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InnerSource Patterns: 共通要件

InnerSource Patterns: 共通要件

概要
パターンの著者: Robert Hanmer
スピーカー/翻訳: Yuki Hattori | LinkedIn | Twitter | GitHub
YouTube: 共通要件
Doc: 共通要件

「InnerSource Patterns: 共通要件」
共有リポジトリにある共通のコードは、それを使いたいすべてのプロジェクトチームのニーズを満たしていません。これは、要件の調整とリファクタリングによって解決されます。
共有リポジトリにある共通コードは、それを使いたいすべてのプロジェクトのニーズを満たしていません。

この問題を解決するには、2つの側面があり、並行して行う必要があります。

* あるプロジェクトの要件を満たすコードが、他のプロジェクトのニーズも満たすように、プロジェクトの要件を調整する
* コードをリファクタリングして、多くの使用プロジェクトが要件に同意できるような小さな断片にする。

さらに、サプライヤーに要件の解明を助けてほしい顧客を活用します。 コンポーネントを変更するのではなく、顧客との交渉中に要件の調整を行い、顧客の要件に影響を与えます。
上記の例では、サプライヤーは両方の顧客が同じことを望んでいることを認識できるように支援し、同じ形式で結果を受け入れることに同意すれば、すべての人の労力(およびお金)を節約できます。

リンク
InnerSource Patterns: English 🇬🇧| 日本語 🇯🇵
Website: innersourcecommons.org
Slack: Invite Link | 🇯🇵#jp-general
Twitter: @InnerSourceJP (日本) | @InnerSourceOrg (公式)

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Yuki Hattori

January 13, 2023
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Transcript

  1. 状況 すべてのプロジェクトがアクセスする共有リポジトリがあり、多くのプロジェクトが共通のコードを使 おうとしています。 誰かが( またはどこかのプロジェクトが) 最初にコードを書き、リポジトリにコントリビュートしまし た。 共通コードは、どのプロジェクトにおいても、成果物全体のうちのわずかな割合になります。 各プロジェクトには、それぞれ独自の納期、成果物があり、別の顧客がいます。 このパターンは、これらの状況のいずれにも当てはまります。

    強いコードへのオーナーシップ: つまり、共有リポジトリへのすべての変更は、リポジトリの所有者によって承認されなけれ ばなりません。 弱いコードオーナーシップ: つまり、誰も本当にコードを所有していません。 慈善のスポンサーがいない: つまり、インナーソースの方法で共通コードを整理するためのリソースを提供する組織や幹部が いません。 InnerSource Patterns: 共通要件 @yuhattor 4
  2. ソリューション この問題を解決するには、2 つの側面があり、並行して行う必要が あります。 あるプロジェクトの要件を満たすコードが、他のプロジェクト のニーズも満たすように、プロジェクトの要件を調整する コードをリファクタリングして、多くの使用プロジェクトが要 件に同意できるような小さな断片にする。 さらに、サプライヤーに要件の解明を助けてほしい顧客を活用しま す。

    コンポーネントを変更するのではなく、顧客との交渉中に要件 の調整を行い、顧客の要件に影響を与えます。 上記の例では、サプライヤーは両方の顧客が同じことを望んでいる ことを認識できるように支援し、同じ形式で結果を受け入れること に同意すれば、すべての人の労力( およびお金) を節約できます。 InnerSource Patterns: 共通要件 @yuhattor 6
  3. InnerSource についてもっと知る InnerSource Commons: https://innersourcecommons.org Join our Slack community: https://innersourcecommons.org/slack

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