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2022-10-14-geeksai

y_matsuwitter
October 14, 2022

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2022/10/14技育祭2022での登壇資料
「後悔しないキャリア選択のために私が伝えたい3つのこと」

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October 14, 2022
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Transcript

  1. Confidential © 2022 LayerX Inc. 後悔しないキャリア選択のために 私が伝えたい3つのこと LayerX CTO 松本

    2022.10.14
  2. 自己紹介

  3. Confidential © 2022 LayerX Inc. 3 自己紹介 松本 勇気 (@y_matsuwitter)

    株式会社LayerX 代表取締役CTO 株式会社三井物産デジタル・アセットマネジメント 取締役 日本CTO協会 理事 Fintech/PrivacyTechを主に管掌 趣味は筋トレと料理
  4. 会社紹介

  5. Confidential © 2022 LayerX Inc. 5 会社名 株式会社LayerX(レイヤーエックス) 代表取締役 福島

    良典 / 松本 勇気 創業 2018年 8月1日 従業員数 101名(2022年6月時点) 資本金 31億円 事業概要 SaaS事業、Fintech事業、Privacy Tech事業 関連会社 三井物産デジタル・アセットマネジメント (三井物産、LayerX、三井住友信託銀行、SMBC日興証券、JA三井リース、イデラキャピタルマネジメントに よる合弁会社) お取り組み実績 取得認証 情報セキュリティマネジメントシステム、JIIMA認証 一部抜粋 * 資本準備金含む  ** 全事業含む IS 747702 / ISO 27001 会社概要
  6. Confidential © 2022 LayerX Inc. 6 バクラク事業 企業活動のインフラとなる法人支出 管理(BSM)SaaSを開発・提供 LayerXの提供プロダクト

    Fintech事業 ソフトウェアを駆使したアセットマネ ジメント・証券事業を合弁会社にて 展開 PrivacyTech事業 パーソナルデータの利活用とプライ バシー保護を両立するソリューション の提供
  7. バクラクシリーズについて

  8. 圧倒的に使いやすいプロダクトで わくわくする働き方を。 企業活動を支えるコーポレート業務は、ミスができない難しい業務。 バクラクはそんな業務の負担を少しでも軽くし、日常の業務がわくわくするような体験を届けます。 使いやすさへの圧倒的なこだわりと、深い顧客理解で業務効率化を実現。 手作業、ハンコ、紙のやり取りから脱却し、事業と組織を支える本来の仕事に向き合えるようサポートします。

  9. Confidential © 2022 LayerX Inc. 9 法人の支出管理の流れとよくある課題 請求書処理や経費精算は、「紙」が多く、「手作業」も多い、最もアナログな領域の一つ - 紙でのやりとりが中心で、手入力や目視でのチェックが多く、ミスも発生しやすい。

    - 複数のサービス間でデータが連携されずに、確認工数が増加しやすい。 回収 稟議 承認 データ 入力 仕訳/支払 データ作成 支払 保管/税務・監査対応 会計ソフト反映 「手入力だ大変」 「記入ミスで手戻り」 「承認し忘れる」 「承認が多く大変」 「手入力が多い」 「ミス・手戻りが多い」 「仕訳作成/確認が大変」 「支払データ作成が大変」 「属人性が高い」 「データ転記が発生」 「同じ情報を何度も手入 力目視チェックが大変」 「紙で保管、共有が大変」 「税務・監査対応。過去データを出すのが大変」 現場・全社の課題 経理の課題 経理/総務の課題 「請求書が来ない」 「領収書がない」
  10. Confidential © 2022 LayerX Inc. 10 手作業が多くなりがちな支出管理業務のデジタル化を一気通貫でサポート 管理部門だけでなく、現場社員からも喜ばれる圧倒的な使いやすさにこだわっているため、 ITツールが苦手な方でも安心してご利用いただけます。 現場・全社の課題を解決

    経理の課題を解決 経理/総務の課題を解決 回収 稟議 承認 データ 入力 仕訳/支払 データ作成 支払 保管/税務・監査対応 会計ソフト反映 デジタル受け取り 自動受け取り スマホ ・ Slack AI OCR 自動入力 API連携 ・ 自動出力 クラウド管理 ・ 電子帳簿保存
  11. Confidential © 2022 LayerX Inc. 11 バクラクシリーズラインナップ * 経費精算のSlack連携は申請内容の通知のみ 稟議・支払申請・経費精算・ワークフロー

    ・AIが領収書を5秒でデータ化 ・承認はチャットアプリから ・シームレスな内部統制構築 仕訳・支払処理効率化 ・AIが請求書を5秒でデータ化 ・仕訳データを自動学習、 手入力ゼロへ ・改正電子帳簿保存法に対応 ・利用料無料 ・即時追加発行 ・最大1億円決済可能 法人向けクレジットカード ・無料で始められる ・手入力ゼロで証憑管理 ・改正電子帳簿保存法に対応 帳票保存・ストレージ
  12. 三井物産デジタル・アセッ トマネジメントについて

  13. None
  14. Confidential © 2022 LayerX Inc. 14 MDMのプロダクト

  15. PrivacyTechについて

  16. Confidential © 2022 LayerX Inc. 16 取り組み

  17. 私の略歴

  18. Confidential © 2022 LayerX Inc. 18 私の略歴 2008年 2010年 2013年

    2015年 2017年 2018年 2020年 2021年 (現在) 東京大学入学(理科一類 => 工学部精密工学科) サークル・バイト・ゼミなど 最初の起業(AR) その後Gunosyまでで、人材系や時間割事業の立ち上げなど3社 1月にGunosy入社、3月大学卒業 Gunosy上場、執行役員CTOとして組織立て直しなど、この頃結婚。 新規事業担当としてR&DやLayerXの前身となるBlockchainの研究開発担当 息子の誕生にて育休取得。その他アルゴリズム刷新で売上貢献。 DMM.comへ、テックカンパニーへの組織改革のためCTOを担当 CTO協会の立ち上げ コロナ禍で日本のDX課題に向き合い始める。 各種業界団体・行政などとの連携 LayerX 代表取締役 最高のチームとソフトウェアで日本全体を変えたい。
  19. 大切にしてきた3つの点

  20. Confidential © 2022 LayerX Inc. 20 後悔しないための3つのポイント • リスク・リターン •

    探索・学習 • バランスシート • ポートフォリオ • レバレッジ • 周囲の平均 = 自分 • 師匠を作る • 健全な嫉妬と成長比較指標 • 習慣の力とコミュニティ • 資産を積み上げる • 可処分時間 • ライフステージの変化 • 体力・健康の変化 投資家思考 コミュニティ 最初の10年 松本のキャリアの基本となっている3つの要素 = ①自分の持てる全ての資産に対する投資家的思考、②自分を取り巻くコミュニ ティ、③最初の10年の使い方。
  21. 投資家的思考

  22. Confidential © 2022 LayerX Inc. 22 リスクとリターン どのような意思決定にもリスクがあり、リターンがある。目的とするリターンを定義し、手元の選択肢が何で、それぞれにはどんな リスクとリターンがあるのか整理してみよう。 リスク

    大 リターン 大 • 一般的にリスクとリターンは比例する。 • 「知識量」次第で、同じリターンを比較的 小さなリスクで得る事ができる。 ◦ 投資の大前提 リスク 予測と実際のズレを引き起こす不確実 性×影響の大きさ リターン 何を得ようとするか、積み上がる指標 をリターンに設定するとよい。
  23. Confidential © 2022 LayerX Inc. 23 探索と学び 仮説を立て、実際にアクションを起こし、結果を振り返る過程で新たな事柄を学び続ける探索が重要。知識・経験がストックするほ ど、のちの投資のリスクやリターンの理解が精緻になる。 仮説

    行動 振り返り 学習・知識化 より精度の高い 状況理解 不確実性の低下 知識の増加
  24. Confidential © 2022 LayerX Inc. 24 バランスシートとポートフォリオ 自分の手元の投資可能な資産(お金、時間、信用など)は何があるか、それをどのように配分するのか、結果としてどのようなリ ターンを期待するのか、抱えるリスクはなにか考える。なお、正しい答えはない。 時間

    資産 体力 信用 今持っている資産 学習 業務 休養 娯楽 どのように配分するか リスク / リターン リスク / リターン リスク / リターン リスク / リターン それぞれの投資の リスク・リターン 合計した リスクとリターン 知識・経 験
  25. Confidential © 2022 LayerX Inc. 25 レバレッジ 手元の資産のうち、特にストックされる知識や経験がたまる方向へ運用効率が高まる手段を追いかける。 お金で時間を買う・知識と経験を買う、チームで動くことで人でレバレッジをかける、など。 資産

    信用 より難易度の高い挑戦 より良いチーム アウトソース 資金調達 時間 体力 正解を買う 知識 経験
  26. Confidential © 2022 LayerX Inc. 26 投資家的にキャリアを考える キャリア選択とは、自分の持てる手札を、自分の仮説・学びたい方向性に向けて効率よく投資し、日々資産を拡大していくことでレ バレッジを拡大していく活動。 資産

    投資 (ポートフォリオ策定とアロケーション) リターン レバレッジ リスクを取って より大きな投資 リターンから資産を拡大し、更に拡大投資 拡大
  27. コミュニティ

  28. Confidential © 2022 LayerX Inc. 28 自分を形作るのは周囲のコミュニティ 自身の「普通」や「常識」を決めるのは関わる周辺コミュニティ。 周りにどのような人がいるのか、その平均値が自分だと考える。 友人

    エンジニア コミュニティ 同期 上司 家族 その他 自分 周辺にいる人々を基準として自分を振り返ることになる。 => コミュニティが平均を決める。
  29. Confidential © 2022 LayerX Inc. 29 キャリアに大きく差をつけるのは “健全な嫉妬” 周辺で競う、基準となるライバルがいることは成長を目指す上での刺激となる。 「あいつに負けられない」という健全な嫉妬心を努力の習慣化につなげることが重要。

    Aさんがマネージャになった Bさんが有名OSSのコミッ ターになった Cさんがあの会社に入社した Dさんが資金調達した 悔しい、嫉妬 努力・アウトプット 〇〇マフィアが生まれる構造 成長企業の中では沢山のチャンスやポジ ションが生まれ、成長機会にあふれている。 そのため健全な嫉妬を感じられる仲間が構 造的に多くなり、コミュニティ全体の平均的 成長速度が高まる。結果として活躍する人 が多く輩出される。
  30. Confidential © 2022 LayerX Inc. 30 コミュニティと習慣化の力 自分の周囲のコミュニティは努力を習慣化するための装置。 努力を宣言し、結果をアウトプットすること、それらに対するコミュニティの反応があなたの努力を支えていく。 健全な嫉妬

    宣言 実行 発信 承認・称賛 刺激 さらなる意欲 コミュニティからの 視線 強制力
  31. Confidential © 2022 LayerX Inc. 31 誰と仕事をするか 一緒に仕事をする人々は頻度高く接する最良の教科書。活躍する人にはそれぞれ自身の型がある。 師匠を分析し、型を吸収し、自分のアクションへフィードバックをもらい続けることで成長の最短ルートが見つかる。 上司・師匠

    同僚 自分 競争意識・成長の 基準 ともに学ぶ・学び の習慣化 型を盗む・背景を 知る 自分へのFB・成 長サポート 良い会社 良い上司・同僚 成長機会・ポジ ションの獲得 良い文化・習慣・ 振る舞いを学ぶ
  32. 最初の10年

  33. Confidential © 2022 LayerX Inc. 33 可処分時間を意識する 時間は全ての人に平等な資産。生物的に必要な休息や食事等の活動を除いた時間をどのように使うか意識的であるべき。 そして、可処分時間は歳を取るごとに減少する資産だという傾向。 可処分

    時間 家庭等 傷病・体 力減少 20代 年代 生物的 活動 生物的 活動 生物的 活動 • パフォーマンスを維持する 活動は削れない。 • ライフステージ、健康の変 化で可処分時間は減少。
  34. Confidential © 2022 LayerX Inc. 34 20代という希少な期間 最も可処分時間が大きく、それ以外の資産が小さい20代では、その後の時間の使い方にレバレッジがかかる資産を増やす方向に 投資していく必要がある。 20〜30代の

    可処分時間 知識 経験 信用 金融資産 30代以降の 可処分時間 資産 より大きな 成果・アウトプット • できるだけ多くの時間をレバレッジのかかる資 産に変換していく。 • そのために投資的思考やコミュニティを考える。
  35. Confidential © 2022 LayerX Inc. 35 3つのサイクルを意識する 方向性を定めることで、取り組みと得られる資産・能力は尖ったものになっていき、他との差が生まれる。 向かう先を考える上では短期・中期・長期のマイルストーンを意識してサイクルを回すようにしている。 短期

    中期 長期 数ヶ月〜1年 1〜3年 3〜10年、更 に先 目標に向けた アクション 得られた結果 知識・発見 より正しい目標へのマイナー アップデート 目標達成に向けた 分解・方向づけ
  36. Confidential © 2022 LayerX Inc. 36 ポジションを取ってデメリットを受け入れる 方向性を作る・ポジションを取る、ということは何かを捨てるということでもある。 捨てたものほど気になるが、捨てることに納得し勇気を持って受け入れ、全てを追いかけようとしすぎない。 自分と環境の差分を意識する

    自分の取ったポジションが会社や所属する 組織と合わないケースもある。また、極端な 意思決定をすればそもそも市場全体からし ばらく評価されない可能性もある。 こうしたデメリットを予め自分なりに把握 し、これから取ろうとしているトレードオフ を受け入れられるか考えよう。 Web3 EM PdM SRE VR ML React Go Native App toC Game Fintech 自分の意思で目標に沿ったものを選ぶ SaaS
  37. 最後に

  38. Confidential © 2022 LayerX Inc. 38 最後に • リスク・リターン •

    探索・学習 • バランスシート • ポートフォリオ • レバレッジ • 周囲の平均 = 自分 • 師匠を作る • 健全な嫉妬と成長比較指標 • 習慣の力 • コミュニティ的習慣づけ • 資産を積み上げる • 可処分時間 • ライフステージの変化 • 体力・健康の変化 投資家思考 コミュニティ 最初の10年 自分の軸を持って、それぞれの意思決定で後悔のない方向を選べていれば、楽しいキャリアが見つかるはず。 まずは色々なことに全力で挑戦して軸を見つけてみよう。
  39. Confidential © 2022 LayerX Inc. 39 LayerX、実は毎年新卒採用しています https://jobs.layerx.co.jp/933621e2d cef4ce4b180ea283f4d22b8