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IDentity:インポッシブル ローグネイション

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IDentity:インポッシブル ローグネイション

シネマ de LT会#2 〜Back to the Screen〜
2026年3月5日@イオンシネマ シアタス調布
https://aeon.connpass.com/event/384637/

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Wakana Yoshizawa

March 05, 2026

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Transcript

  1. IDentity :インポッシブル / ローグネイ ション IDentity :インポッシブル / ローグネイ ション

    シネマ DE LT 会#2 〜BACK TO THE SCREEN 〜 誰も信じるな、全員を検証せよ
  2. 🕵️‍♀️ AGENT PROFILE エージェント情報 ※所属組織は機密事項です 項目 内容 コードネーム 吉澤和香奈(わかなだょ〜) 経歴

    WEB エンジニア10 年〜 -> 情シス4 年〜 -> 情シスコンサル2 年目 専門 ID 管理(Okta/Entra ID/AD/Auth0/IGA ) 特技 パワーリフティング(BIG3 )
  3. 🎬 4 つのミッション MI シリーズ × ID 管理の課題 🕵️ MISSION

    01: 裏切り者を探せ (MI:1) 🎭 MISSION 02: 変装を見破れ (MI:2) 👻 MISSION 03: 誰も信じるな (GHOST PROTOCOL) 🤖 MISSION 04: 制御不能のAI (DEAD RECKONING)
  4. 🕵️ MISSION 01: 裏切り者を探せ (MI:1) = 退職者アカウント放置問題 🎬 MI:1 のテーマ

    IMF 内部の裏切り者をイーサンが追った 💼 情シスが追うべき裏切り者 「もう辞めたはずなのにまだ生きてるアカウント」 ⚠️ 現実世界の内部脅威 退職者の野良アカウント 🛡️ 対策 ライフサイクル管理 + SCIM プロビジョニング → 退職と同時にアクセスを自動無効化 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
  5. 🚨 INCIDENT REPORT 01 / MI:1 野良アカウントを放置すると… 💡 セキュリティ用語「脅威」 =

    資産(情報)に危害を与える潜在的な原因 野良アカウント = 脅威のエントリーポイ ント インシデント種別 何が起きるか 不正アクセス 退職者が元勤務先システムへ侵入 内部不正 退職前の顧客情報・機密データ持ち出し 標的型攻撃の踏み台 攻撃者が休眠アカウントを乗っ取り内部侵入 情報漏えい 知らぬ間に個人情報・営業秘密が流出
  6. 🎭 MISSION 02: 変装を見破れ (MI:2) = なりすまし/ クレデンシャル漏洩 🎬 MI

    といえば 精巧なフェイスマスクでの変装 💻 現実世界のフェイスマスク 漏洩したパスワードによる「なりすましログイン」 🚨 パスワードだけの認証 = マスクを剥がさずに通すようなもの 🔐 「お前は本当にお前か?」を毎回検証 MFA + パスワードレス認証 ( 所有認証 × 生体認証 / デバイストラスト) ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
  7. 🚨 INCIDENT REPORT 02 / MI:2 なりすましを放置すると… 💡 セキュリティ用語「なりすまし」 =

    他者の識別子・認証情報を用いて正規ユーザーを装う攻撃 MFA なしは 「顔写 真付き社員証なし」 で入館させるのと同じ インシデント種別 何が起きるか 不正ログイン 漏洩パスワードで正規ユーザーに成りすまし侵入 パスワードリスト攻撃 他サービスの流出リストで総当たり(クレデンシャルスタッフィング) フィッシング詐欺 偽サイト・偽メールでID/ パスワードを詐取 アカウント乗っ取り(ATO ) 乗っ取ったアカウントで内部データに自由アクセス
  8. 👻 MISSION 03: 誰も信じるな (GHOST PROTOCOL) = ゼロトラスト 🎬 ゴースト・プロトコル

    組織から切り捨てられ、イーサンは味方すら信用できない 🔄 まさにゼロトラストの精神 "Never Trust, Always Verify" ❌ 「社内ネットワークだから安全」ではない 境界型セキュリティの限界 🛡️ 情シスのゴースト・プロトコル デバイストラスト + 条件付きアクセスポリシー → 毎回全員を検証する ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
  9. 🚨 INCIDENT REPORT 03 / GHOST PROTOCOL 「社内だから安全」を信じると… 💡 セキュリティ用語「境界型防御の限界」

    = 内部ネットワークを「安全」と仮定するモデルはすでに破綻 ゼロトラス ト = 「場所」ではなく「ID 」で検証する インシデント種別 何が起きるか ラテラルムーブメント 一点突破後、社内を横断して権限を拡大・侵害が拡大 不正アクセス VPN 内にいるだけで無条件に信頼されシステムに侵入 マルウェア感染拡大 ランサムウェアが社内ネットワーク全体に伝播 APT (高度持続的標的型攻撃) 長期間検知されずに内部に潜伏・情報を窃取し続ける
  10. 🤖 MISSION 04: 制御不能のAI (DEAD RECKONING) = IGA 🎬 Dead

    Reckoning の敵 暴走するAI 「Entity 」 📈 ID 管理でも同じ問題 人が増え、SaaS が増え、権限が増殖 🌪️ 制御不能状態 誰が何にアクセスできるのか、もはや人間には把握できない ⚙️ IGA (Identity Governance & Administration) 定期棚卸し + 権限の最小化 + 自動プロビジョニング → 権限という名のAI を暴走させない ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
  11. 🚨 INCIDENT REPORT 04 / DEAD RECKONING 権限管理を放置すると… 💡 セキュリティ用語「最小権限の原則」

    = 業務に必要な最小限のアクセス権のみを付与する 放置された過剰権限 = 暴走AI と同じ、誰も止められない インシデント種別 何が起きるか 権限昇格 不必要な管理者権限を悪用してシステム全体を掌握 内部不正 過剰な権限を持つ従業員が機密情報を持ち出し・改ざん 情報漏えい 誰がどこにアクセスできるか把握できず漏洩に気づかない コンプライアンス違反 SOC2 ・ISO27001 等の監査で「誰が何の権限を持つか」説明不能
  12. 🎯 YOUR MISSION, SHOULD YOU CHOOSE TO ACCEPT IT ID

    管理は地味に見えるかもしれない。 でも、すべてのセキュリティの起点は " この人は誰か" というID から始まる。 情シスは、組織のIMF (Identity Management Force)