貞観政要から学ぶフォロワーの在り方

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1. 結論 2. 動画「裸の男とリーダーシップ」 3. フォロワーシップとは 4. なぜフォロワーシップが必要なのか？ 5. 貞観政要におけるリーダーとフォロワーの関係
6. リーダーの段階∼成⼈発達理論∼ 7. まとめ Agenda

1. ⼈物 1. 中華統⼀「秦の始皇帝」春秋戦国時代「墨⼦」三国志「曹操」中国史最⾼の治世者「太宗李世⺠」感化⼒の塊「吉⽥松陰」 2. 不知の⾃覚「ソクラテス」史上最⼤版図「チンギス・カン」独裁者「ヒトラー」⽂化⼤⾰命「⽑沢東」 3. 株式会社COTEN「深井⿓之介」株式会社Momentor「坂井⾵太」株式会社ラントリップ「冨⽥憲⼆」
2. 書籍・思想・技術書・動画 1. 世界のエリートが学んでいる教養書必読100選を∼ / サピエンス全史 / 失敗の科学 / LCP資格認定コースワークブック   具体と抽象 / 問いかけの作法 / 無理の構造 / 多様性の科学 / THE TEAM / 嫌われる勇気 / HarvardBusinessReview   LISTEN 知性豊かで創造⼒がある⼈になれる / なぜ⼈と組織は変われないのかハーバード流⾃⼰変⾰の理論と実践   ⼭形⼤学教職・教育実践研究⾃我発達段階を考慮した道徳科の授業づくりと資質・能⼒ベースの評価 / Reapra Book 2. ルソー「社会契約論」ヘーゲル「弁証法」レヴィ=ストロース「構造主義・野⽣の思考」深井⿓之介「歴史思考」 3. TED：『社会運動はどうやって起こすか』デレク・シヴァーズ 3. 漫画・アニメ 1. 拳闘暗⿊伝セスタス / 左利きのエレン / ヴィンランド・サガ / 少⼥ファイト / 蒼天航路 / OUT / マージナルオペレーション   チ。-地球の運動について- / 最果てのパラディン/ サンケンロック / 鋼の錬⾦術師 / スラムダンク / ベルセルク / クローズ 2. 銀河英雄伝説 / GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 / メイドインアビス / THE FIRST SLAM DUNK / もののけ姫 4. 出来事・概念 1. 秦の中華統⼀ / アメリカ独⽴宣⾔ / フランス⾰命 / ⽇露戦争 / 明治維新 / 第⼀次世界⼤戦 / 第⼆次世界⼤戦 / ⽂化⼤⾰命 2. 国⺠国家 / ナショナリズム / 資本主義 / 第⼀次産業⾰命 / 議会制⺠主主義 / 万⼈の闘争 / 社会契約 / ⼀般意志 5. 学問・理論 1. ⼈⽂学・歴史・哲学・宗教学（主に仏学）・進化⼼理学・発達⼼理学・組織開発   マネジメント・経営学・物理学・⼯学・解剖学・⽣理学・病理学参考にした⼈物・書籍・思想・出来事・概念など

1. 最初に凄いことしてる孤独なバカを   リーダーに変えるのは最初のフォロワー 2. どのリーダーについて⾏けば⼤丈夫か周囲に⺬す 3. あるリーダーにどう従えばいいのかを周囲に⺬す 4. リーダーをリーダーたらしめる責任・勇気・覚悟を持つ
5. リーダーとフォロワーは組織を有効化するセット機能   ニコイチ・裏表であることを正しく理解する 6. どの段階のリーダーなのか認識し適切な⾏動を選択する 7. その上で、リーダーと共に成⻑する ϑΥϩϫʔͷࡏΓํ

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環境順応段階への移⾏『⼆⼈称の視点を育てることが⽋かせない』   ◦劣等感・敗北感・疎外感・孤独感が   ネガティブトリガーになる ◦利⼰的な振る舞いでは他者と共存できない⾃⼰主導段階への移⾏『権威に屈することなく、既存の物の⾒⽅や権威の主張に、健全な批判の⽬を持って、
それらを超克していけるだけの意識の器が必要』   ◦情報やフィードバックを鵜呑みにせず、分析・評価する ◦問いかけやコーチングで独⾃の考えや思いを⾃覚させ、気付かせたり、可能性を引き出す⽀援、専⾨スキル獲得 ◦所属欲求の充⾜、⾃⼰肯定感を育てるのが鍵になる ◦⾃⼰確⽴に伴い集団の利益よりも⾃分の考えを優先するようになるため、孤独になり易いため⽀援が必要⾃分軸他⼈軸第5段階⾃⼰変容型⼈間性・慈悲・慈愛第4段階⾃⼰主導型価値観体系の構築抽象概念⾔語化全体最適視点の獲得第3段階環境順応型集団利益優先他者の気持ちの想像気配り・思いやり第2段階利⼰的型集団利益優先弱⾁強⾷・⽣き抜く⼒第1段階具体的思考型⾃⼰変容段階への移⾏『他者の存在が⾃分の成⻑に不可⽋』   ◦情報を元に持論を強化するだけではいけない ◦⾃⼰へのメタ認知・批判的内省が⽋かせない ◦他者からのフィードバック・越境学習が必要 ◦葛藤を経験しながら、それをいかに乗り越えるか ◦⾃分の価値観と相いれない⼈と出会い、時にぶつかりながら、向き合っていくことが重要 ◦周囲から受けたサポートが何かを振り返る ◦⾃分の意⾒を客観視しその弱みや限界を明らかに ◦他者の意⾒をより素直に受け⼊れていく⾃⼰変容の促進   『⾃⼰の脱構築サイクルと、異質な他者』 ◦⼈⽂知・教養・リベラルアーツや1ON1が有効的 ◦⾃分の今までの価値観や動機は虚構の産物という認識を持ち、精神的な混乱を⽣じるケースもある ◦今まで囚われていた枠組みから解放され、⼈⽣を通じて成し遂げたいことの探求が始まる ◦仕事以外にも熱中できる趣味や様々な機会を設ける ◦⾃分のマインドに向き合い、メンタルモデル（⾃⼰世界観の信念）やメンタルブロック（経験からの思い込み）に意識を向ける機会を設ける ֤ஈ֊͔Β࣍ஈ֊΁ͷਨ௚ൃୡͷ৚݅ ࣗॿ౒ྗͱपғͷࢧԉ

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ϑΥϩϫʔγοϓͷ͍ΖΜͳఆٛ 1. Uhl-Bien et al.（2014）定義   「フォロワーシップは、（リーダーに対する⽴場としての）フォロワーの役割、   （リーダーに関連した）
フォロワー⾏動、そしてリーダーシップ・プロセスに関連する成果である。」 2. Bjugstad, Thach, Thompson, & Morris（2006）   「フォロワーシップは、リーダーの指⺬に効果的に従い、   構造化された組織の成果を最⼤化しようと努⼒するリーダーをサポートする能⼒」 3. 松⼭（2015）   「フォロワーシップとはリーダーとの関係性の中に⽣じるフォロワー個⼈の⾏動およびそのプロセスであり、   リーダーによってそれが認知されている場合にそう呼ぶ」 4. ⻄之坊・古⽥（2013）   「組織のゴールをリーダーと共有し、フォロワーがそのゴールに向かって⾏動することで   直接的または間接的にリーダーや組織に対して発揮される影響⼒」 ग़యɿϑΥϩϫʔγοϓ࿦ͷల։ͱࠓޙͷݚڀ / ੢೭๥ึ

1. 組織においてリーダーの影響は10％∼20％ 2. フォロワーの影響が残り80∼90％ 3. 組織の成功にはフォロワーシップが必要不可⽋ 4. リーダーも⾒⽅を変えれば必ずフォロワー 1. 課⻑は部⻑のフォロワー
2. 部⻑は役員のフォロワー 3. 役員は社⻑のフォロワー 5. どの⽴場の⼈でも持つべきスキル     ϑΥϩϫʔγοϓͷॏཁੑ ग़యɿࢦಋྗֵ໋: Ϧʔμʔγοϓ͔ΒϑΥϩϫʔγοϓ΁ ୯ߦຊ – 1993/11/1 ϩόʔτ έϦʔ (ஶ), Robert Kelley

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1. チームで⾏う作業が増えてきたため、   チーム全体として業績をあげる   仕組みが重要になった   2. 事業がヒエラルキー組織ではなく  
プロジェクト組織で⾏われるようになり、   社員や関係者の関与が重要になった   3. 専⾨能⼒の⾼い社員を活⽤する   知識⽣産型のビジネスが増えてきた   ϑΥϩϫʔγοϓ͕ٻΊΒΕΔΑ͏ʹͳ͖ͬͯͨͷ͸ɺ ͭͷ૊৫తഎܠ͕ཁҼͩͱࢦఠ͞Ε͍ͯΔ ग़యɿϑΥϩϫʔγοϓ࿦ͷల։ͱࠓޙͷݚڀ / ੢೭๥ึ

1. ビジネスにおける情報量の増加   情報量の増加によってリーダーの情報処理能⼒が凌駕され、   フォロワーが持つ市場の動向、顧客の要望、競合他社の動向、経済状態   などの情報がより重要となり、リーダーはこのような情報に対する   依存度を強めている
  2. ⽇本企業の組織のフラット化   フラット化は、リーダー1⼈あたりの部下の数の増加をもたらし、   リーダーの負担を増加させている。このような組織構造の変化に   対応するためには、リーダーシップの強化だけではなく、   フォロワーの主体的な⾏動が以前よりも求められるようになってきる   3. 成果主義の浸透によるミドルのプレイング・マネージャー化   「上場企業の課⻑に関する実施調査」によると、課⻑クラスの 99.2%が   プレイヤーとしても働いている。このことによって、ミドルが部下に   対してリーダーシップを発揮する機会が減少していることが⺬唆され、   ますますフォロワーの主体的な⾏動が求められる事態を招いている ͦͷଞͷഎܠ ग़యɿ೔ຊͷ૊৫ʹ͓͚ΔϑΥϩϫʔγοϓ: ϑΥϩϫʔγοϓͷ಺༰ͱ੒Ռͷݕ౼/ ੢೭๥ึ

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【組織的効果】 1. リーダーの指⺬や⽅針が⾏き渡らなくなる 2. リーダーの意志決定の誤謬が批判されなくなる 3. リーダーがフォロワーに磨かれなくなる 4. 組織内における硬直化が抑えられず、⼼理的安全性が失われる 5.
組織にイノベーションが起きなくなる 6. 組織が出す結果の質が下がる【個⼈的効果】 1. フォロワーが次のリーダーとして育たなくなる 2. フォロワーの視座は上がらず、視点は増やせず、視野が広がらない 3. フォロワーの⾃律性・当事者意識・協同意識・プロ意識が育たない ϑΥϩϫʔγοϓ͕ແ͍ͱԿ͕ى͖Δͷ͔ʁ

1. フォロワーシップとはリーダーの⺬したビジョンの翻訳・具現化を⾏い、   ビジョン実現・組織⽬標の達成のために邁進する『貢献⼒』   2. フォロワーシップとはリーダーの誤謬・正当性をいつも疑う冷静さでもって、   適切な表現で批判・指摘を⾏い組織の健全な意思決定・業務活動を担保し、  
リーダーの増⻑・傲慢を牽制する『批判⼒』   3. リーダーシップの焦点は「決定」、フォロワーシップは「健全な批判」   4. リーダーシップとフォロワーシップは機能・プロセス・影響⼒である   5. お互い対等な存在で、どちらが⽋けても組織・チームは機能しない       ͔͜͜ΒಡΈऔΕΔϦʔμʔͱϑΥϩϫʔͷؔ܎ੑ

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『君の明らかなる所以の者は、兼聴すればなり。その暗き所以の者は、偏信すればなり』   1. 明君の明君たる所以は、広く⾂下の意⾒に⽿を傾けることである。   2. また、暗君の暗君たるゆえんは、お気に⼊りの⾂下の⾔葉だけしか信じないことである。
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1. 秦始皇帝・政は、統⼀に貢献した部下を信頼せず宦官である   趙⾼としか接点を設けず、皆の意⾒を取り⼊れなかった     趙⾼は政の遺⾔を略取、政の死後の政権を専横（蒙恬を⾃殺に追い込む）   政の死の数年後、秦はあっけなく滅亡した  
2. ⽑沢東は、百花⻫放・百家争鳴運動をおこし、   皆の意⾒を聞かせてくれと⾔った。だが、政権批判した者たちを   次々と投獄。約200万⼈が投獄されたと⾔われている     無駄な森林伐採、雀の駆除、密植・深耕運動を農村で⾏い、結果、   蝗害を発⽣させ約4500万⼈死亡（諸説あり）させる⼤飢饉を引き起こす     この時の農村部での異変は誰も進⾔できなった   みな投獄を恐れ、⽣産量が増えたなどの嘘の報告までしたのである ͔ΕΒ͸݉ௌͤͣภ৴ͨ͠ ʰΩϯάμϜʱ©ݪହٱʗूӳࣾ

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ϦʔμʔγοϓͱϑΥϩϫʔγοϓ͸ػೳɾϓϩηεɾӨڹྗʁ 【フォロワーシップのいろんな定義】 1. Uhl-Bien et al.（2014）定義   「フォロワーシップは、（リーダーに対する⽴場としての）フォロワーの役割、  
（リーダーに関連した）フォロワー⾏動、そしてリーダーシップ・プロセスに関連する成果である。」 2. Bjugstad, Thach, Thompson, & Morris（2006）   「フォロワーシップは、リーダーの指⺬に効果的に従い、   構造化された組織の成果を最⼤化しようと努⼒するリーダーをサポートする能⼒」 3. 松⼭（2015）   「フォロワーシップとはリーダーとの関係性の中に⽣じるフォロワー個⼈の⾏動およびそのプロセスであり、   リーダーによってそれが認知されている場合にそう呼ぶ」 4. ⻄之坊・古⽥（2013）   「組織のゴールをリーダーと共有し、フォロワーがそのゴールに向かって⾏動することで   直接的または間接的にリーダーや組織に対して発揮される影響⼒」 ग़యɿϑΥϩϫʔγοϓ࿦ͷల։ͱࠓޙͷݚڀ / ੢೭๥ึ

【リーダーシップのいろんな定義】 1. Stogdill（1950）   「組織化された集団の活動が⽬標設定と⽬標達成に向かって   努⼒するよう影響する過程である」 2. 三隅（1972）  
「リーダーシップの本質は、個体が他者または他者群に対して   ⼀定の社会的影響を与える過程そのものの中に存在するといえよう」 3. 野中（1980）   「⽬標達成に向けて⼈々に影響を及ぼすプロセスである」 4. 坂下（1985）   「リーダーシップとは、特定の条件または状況下で、組織⽬標または集団⽬標の   達成のためにリーダーがフォロワーに及ぼす影響⼒である」   このリーダーからの影響⼒は、直接的な影響⼒だけでなく、間接的な影響⼒が含まれている（島倉 , 2002） ϦʔμʔγοϓͱϑΥϩϫʔγοϓ͸ػೳɾϓϩηεɾӨڹྗʁ ग़యɿϑΥϩϫʔγοϓ࿦ͷల։ͱࠓޙͷݚڀ / ੢೭๥ึ

1. ⾸⻑と議会議員を住⺠が直接選挙で選ぶ（⼆元代表制）   これに対して国では、選挙された議員で組織された国会が指名する   内閣総理⼤⾂が内閣を組織し、国会に対して責任を負う、という議院内閣制   2. ⼆元代表制の特徴は、⾸⻑、議会がともに住⺠を  
代表するところ   3. ともに住⺠を代表する⾸⻑と議会が相互の抑制と   均衡によってある種の緊張関係を保ちながら、   4. 議会が⾸⻑と対等の機関として、その地⽅⾃治体の運営の   基本的な⽅針を決定（議決）し、その執⾏を監視し、   5. また積極的な政策提案を通して政策形成・意思決定の   舞台となることこそ、⼆元代表制の本来の在り⽅である   6. 多様な⺠意の反映、利害の調整、住⺠の意⾒の   集約といった機能を有する機関でもある ஍ํ࣏ࣗମʹ͓͚Δʰೋݩ୅ද੍ʱ͕ݱ࣮ྫ ࢀߟɿࡾॏݝٞձ > ݝٞձͷ͘͠Έ > ೋݩ୅ද੍ /   ࢀߟʀट௕ͱٞձͷରཱ͸ͳܹͥԽ͔ͨ͠ / https://imidas.jp/jijikaitai/c-40-069-11-04-g353   ࢀߟɿʻஞ৚஍ํ࣏ࣗ๏ ৽൛ୈ࣍̕վగ൛ʢদຊӳতஶʣʼ ୈ࿡ষ ٞձʢঞʣ

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1. 上に⽴つ者の過失を遠慮なく指摘し忠告する「諫⾔」を仕事にした者 2. 中国の歴史上では多く存在していた要職であった 3. ただし、責務に則って諫⾔したものたちは度々処刑されていた 4. 太宗李世⺠は、ただの⼀度も諫⾔⼤夫を処刑しなかった 5. とくに、諫⾔⼤夫として活躍したのは『魏徴』だった
6. 魏徴は外様であり、しかもかつて魏徴は、李世⺠の命を狙った敵⽅       ଠफཥੈຽ͸ʰᨠݴେ෉ʱͱ͍͏໾৬Λॏཁࢹͨ͠ ଠफ͸ࣗ਎ʹΑΔಠࡋͰ͸ͳ͘ɺ ૊৫Ͱ੓࣏Λߦ͏͜ͱΛඇৗʹॏࢹ͍ͯͨ͠ ͳͥͳΒɺҰਓͷਓؒͷͰ͖Δ͜ͱʹ͸ݶΓ͕͋Δɺ ࣗ෼ҰਓͰ੓࣏ΛऔΓ࢓੾ΔͳΜͯແཧͩͱΘ͔͍͔ͬͯͨΒ

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Ϧʔμʔͷஈ֊ʙ੒ਓൃୡཧ࿦ʙ

1. 未来のあるべき姿への強い確信、ビジョンを持つ 2. アウトサイダー性を持って、変⾰・改⾰をリードする 3. 従わない⾃由があるにも関わらず、⼈が付いてくる有り様   Ϧʔμʔͷຊ࣭

1. ⾼い⾃制⼼『傲慢・増⻑・誘惑を制する』 2. 誠実・真摯・⾼潔（Integritey） 3. ⼀般意志に基づく組織合意を追求する『⺠主主義思想』 4. ⾃分の失敗・誤りを認め（failibility）、ネガティブFBを受け⼊れる 5. 正しい現状認識『メタ認知⼒』
6. ⾃⾝の器を空にし、他者の意⾒を受容する⼒『学習棄却⼒と兼聴⼒』 7. 柔軟かつ状況に応じた振る舞いを選択できる『正しい現状認識』 8. 他⼈への惜しみない愛と諦め『墨⼦とガンディー』 9. 諸⾏無常・所法無我の思想を知る『仏教・量⼦⼒学』 10. 答えのない問題を解く⼒、不確実な世界を切り開く問いかける⼒ 11. 教養・⼈⽂知・リベラルアーツ・好奇⼼に富み、⼼⾝の健康に投資する 12. ⾎⽣臭い実践知と学術的な理論を融合させ⾼度な調和を実現できる Ϧʔμʔͷ৚݅ͱ͸

੒ਓൃୡཧ࿦ͱ͸ʁ 『知識やスキルを発動させる根幹部分の知性や意識そのものが、⼀⽣をかけて成⻑・発達を遂げるという理論』 ◦提唱者は、発達⼼理学者のロバート・キーガン⽒。『⾃⼰変⾰の⼼理学』という共著論⽂がハーバード・ビジネス・レビューに掲載され、成⼈発達理論が広がった。マッキンゼー、FBI、CIAでも成⼈発達理論が活⽤されている。   ⾃我の次元（意識において、内省の対象にできる範囲）を5段階に分類した。 ◦成⼈発達理論の優位性は、⼤別すると「器」と「能⼒」に関係するものがあり、それぞれの段階にはどのような特徴があるのか、何がどのように作⽤することで、どの様に発達は遂げられていくのかのメカニズムが明確になっている点等にある。 ◦成⼈発達理論は各段階の特徴が明確になっていることで、⾃分が今どんな段階にいるのかを客観的に知ることができる上、
何をどのようにすれば、次のどの段階に到達できるのかのヒントが得られる。 ◦それぞれの発達段階ではどのような振る舞いを⾏う傾向があり、どのような固有の限界があるのかが明⺬されていることから、他者から指摘されても腹落ちできなかった様な、⾃分が繰り返し陥っている⾏動パターンを⾃覚しやすくなり、批判的内省が可能になる。 ◦部下や周囲の発達段階上の⾏動特性がわかるだけでなく、⾃分⾃⾝との相互作⽤によって相⼿のどんな⾏動を誘発してしまっているのかが理解できるようになるため、他者理解が進み、相⼿の段階に合わせた発達促進を⽀援しやすくなる。『発達とは⾃⼰中⼼性の減少である』『かつての⾃⼰の中⼼をメタ認知することが発達である』 ◦ここでいう⾃⼰中⼼性とは『⾃分 = 世界』という⾒⽅で世界を⾒ることを指しており、その減少というのは、他者は他者の視点や背景を持っているということに対して認識できるようになり、多様性を認識できるようになるというのが、⾃⼰中⼼性の減少。発達においては基本的に、⾃⼰中⼼性の減少と意識の拡⼤が起こる。⾔い換えれば、発達が進むにつれて、それまで意識されていなかったさまざまな⼈々、さまざまな場所、さまざまな物事のことを考慮に⼊れて、それらを気づかえるようになる。 ◦⼈はそれぞれ現実の世界を捉え直す独⾃の世界観いわばメガネをかけているため、世界の⾒え⽅は⼈によって異なる。この固有のメガネを「意識構造」と呼ぶ。質的に⾼性能のメガネがあれば、物事を俯瞰的に眺めたり、細かい点にも注意を払えたりする。こうした質的な差異を「意識段階」または「レベル」といい、意識段階が⾼くなればなるほど、世界への解像度が向上し、物事を広く深く捉えられるようになる。

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⽣活環境・ストレス・疾病などによる⼀次的停滞または退⾏『⼈間の成⻑には2種類ある』いくら新しい知識や技術を得ても、それを受け取る「器」が未熟ならば、知識を仕事や⽇々の活動に活かすことが難しい⾃⼰変容・相互発達段階に⾄るには垂直発達が鍵となるそれが引き起こす変化は根本的・⾰命的その変化が起きた⼈とそうでない⼈では決定的な⾮対称性が発⽣する垂直（⾃我）次元⼈間の存在の基盤の⼒そのもの垂直発達⼈間としての器⾃体が広がって、認識の枠組みが変化し、⼈間性を深まめる質的な成⻑。発達領域は発達的なものであり、それはスキルというより世界観と密接に関わるもの精神の拡張 ग़యɿIsao Hosoya. MURI NO KOUZOU KONOYO NO RIFUJINSA WO KASHIKA SURU (Japanese Edition) (Kindle ͷҐஔNo.22). dZERO Inc. Kindle ൛.

環境順応段階への移⾏『⼆⼈称の視点を育てることが⽋かせない』   ◦劣等感・敗北感・疎外感・孤独感が   ネガティブトリガーになる ◦利⼰的な振る舞いでは他者と共存できない⾃⼰主導段階への移⾏『権威に屈することなく、既存の物の⾒⽅や権威の主張に、健全な批判の⽬を持って、
それらを超克していけるだけの意識の器が必要』   ◦情報やフィードバックを鵜呑みにせず、分析・評価する ◦問いかけやコーチングで独⾃の考えや思いを⾃覚させ、気付かせたり、可能性を引き出す⽀援、専⾨スキル獲得 ◦所属欲求の充⾜、⾃⼰肯定感を育てるのが鍵になる ◦⾃⼰確⽴に伴い集団の利益よりも⾃分の考えを優先するようになるため、孤独になり易いため⽀援が必要⾃分軸他⼈軸第5段階⾃⼰変容型⼈間性・慈悲・慈愛第4段階⾃⼰主導型価値観体系の構築抽象概念⾔語化全体最適視点の獲得第3段階環境順応型集団利益優先他者の気持ちの想像気配り・思いやり第2段階利⼰的型集団利益優先弱⾁強⾷・⽣き抜く⼒第1段階具体的思考型⾃⼰変容段階への移⾏『他者の存在が⾃分の成⻑に不可⽋』   ◦情報を元に持論を強化するだけではいけない ◦⾃⼰へのメタ認知・批判的内省が⽋かせない ◦他者からのフィードバック・越境学習が必要 ◦葛藤を経験しながら、それをいかに乗り越えるか ◦⾃分の価値観と相いれない⼈と出会い、時にぶつかりながら、向き合っていくことが重要 ◦周囲から受けたサポートが何かを振り返る ◦⾃分の意⾒を客観視しその弱みや限界を明らかに ◦他者の意⾒をより素直に受け⼊れていく⾃⼰変容の促進   『⾃⼰の脱構築サイクルと、異質な他者』 ◦⼈⽂知・教養・リベラルアーツや1ON1が有効的 ◦⾃分の今までの価値観や動機は虚構の産物という認識を持ち、精神的な混乱を⽣じるケースもある ◦今まで囚われていた枠組みから解放され、⼈⽣を通じて成し遂げたいことの探求が始まる ◦仕事以外にも熱中できる趣味や様々な機会を設ける ◦⾃分のマインドに向き合い、メンタルモデル（⾃⼰世界観の信念）やメンタルブロック（経験からの思い込み）に意識を向ける機会を設ける ֤ஈ֊͔Β࣍ஈ֊΁ͷਨ௚ൃୡͷ৚݅ ࣗॿ౒ྗͱपғͷࢧԉ

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1. リーダーシップは機能や影響⼒である 2. また、それらを及ぼすプロセスでもある 3. リーダーシップが正しく機能するには、正しいフォロワーシップが必要 4. リーダーとフォロワーは対当な関係でなくてはいけない 5. 貢献⼒と批判⼒を⾼い次元で併せ持つのが優れたフォロワー
6. だが、フォロワーシップのコアは『批判⼒』 7. その批判⼒でもリーダーを磨くのもフォロワーの責任 8. 全ての⼈にフォロワーシップが必要 9. 良いフォロワーは良いリーダーでもある 10. フォロワーが組織の質を決定する 11. 現代においてはブームになっていたりするかもだけど   1500年以上前の時点でも必要性・重要性が⾔及されている ·ͱΊ

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1. 故事や⼀般常識など共通テクストから総論で合意形成をはかる。 2. 現在にその合意形成を転換し、類似性を訴求する。 3. その上で、諫⾔する（リーダーは最初に合意した⼿前反対しにくい）。部下として還元するにはインプットの絶対量が必要論理と⽐喩をうまく使い分けること論理は、理性に訴えかけられる
⽐喩は、感情に訴えかけられる ᨠݴͷςΫχοΫ

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貞観政要から学ぶフォロワーの在り方

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