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オフショア開発現場あるある〜および、自分なりの解決策〜

 オフショア開発現場あるある〜および、自分なりの解決策〜

オフショア開発コミュニティ「Off-Dev」のイベント、「Off-Dev #2 夏のLT大会 in タイミー」で発表したスライドになります。https://off-dev.peatix.com/

Takuya Matsuzaki

September 17, 2024
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Transcript

  1. 自己紹介 松崎 拓也(@webazarashi) 【現職】 株式会社KiZUKAI →B2B SaaS(LLMを用いたデータ活用/分析) 【ロール】 1. UIUXマネージャー

    2. PM 3. BizDev 【経歴】 リクルート(SaaS/マーケ)→Manabie Japan(FeaturePM) →KiZUKAI(UIUX Mgr/PM)→エンタメスタートアップ/B2B SaaS
  2. Web2.0を飛ばしたWebの進化 • 東南アジアでは、PCベースのUGMを飛ばし、インターネットが発展 • GAFAM製アプリ / Grabなどのモバイルアプリが主流 ◦ ベトナムではSUUMOのようなサービスはない ◦

    Facebookグループ上で直接大家さん/管理会社と情報交換 つまり… • 日本のように多種多様なWebサービスに触られる機会が少ない • そもそもPCサイトも少ない
  3. ベトナム人の性格 1. たまにその日中にタスクを終わらせるためにやっつけしたりする a. その結果、改善されていないタスクが発生 i. コミュニケーションを取って、やめてほしいということを伝えた b. わりと受託会社が多いための文化?発注元の殿様しぐさによるもの? 2.

    めちゃくちゃ真面目 a. ハノイは本当に治安が良い !! b. 努力家の人が多い(特にエンジニア c. わりと英語ドキュメント読んでいる i. ベトナム語に翻訳されている技術書も多い 1. あまり読まず、Webで勉強が多い
  4. デザインフレームワーク/UIライブラリの導入 具体的には「Material Design」と「material-ui」の導入 →B2B SaaSの管理UIをまるっとライブラリにアウトソースし型化 【Good】 1. UX的に完成された既存コンポーネントの活用が可能 2. 英語で書かれたMUI公式Documentがある

    3. デザインという概念レイヤーからではなく、ルールが決まったMDというデ ザインバックボーンから伝えることができる 【Motto】 1. 学習コストがある程度はかかる 2. 有料版にしかないUIは、独自で作る必要がある a. 引き続き、独自UIの管理は必要 i. ここだけ日本側で持っても良い