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20200319-ssmjp_ResilienceEngineering

w4yh
March 19, 2020

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March 19, 2020
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  1. Safety-IとII Safety-Ⅰ(従来の考え方)との比較 Safety-Ⅰ Safety-Ⅱ 失敗に注目して要因をつぶす 成功に注目して成功を増やす 受動的な安全管理を不具合発覚 時に行う 先行的な対応で継続的に発展さ せる

    パフォーマンスの変動は有害な ものでありできる限り防ぐ パフォーマンスの変動は必然で あり有用である。モニタリング して管理活用されるべき 出典: 「ヒューマンエラーと新しい安全マネージメント」 NHK視点・論点 2016/11/09放送分 (立教大学 芳賀教授(当時))
  2. Safety-II システムと人の位置付け Safety-Ⅰ Safety-Ⅱ 人間の失敗がシステムを危険な 状態にする 人間の柔軟性が危険なシステム を安全に機能させている 事故の80-90%の原因は人間に ある

    成功のほとんどにも人間が関与 している 出典: 「ヒューマンエラーと新しい安全マネージメント」 NHK視点・論点 2016/11/09放送分 (立教大学 芳賀教授(当時))
  3. レジリエンスエンジニアリング 備えるべき特性 予見 注意 対処 何を予測 すべきか 知ってい る 何を監視

    すべきか 知ってい る 何を するべきか 知っている 学習 更新 知識 技量 リソース 時間 出典: 「レジリエンスエンジニアリング」 p342 図E.1 (予見) (注意) (合理的対応) ダイナミックな進展 システム
  4. 新たな疑問 ログ? 最近K8sのログ 管理に活気があ る印象。メトリ クスに加えてロ グもフィードバ ックに必要? 宣言的? 変化し続ける状

    況へ対応する上 で”宣言的”な仕 組みの相性は良 いのか? カオス? 次スライドのツ イート
  5. 新たな疑問 QConLondon 2020 Day3 (2020/03/04) “Chaos and Resilience: Architecting for

    Success”セッション “未知を既知にする” →カオスエンジニアリング! と思ったら牽制されたので これから勉強します...
  6. CREDITS: This presentation template was created by Slidesgo, including icons

    by Flaticon, and infographics & images by Freepik. Do you have any questions? @w4yh THANKS! Please keep this slide for attribution.
  7. 参考資料 書籍: • “レジリエンスエンジニアリング 概念と指針” 日科技連 2012 • "Safety-IIの実践 レジリエンスポテンシャルを強化す

    る” 海文堂 2019 • "Safety-I & Safety-II 安全マネジメントの過去と未来” 海文堂 2015 • “社会技術システムの安全分析 -FRAMガイドブック“ 海 文堂 2013 Web: • NHK視点・論点 2016/11/09放送分「ヒューマンエラー と新しい安全マネージメント」 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/256906.html • “本当は恐ろしい分散システムの話” https://www.slideshare.net/kumagi/ss-81368169 • ”分散システムについて語らせてくれ” https://www.slideshare.net/kumagi/ss-78765920 • nora_js さんのツイート https://twitter.com/nora_js/status/123521801765255 1683