と自信をもって言える世界。
    「このチームで働きたい」というチームのJOYを増やす。
    ©2021 オキザリス175

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  176. 176
    「●●チーム」というアイデンティティを持つ人たちが増え、
    チーム同士の交流が増え、
    会社の枠を超えたコミュニティ・ネットワークが生まれる。
    ©2021 オキザリス

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  177. 177
    チーム同士で互いのよいところを与え合って、
    社会全体で高めあっていく。
    ©2021 オキザリス

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  178. 素敵なチームが次々と生まれ、
    喜びあふれる世界へ近づく。
    ©2021 オキザリス178

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  179. 社会全体の進化の速度が加速し、
    社会全体のパフォーマンスが上がっていく。
    ©2021 オキザリス179

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  180. 様々なものが素早く生み出されて、
    世の中がより便利になっていく。
    ©2021 オキザリス180

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  181. 私たちは、これからも、
    周りから受けた「恩」を恩送りして、
    次のチームへと繋ぎ続ける。
    ©2021 オキザリス181

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  182. 私たちで、JOYあふれる未来を創っていこう。
    ©2021 オキザリス182

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