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リアルタイム通信を支えるブラナイのサーバ開発と運用(後編)

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August 04, 2016

 リアルタイム通信を支えるブラナイのサーバ開発と運用(後編)

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August 04, 2016
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  1. 2 ⾃⼰紹介 • 養安元気(ようあん もとき) • XFLAG TM スタジオゲーム開発室 •

    2013年 株式会社ミクシィに⼊社 • SNS mixiの運⽤部に配属 • 2014年 モンスターストライク ® サーバチームにジョイン • 2015年 ブラナイの開発/運⽤に従事
  2. 環境構築 (モンスト) 6 • 環境 • オンプレがメイン • クラウド •

    GMOアプリクラウド • ⼀部Appサーバ • AWS • ⼀部Appサーバ • TURNサーバ • インスタンス作成 • aws-cli のラッパーツール • コンフィグを読み込みインスタンス作成 • コンフィグ修正 • マネジメントコンソールで修正 • Security Group • Route53 aws-cli Management console
  3. 環境構築 (ブラナイ) 7 Terraform Jenkins • 環境 • すべてAWS •

    インスタンス作成 • Terraform • コンフィグ修正 • Terraform GitHub
  4. 環境構築 - Terraform 8 • HashiCorp製のインフラ管理ツール • https://www.terraform.io/ • 各種設定をtfファイルに記述し、クラウドに適⽤

    • 様々なクラウドに対応 • AWS • GCP • Windows Azure • 詳しくは以前XFLAGで発表した資料を参照 • http://www.slideshare.net/w1mvy/terraform-58090306
  5. photon環境構築 9 • tfファイルにコンフィグ追加 • PullRequestにしてマージ • photonや監視設定を含むAMIをpackerで事前に作成 • Terraformだけでサーバの準備が整う

    resource "aws_instance" “photon" { ami = "ami-xxxxxxxx“ instance_type = "m4.large“ count = 1 subnet_id = "subnet-xxxxxxxx“ vpc_security_group_ids = [ "sg-xxxxxxxx", "sg-yyyyyyyy“ ] root_block_device { volume_type = "gp2“ volume_size = "32“ } }
  6. Terraformの利点 その1 11 • PullRequestから作者と⽬的を把握できる • 設定がファイルで残るためバージョン管理が可能 • インスタンスの存在理由がわかる •

    過去の作業履歴を参照できる • 棚卸しが容易 • 不要なインスタンスを削除するPullRequestを作成 • 利⽤しているのであればメンバーがコメント • そうでなければマージしてインスタンス破棄
  7. Terraformの利点 その2 12 • インスタンスのコピーが⼿軽 • 適⽤処理には冪等性がある • 差分だけ適⽤される •

    現在の設定ファイル(.tf) = 最新のAWSの状態 • 同じ役割のインスタンスを作成 • モンスト: 作成時と現状の差分を確認 • ブラナイ: 設定をコピーするだけ
  8. Terraformの利点 その2 13 • インスタンスのコピーが⼿軽 • 適⽤処理には冪等性がある • 差分だけ適⽤される •

    現在の設定ファイル(.tf) = 最新のAWSの状態 • 同じ役割のインスタンスを作成 • モンスト: 作成時と現状の差分を確認 • ブラナイ: 設定をコピーするだけ • 新規に開発環境を3つ構築したが設定抜けもなく稼働中 • EC2 x 6 • ELB x 1 • Route53 x 1
  9. ゲームデータのインポートとは 15 • プランナーやデザイナーがデータを作成する • イベント情報 • キャラ情報/画像 • データインポート

    • データ配信を⾏うサーバにデータを置く作業 • サーバ • DBサーバ • イベント情報 • キャラ情報 • S3 • キャラ画像 • サウンド
  10. インポートの流れ(hubot利⽤) 17 S3 Capistrano Hubot Slack ユーザ DB サーバエンジニア プランナー

    • 修正ファイル⼀覧 • コマンド⽣成 • sshしてインポート
  11. ブラナイ独⾃の問題 • ファイル数がおおい • 現状約2,000ファイル • Slackにインポートコマンドを貼ろうとするも⽂字制限に 引っかかる • 理由

    • アクションゲーム • キャラ • ステージ • 各プラットフォームごとにファイル分け • 結果: ファイルのインポート漏れが発⽣ 20
  12. PR-Command-Generator • PullRequestを利⽤して • 修正ファイルリストを表⽰ • コマンドを⽣成 • ステージング/本番環境 •

    プランナーは別途Jiraチケットを作成 • Generatorで⽣成されたリストとチケットを⽐較 • サーバエンジニアがインポート 21
  13. データ作成の流れ 22 S3 Capistrano Jenkins Hubot Slack ユーザ DB サーバエンジニア

    プランナー • 更新ファイル⼀覧 • コマンド⽣成 • チケット作成 • ⽣成されたファイル ⼀覧と⽐較 GitHub
  14. インポート依頼 23 S3 Capistrano Jenkins Hubot Slack ユーザ DB サーバエンジニア

    プランナー GitHub インポートお願いします コマンドはこちらです GitHub はい、実⾏します
  15. 開発環境でのQA • ある条件を満たした時の挙動を調べる • クエスト100回クリアするミッション報酬は正常か • クエストを100回クリアする • BOXが満杯のときクエストが開始できないか •

    BOX満杯までキャラを集める • レアキャラのSS威⼒は妥当か • レアキャラをゲットする 28 • QAチームがサーバチームにユーザデータの作成を依頼 • QA⽬的によって異なるため作業量が多い
  16. QA⽀援ツール • ブラウザから操作 • アカウント認証 • サービスに沿った機能 • 例 •

    ユーザのランクを上げる • 進化素材全種追加 • ミッション達成 • 環境ごとに機能制限 • 本番環境でキャラやアイテムの操作はできない 30
  17. 機能 • キャラ/ミッション/アイテムの付与 • 時間操作(タイムトラベラー) • 未来のイベントをQA • 時間のかかるQA •

    イベント終了後でもクエストクリアできるか • イベント⽂⾔の閲覧 • ステージ情報の閲覧 31
  18. まとめ • Terraformで環境構築を⾃動化 • インスタンスの追加/削除が容易になった • HubotとJenkinsでインポートを⾃動化 • 開発環境の作業はなくなった •

    データの漏れも減らせた • QA⽀援ツールでQAデータの作成を⾃動化 • QA⽤ユーザデータの作成作業を減らせた 36