Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
フレームワークのソースコードから知識を深める
Search
Tomoki Kawajiri
September 21, 2022
Technology
0
820
フレームワークのソースコードから知識を深める
https://rakus.connpass.com/event/256456/
Tomoki Kawajiri
September 21, 2022
Tweet
Share
More Decks by Tomoki Kawajiri
See All by Tomoki Kawajiri
プロダクトの成長に伴うAWSの利用サービスとアーキテクチャの変遷
weistom
0
820
Other Decks in Technology
See All in Technology
AI との良い付き合い方を僕らは誰も知らない (WSS 2026 静岡版)
asei
1
220
[Data & AI Summit '25 Fall] AIでデータ活用を進化させる!Google Cloudで作るデータ活用の未来
kirimaru
0
4.2k
AWS re:Invent2025最新動向まとめ(NRIグループre:Cap 2025)
gamogamo
0
150
善意の活動は、なぜ続かなくなるのか ーふりかえりが"構造を変える判断"になった半年間ー
matsukurou
0
230
First-Principles-of-Scrum
hiranabe
2
1.1k
I tried making a solo advent calendar!
zzzzico
0
130
なぜ あなたはそんなに re:Invent に行くのか?
miu_crescent
PRO
0
250
Bedrock AgentCore Evaluationsで学ぶLLM as a judge入門
shichijoyuhi
2
320
2025-12-27 Claude CodeでPRレビュー対応を効率化する@機械学習社会実装勉強会第54回
nakamasato
4
1.4k
国井さんにPurview の話を聞く会
sophiakunii
1
310
形式手法特論:コンパイラの「正しさ」は証明できるか? #burikaigi / BuriKaigi 2026
ytaka23
15
3.9k
AWS re:Inventre:cap ~AmazonNova 2 Omniのワークショップを体験してきた~
nrinetcom
PRO
0
130
Featured
See All Featured
Designing for Performance
lara
610
70k
Crafting Experiences
bethany
0
25
The AI Search Optimization Roadmap by Aleyda Solis
aleyda
1
5k
Navigating Algorithm Shifts & AI Overviews - #SMXNext
aleyda
0
1.1k
How Software Deployment tools have changed in the past 20 years
geshan
0
31k
How Fast Is Fast Enough? [PerfNow 2025]
tammyeverts
3
420
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
4.1k
Designing Powerful Visuals for Engaging Learning
tmiket
0
190
Code Review Best Practice
trishagee
74
19k
SEOcharity - Dark patterns in SEO and UX: How to avoid them and build a more ethical web
sarafernandez
0
99
The Hidden Cost of Media on the Web [PixelPalooza 2025]
tammyeverts
2
130
Building a A Zero-Code AI SEO Workflow
portentint
PRO
0
220
Transcript
フレームワークのソースコードから 知識を深める 株式会社おてつたび 川尻智樹
株式会社おてつたび リードエンジニア 川尻 智樹 @tomoki_kawajiri 前職の楽天のアクセラレーションプログラムを きっかけに代表の永岡と出会い、創業当初か らプロダクト開発全般に携わる。 現在は Rails
と React、楽天時代はバックエンド メインで Java や Python で開発
短期的・季節的な人手不足で困っている地域の方々と、地域に 興味がある方が出会えるマッチングプラットフォーム おてつたび 登録ユーザー数は2.3万人、 受入先は全国47都道府県 700事業者に拡大
こんなこと思ったことありませんか? • 大規模アプリや長期的にアプリを運用するためには、どのよう な設計がベストなのか • 既存システムやフレームワークに慣れて、同じような設計や コーディングスタイルになっている
参考書や記事を読んでも知識は広がるが 実運用をあまりイメージできない。。 こんなこと思ったことありませんか?
フレームワークのコードを追う フレームワークは情報の宝庫 何が得られるのか • 設計パターンの参考になる • 可読性について考えさせられる • フレームワークの知識が深まる •
デバッグスキルが上がる
設計パターンの参考になる • 依存関係 ◦ クラス同士の依存関係から、責務の分離の単位や継承の 関係性を探る • 全体像から把握 ◦ 点ではなく線でデータの受け渡しの流れを追えるので、新
たなレイヤーや概念に出会える • 新しい概念に出会えて実装方法もイメージもつけられる
設計パターンの参考になる 明確な責務の分離 ビジネスロジックのカプセル化 MVCと豊富な機能を提供 最低限の下地で柔軟性が高い おてつたびでは、ビジネスロジックがモデルやコントローラーに散らばっていた り、Fat化により保守性が下がっていた実情をTrailblazerの思想を一部導入する ことで改善しました
可読性について考えさせられる • ワンラインで書けるが、敢えて意味が分かる変数に代入して 複数行にしている • 行数は増えても、使用頻度の低いメソッドよりは高いメソッドを 使っている • 用途が違う場合は共通化していない などなど
フレームワークの知識が深まる • 新たなメソッドや応用パターンの出会い • コメントから正しい使い方を知る • 知らない設定値や継承できるクラス・メソッドが見つかり、選択 の幅が広がる
デバッグスキルが上がる • エラー内容から原因箇所へ早く辿り着けるようになる ◦ エラーメッセージやエラーが発生したクラス名に見覚えが ある ◦ データの流れを把握しているので、最短ルートで追うことが できる
デバッグスキルが上がる ひいてはこれを使うとこのエラーハンドリングも必要だと事前に気 づけるようになり未然に防げるようになる
まとめ 答えは全てソースコードの中にある • フレームワークは大きなソースコードの塊と捉える、スケール できる設計にするために大事な責務の分離や可読性の参考・ 反面教師になる • 将来発生しそうな問題点を知ることができる
まとめ 可読性 • 大規模アプリをチームで運用するにあたり可読性を下げる要因 • 深すぎる継承や依存によるブラックボックス化 保守性 • 最小限でコード修正できる書き方 •
ユースケースが違う場合は冗長を許容する • フレームワークの理解が深まりるので、多くの選択肢からソリューションを 提供できる
おてつたびでは、新しい旅の形を一緒に作っていく仲間を募集中です まずはカジュアルにお話ししましょう! 会社概要 Meety ありがとうございました