スマートコントラクトの監査について

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September 25, 2018

 スマートコントラクトの監査について

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September 25, 2018
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  1. スマートコントラクトの 監査について ゆで卵(@takayukib) 2018/9/25 blockchain.tokyo #12

  2. ⾃⼰紹介的なやつ 名前:ゆで卵(@takayukib) 所属:フリーランス、トークンポケット株式会社 その他 • CryptoCrystalというDappsを作っています • 株式会社LayerXでもお仕事してます 1

  3. 監査は何故必要か üスマートコントラクトはデプロイすると基 本的にはアップデート出来ない ü通貨・トークンを扱うためミッションクリ ティカルである 2

  4. 今⽇のテーマ スマートコントラクトの開発者・監査者 どちらもが幸せになれるように 良いコードを書きましょう! 3

  5. 4 監査対象になるもの(⼀例) スコープ ü セキュリティ ü トークンの仕様 ü トラストレス性 ü

    アーキテクチャ ü ⾔語の慣習 ü WPとの整合性 内容 ü コード本体 ü デプロイ⽤スクリプト ü ホワイトペーパー(WP) ü (テストコード) 参考: https://www.smartcontractsecurityalliance.com/
  6. 監査内容の各例 5

  7. セキュリティ(よくある例) üオーバーフロー 基本的に計算部分は全てSafeMath等のライブラリを使うことを推奨 üfor loopのindexの上限 forループの上限値が無いとblock gas limitをオーバーするリスクがある üアクセス制御の付け忘れ onlyOwnerや、特定のコントラクトからのみ呼ばれるなど

    6
  8. アクセス制御の例(Proxy Pattern) 7 Main Contract Proxy Contract Deployer Another User

    onlyOwner onlyProxy Contract これを付ける 参考: https://blog.zeppelinos.org/proxy-patterns/
  9. unbounded loopの例 function addTokenGrant(address _grantee, uint256 _value) external onlyOwner {

    … for (uint i = 0; i < tokenGrantees.length; i++). { require(tokenGrantees[i] != _grantee); } 8 block gas limitを超えないように 常にループ回数の上限は確認する https://blog.zeppelin.solutions/kin-token-audit-121788c06fe これ
  10. トラストレス性 極⼒onlyOwner等のトラストレス性を無くすものは付けないよう にする。 例外と思われるもの üProxy Patternでのコントラクトアップデート(ownerが必要) üCloudSaleのロックアップ期間の設定(法律改正によって変わる可能性があるなど) 9 参考: SolidifiedによるCycled

    ICOに対するトラストレス性の指摘 https://github.com/solidified- platform/audits/blob/22cda93a7897b4e2f2b0f3689b170eea918fc85d/Audit%20Report%20- %20Cycled%20ICO%20%5B04.25.18%5D.pdf
  11. トークンの仕様(ERC20の例) 基本的にはOpenZeppelin Solidityを 使っていれば問題なし。 標準以外の機能を追加するとき ütransfer、transferFromでboolを返す üトークンのdistribution、airdropはトークン⾃体のコントラクトと分ける 10

  12. ⾔語の標準的な慣習(Solidityの例) üOpenZeppelin Solidityを使う üコンパイラのバージョンを最新にする üuint, uint256などの表記ゆれを無くす üLinter(solium, solhint)を使う 11 ⼀番重要

  13. アーキテクチャ 12 ü よく知られているパ ターンを使う ü 図があると良い Facadeパターンの例 https://github.com/cryptocrystalio/crypto crystal-

    bounty/blob/118cd744ffc2d8ff0682ef0638 43c4704133fab5/basic.md
  14. アーキテクチャの良い例 0x protocol 2.0.0 specification (ERC20 Exchange) 13 https://github.com/ConsenSys/0x_audit_report_2018-07-23 https://github.com/0xProject/0x-protocol-

    specification/blob/189eaf696b35e021860bd9a4f147ed0eed148441/v2/v2-specification.md
  15. 14 今後の展望と課題

  16. auditの⾃動化(サービス) Quantstampの例 https://quantstamp.com/public-reports reentrancyのチェックや、assertがfailする条件などを⾃動で確 かめることが出来る 15

  17. auditの⾃動化(ツール) mythril https://github.com/ConsenSys/mythril 16 ※厳密にはconcolic 参考: https://github.com/b-mueller/laser-ethereum üシンボリック実⾏(※)をするツール üバックエンドはlaser-ethereumというシンボリック実⾏⽤の VMを利⽤

  18. まとめ ü⽬的・全体像・仕様はWPなどで⽂書・図にまとめる üOpenzeppelin Solidity使う üコード・関連スクリプト・テストなどを全て含める üセキュリティ・実装はベストプラクティスに従う 17