About DMM tech vision.
© DMM.comテックカンパニーとはなにかDMMの目指す先DMM.com CTO 松本 勇気 2019/12/12
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© DMM.com自分とDMMについて2
© DMM.com 3Corporate Message
© DMM.com 4Corporate MessageDMM. ESSENCE"DMMらしさ" や"組織風土" を言語化し、5のエッセンスにまとめました。
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© DMM.com40以上のサービスを展開7事業についてオンラインゲームや動画配信をはじめとしたエンタメコンテンツから、 DMMFXなどの金融サービス、その他人材育成事業といった様々な分野の事業・活動に取り組んでいます。金融グローバルビジネス教育・コミュニティミュージアム・テーマパーク
© DMM.com 8事業について ゲームエンターテインメント・コンテンツハードウェア・プロダクト自然エネルギーEコマース40以上のサービスを展開オンラインゲームや動画配信をはじめとしたエンタメコンテンツから、 DMMFXなどの金融サービス、その他人材育成事業といった様々な分野の事業・活動に取り組んでいます。
© DMM.com 9事業についてライフスタイルアミューズメントその他、様々なサービスを展開&開発中↓↓https://www.dmm.com/40以上のサービスを展開オンラインゲームや動画配信をはじめとしたエンタメコンテンツから、 DMMFXなどの金融サービス、その他人材育成事業といった様々な分野の事業・活動に取り組んでいます。
© DMM.com• 松本 勇気 (@y_matsuwitter)• DMM.com CTO / 日本CTO協会理事• 経歴• 東京大学在学中に3社のスタートアップの立ち上げ・支援• 2013年 Gunosy入社• Gunosyにて執行役員、CTO、新規事業担当を経てDMM.comへ• 高負荷環境のシステム設計や機械学習、VR、Blockchainなど新技術領域担当を歴任10自己紹介
© DMM.comCTO就任時におけるDMMの課題日本の多くの組織が抱える技術活用の壁11
© DMM.comテックカンパニー化をミッションにCTOへ12
© DMM.com 13テックカンパニーとは事業の全てがソフトウェア・エンジニアリングで改善されるのがテックカンパニー。技術を交えた課題解決 ● 全ての事業や組織に関わる仕組みを、特にソフトウェア・エンジニアリングで繋げる。 コード・計測 ● DMMに関わる全てをコードで表現していく。 ● システム化の先に全てを計測し、データとして保存。 技術指向・ソフトウェア化計測と事業モデリング ● プロダクトだけでなく、組織に関わる全てを計測し、指標化し、連動する一つのモデルとして表現する。 個別最適化 ● 人では不可能なレベルの細やか、かつ自動的な最適化 ● 結果としての省力化と改善の双方を達成する。 データドリブンイテレーティブな改善 ● 日々細かい検証ループを回しながら数多くの施策を試す。 ● ABテストにより着実に改善を積み上げる。 失敗を許容する ● 不具合等発生しても復旧可能であるレジリエントなシステム。 Agility
© DMM.com入社時点でのDMMの課題14ビジネスモデルや営業力に比べ、事業年数の経過もあってか技術活用が今一歩不足していた。 20年続くシステム ● またシステムの多くが長期間運用されておりコード上の複雑度が上昇 事業と開発が長らく別会社運用 ● エンジニアリングによる事業改善の流れが不足していた。 ● 営業とビジネスモデルの強さで成長。 事業部間のコミュニケーション ● 各事業が各々独立して動いており、知見の共有、標準化が不足。 技術と事業、および事業間の分離 定性的事業判断データによる定量性的分析の活用不足 ● 現代の事業はデータがその中心にあるべき。 ● 現状の社内では定性的な意思決定がほとんどだった。(後述) 機械学習ベースの事業改善の不足 ● 情報配信 = 検索と機械学習の世界 ● 現状ではマニュアルに運用されている箇所がほとんど。
© DMM.comDMM Tech Visionテックカンパニーにむけて2021年までの戦略15
© DMM.comDMM Tech Vision16
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© DMM.com具体的な取り組み事例(技術・データ)• モノリスの解体とサービス分割• 売上100億規模の事業のクラウド移行• QAチームの立ち上げ• 事業数値の可視化推進プロジェクト• MLOps基盤の構築• 各事業に対するパーソナライズエンジン提供• オンプレ環境でのKubernetes環境検証20
© DMM.com学べるDMM21
© DMM.com新規事業の今とこれから22
© DMM.comDMM、新規事業の今現在40を超える事業があり、未来に向けてさらに加速していきたい。23• 事業軸• 「なんでもあり」• 最近増えている事業軸• 教育事業• 製造業• エンタメ事業...etc• 投資• R&D• VR/AR、ブロックチェーン、機械学習など• 東京大学との社会連携講座各事業のビジョンと成功を支える、器としてのDMM.comを目指す。
© DMM.com新規事業を支える技術基本的に各事業で自由な選択としている。24• Disposabilityを意識して沢山の技術的挑戦を支えていきたい。• 最近の事例• 事例:GAMES PFでの新規プロダクト• Istioを用いたService Mesh環境• ArgoによるCI/CD• 最終的には新規事業を支えるリファレンス的な技術スタックを構築目指す。実験と共有により、ベストプラクティスが溜まる環境を目指す。社内での利用技術の例
© DMM.com新規事業を作り続ける組織であるために現状、CTO個人としての考えだが、とにかく何でもありな事業軸で沢山の事業を立ち上げる。25• DMMでは現在、1事業/月ほどの事業軸増加。• 流れを加速し、10年で300事業を立ち上げたい。• 次のDMMの軸となる事業を生み出す。• 沢山の事業を支えるベストプラクティスの集積• 技術が支えるAgility• データが支える事業のScience• よい仲間が集まるAttraction• よい文化を共有する仲間とそのMotivationDMM Tech Visionの先に沢山の事業、それを可能にする技術的基盤と科学的姿勢を作っていきたい。ソフトウェア工学データサイエンス機械学習 Agility高い文化魅力的発信成長環境大量の事業群Best Practiceの集積