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スタディサプリENGLISH_モバイルチームの技術戦略.pdf

yukiasai
February 05, 2020

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  1. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 Agenda | 01 02 03 04 05

    About me サービスとエンジニア組織の成長 これまでの技術戦略 これからの技術戦略 まとめ 2 スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  2. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 @yukiasai / 浅井勇樹 4 ➔ Engineering Manager

    ◆ スタディサプリ ENGLISH モバイルチーム ➔ 2017年3月〜 ◆ iOS Engineer ◆ Project Manager ◆ Engineering Manager スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  3. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 サービスの一覧 6 ➔ 2015年 ◆ 日常英会話コース ➔

    2017年 ◆ TOEIC®L&R TEST対策コース • パーソナルコーチプラン ◆ 苦手克服トレーニング ➔ 2019年 ◆ 英語4技能コース ◆ ビジネス英語コース ◆ 新日常英会話コース スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  4. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 エンジニア組織の成長 7 エンジニア数 約10人 約20人 37人(業務委託含み) -

    iOS: 8名 - Android: 6名 - Web Frontend: 5名 - Server: 13名 - SRE: 5名 ➔ 2015年 ◆ 日常英会話コース ➔ 2017年 ◆ TOEIC®L&R TEST対策コース • パーソナルコーチプラン ◆ 苦手克服トレーニング ➔ 2019年 ◆ 英語4技能コース ◆ ビジネス英語コース ◆ 新日常英会話コース スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  5. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 ➔ 2015年 ◆ 日常英会話コース ➔ 2017年 ◆

    TOEIC®L&R TEST対策コース • パーソナルコーチプラン ◆ 苦手克服トレーニング ➔ 2019年 ◆ 英語4技能コース ◆ ビジネス英語コース ◆ 新日常英会話コース これまでの技術戦略 9 英語学習の共通基盤(ECP基盤) スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  6. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 TOEIC ビジネス英語 新日常英会話 ECP基盤 11 Apps ECP基盤

    Server ・ ・ ・ ECP基盤 DB 学習コンテンツ 学習履歴 アカウント コースID 課金 スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  7. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 これまでの技術戦略 12 ➔ ECP基盤 ◆ 英語学習の目的別にサービスを横展開する •

    汎用的な英語学習のトレーニングを実装 • アカウント種別、課金体系などが存在 • → 汎用的な設計 ◆ 横展開したサービスを長期運用する • 共通基盤に対してプロダクト改善を実施 • → 変更に強くテスタビリティの高い堅牢な設計 ◆ 事業の拡大を加速する • 必然的に開発組織も拡大 • → チーム開発を強く意識したコードの責務が明確な設計 スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  8. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 これまでの技術選定 13 ➔ ECP基盤 ◆ 2017年 •

    Clean Architecture • iOS: Swift, RxSwift, Swinject, Code for UI, Screenshot tests… • Android: Java, RxJava, Dagger... ◆ 2020年現在 • iOS: iOS 11以降対応 (2 ver), Swift, Xcode (Latest), Color set (xcasset)... • Android: Kotlin化, Jetpack, Re-architecture スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  9. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 これからの技術戦略 17 ➔ プロダクト、事業全体としての方向性 ◆ 学習体験の向上、品質の改善、技術負債の解消 ◆

    より多くのエンハンス案件を実施していく ◆ 不具合の発生件数を減らしていく ◆ → メンテナンス性、開発効率の高い設計 ➔ モバイルチームの戦略 ◆ Re-Architecture ◆ iOS: Module分割、SwiftUI導入 (Combine導入) ◆ Android: DI改善、Jetpack compose導入 スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  10. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 SwiftUI導入 19 ➔ SwiftUIを導入するモチベーション ◆ コード or

    xibでのUI実装よりもよりメンテナンス性、開発効率の点で優れて いる ◆ 将来のスタンダードになりえる技術 ➔ 今始めるモチベーション ◆ 2年弱でECP基盤への導入 ◆ 組織としてナレッジを蓄積 ◆ 既存の資産を再利用可能、UIKitとの共存や巻き戻しが容易 ➔ どう進めるか ◆ 小さいところから導入し将来のRe-Architectureの基礎を構築、移行 スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  11. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 SwiftUI導入 小さく始める 20 ➔ TOEIC®L&R TEST対策コース パーソナルコーチプラン

    ◆ コーチとチャットや通話 ◆ コーチに日々の学習を報告 ◆ 学習者の学習履歴を共有 スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  12. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 Module分割〜SwiftUI導入 22 ➔ ECP基盤のModule分割 ◆ API、UIなど再利用可能なものを分割 ◆

    機能ごとに分解 ➔ コーチ業務アプリのRe-Architecture、SwiftUI導入 ◆ ECP基盤で分割したModuleを再利用 ◆ UIの記述を再利用可能な形でSwiftUIで実装 ◆ SwiftUIに親和性の高いArchitectureの基礎を構築 ➔ ECP基盤のRe-Architecture、SwiftUI導入(2年弱後) ◆ 機能ごとに移行 スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略
  13. #sapurimeetup スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略 まとめ 26 ➔ これまで ◆ ECP基盤を中心に磨き込み、事業拡大に貢献してきた ◆

    汎用的、堅牢な設計を優先してきた ➔ これから ◆ 学習体験の向上、品質の向上、技術負債の解消を行っていく ◆ メンテナンス性、開発効率の高いアーキテクチャへ進化させる ◆ 小さく始めて数年かけて移行プランを実行していく ◆ 技術的に面白いことにも取り組める! スタディサプリENGLISH モバイルチームの技術戦略