perl-as-a-service

社内勉強会の資料です

Transcript

1. PaaSのPはPerlのPだったんだ!! ΩΩΩ＜な、なんだってェー!!! @saisa6153
2. PaaS Platform as a Service
3. *aaSについて • SaaS: Software as a Service ◦ サース ◦ アプリケーションを提供 ◦ 普通のwebアプリ • IaaS: Infrastructure as a Service ◦ イース ◦ アプリ実行のインフラを提供 ◦ Amazon EC2やGoogle Compute Engineなど • PaaS: Platform as a Service ◦ パース ◦ フレームワークレベルの実行環境を提供 ◦ SaaSとIaaSの中間
4. PaaSプロバイダ 対応プラットフォーム Heroku ruby, java, node, python, php GAE python, java, php, go Engine Yard ruby, php
5. おわかりいただけただろうか?
6. PaaS名 対応プラットフォーム Heroku ruby, java, node, python, php GAE python, java, php, go Engine Yard ruby, php う～ら～め～し～や～
7. Perlが無い!!
8. 苦しい!!
9. 諦めるのはまだ早い!!
10. そっその声は!?
12. ど、Docker氏〜
13. 説明しよう!! Dockerとは!! • 軽量仮想化技術 • OSS • ホストとカーネルを共有するためオーバーヘッド が小さい • 用途は ◦ 軽量仮想環境の構築 ◦ デプロイの自動化
14. だが、実行環境が無い... Dockerだけあっても... デプロイは困難...
15. ここまでか...
16. 諦めるのはまだ早い!!
17. そっその声は!?
19. え、Elastic Beanstalk氏〜
20. 説明しよう!! Elastic Beanstalkとは!! • Amazon公式のPaaS • AWSのよくある構成をサクッと作れる • 作った環境にアプリをサクッとデプロイ • 色々対応 ◦ Node ◦ Ruby ◦ PHP ◦ Python ◦ .Net ◦ Java • オートスケールやローリングアップデートも!!
26. 説明しよう!! EB with Dockerとは!! • EBで任意のDockerコンテナを動作可能 • やることは簡単 ◦ Dockerコンテナを用意して ◦ AWSのコンソールからマウスを数回クリック • なんでもPaaSできる!!
34. EBを使うと サクッとB-Gデプロイ
35. デプロイの設定は? . ├── Dockerrun.aws.json ├── README.md ├── app │ ├── Dockerfile │ └── SampleApp ~ └── base └── Dockerfile
36. Dockerrun.aws.json { "AWSEBDockerrunVersion": "1", "Authentication": { "Bucket": "sampleapp-bucket", "Key": "docker/mydockercfg" }, "Image" : { "Name" : "saisa6153/sampleapp:latest", "Update": "true" }, "Ports" : [{ "ContainerPort": "80" }] }
37. Dockerfileは? . ├── Dockerrun.aws.json ├── README.md ├── app │ ├── Dockerfile │ └── SampleApp ~ └── base └── Dockerfile
38. ベースイメージ FROM centos:centos6 MAINTAINER saisa6153 USER root WORKDIR /root # yum RUN yum install -y epelのURL RUN yum update -y RUN yum --nogpgcheck install -y 必要なもの色々 RUN yum clean all # perl RUN git clone https://github.com/tagomoris/xbuild RUN xbuild/perl-install 5.18.2 /opt/perl CMD ["/bin/bash"]
39. アプリケーションイメージ FROM saisa6153/sampleapp:latest MAINTAINER saisa6153 USER root # application WORKDIR /app ENV PATH /opt/perl/bin:$PATH ADD SampleApp /app RUN carton install --deployment EXPOSE 80 CMD ["/opt/perl/bin/carton", "exec", "perl", "/app/script/sampleapp-server"]
40. デモ
41. その他雑感
42. EC2インスタンスタイプ • ネットワークが重要です ◦ 1回のデプロイで数百MBのダウンロード ◦ EC2はInbound無料だが... ◦ ケチるとEBのタイムアウトに引っかかる • オススメはc3.largeです ◦ 第三世代の下から二番目 ◦ ちょっと高い($0.128/h) ◦ SR-IOV対応なのでネットワークが速い ◦ メモリ3.75G, ディスク2x16G SSD • 1日遊んでも映画より安い!!
43. .ebextensions/について • デプロイの設定 • アップロードするgitのzipアーカイブのrootに. ebextensionsディレクトリ ◦ その下に*.configという名前でyamlを置いておく ◦ デプロイ前後で名前順に実行される • EBの完全なGit管理が可能 ◦ Dockerホスト(EC2)の構成管理 ◦ 環境変数の設定
44. .elasticbeanstalk/について • サーバ構成の設定 • 設定ファイルでAWSを制御できる ◦ インスタンスタイプ ◦ IAMロール名 ◦ VPC設定 • GUIからの脱却と より完全なInfrastructure as a Code
45. MySQLとかMW使いたい • 基本的にコンテナ内で動作するプロセスは1 • supervisordを使う ◦ 詳細は後述 ◦ docker内ではinit周りが黒魔術らしい • CentOS7だとMariaDBが入ってビックリ
46. supervisord使わざるを得ない • コンテナ内で1つのforgroundプロセスが無けれ ばならない • supervisord自体をnodaemon=trueで起動 • appやmysqlは以下のように起動 ◦ autostart=true ◦ autorestart=true • supervisordはforegroundで動くものしか管理 できない ◦ backgroundで動いてしまうと死とみなされる
47. VPCについて • 考えなしでEB使うと痛い目を見ます • EB初回起動するときに作られるデフォのセキュ リティグループを消して痛い目を見た • S3経由で外部のプライベートリポジトリにアクセ スするなら必須の設定 • EBはAWSを寄せ集めるツールで、VPCが無い と一般水準のセキュリティは実現できないらしい ◦ つまりS3経由の認証を使わなくてもほぼ必須 • IAMロールの設定も必須
48. RDSについて • EC2の自前運用よりちょっと高いので微妙 • EBだと一緒に作ってくれるのが良い • 設定時にPW8文字以下でも文句言われないけ ど、インスタンス作り始めた直後に「やっぱだめ だ」って言われて理不尽 • アプリのデプロイより起動に時間がかかる • ほとんど使ってないので詳細不明 ◦ GeekDojoのレポート待ち
49. マイグレーションについて • 不明 • ebextensionsでスクリプトをデプロイ毎に動作さ せるとか • ActiveRecordやGitDDL::Migrator必須か ◦ マイグレーションを含むgitアーカイブをupload ◦ .elasticbeanstalkでPerlがインストールされたAMIを指 定 ◦ .ebextensionsでマイグレーションするスクリプト • 実際に使って答えを見つけたい一番の点
50. ログはどうするの • コンテナ内で/var/log以下に出力 • Dockerrun.aws.jsonでLogging設定 ◦ “Logging” : ”/var/log/nginx” • ログはS3に保存されるらしい • そこからはEMRなりRedshiftなり
51. DockerfileのCMDとENTRYPOINT • CMD ◦ コンテナ起動時に任意のコマンドを実行 ◦ docker run時に引数として実行したいコマンドを渡して 上書きできる • ENTRYPOINT ◦ コンテナ起動時に任意のコマンドを実行 ◦ CMDと違い、引数でコマンドを上書きできない • 使い分け ◦ 開発中にコンテナ内デバッグするなら上書けるCMD ◦ 落ち着いたらENTRYPOINTでオペミスを防止
52. GUI使うとかダサい • コマンドラインツールあります • brew install aws-elasticbeanstalk • CLT使ってないので詳細不明 • プロジェクトのzipアーカイブをアップロードすれ ば良いはずなので、with DockerでもCLTでデ プロイできるはず
53. コンテナに入れないの辛い • sshしたいのはあるが、そのためにsshd動かし とくのも... • nsenterとかがあります ◦ dockerホストに入れておくと、sshしなくてもコンテナに attachできる ◦ AMIに入れておく ◦ boot2dockerならdocker仮想マシンに入れておく • まだ黎明期なので、今後に期待
54. FAQ
55. ベンダーロックイン喰らってるじゃん • 「Docker使う意義が半減」? • 要はデプロイがなんとかなればAWS縛りは無し • EBは使うに値するし、今はこれでDockerで動く アプリを作っておくのが必要なのでは • GCPや他の安いPaaS/IaaSが対応したらすぐ 移れるように今から準備すれば良い
56. Rails使いだしHerokuでいいや • いいと思うけどHerokuはHeroku社依存 • これから発達していくであろうDockerの恩恵を 見極めるためにも乗っかっておきたい
57. そうまでしてDocker使いたいのか • 使っておいたほうが良いと思います • 今後出てくるクラウドサービスに対応できるアプ リケーションの作り方を習得しておきたい ◦ Twelves Factor App ◦ Exponential Backoff ◦ 設定の環境変数渡し ◦ 再現可能製 ◦ ポータビリティ ◦ 継続的デプロイメント • 安全な運用の新しい可能性を追いたい
58. 最後に
59. dotcloudというものがあってだな 昨晩知りました
60. まとめ
61. PaaSのPは Perlの Pでも あったんだ よ!!
63. おしまい EBに関する資料引用URL http://www.slideshare.net/hz_ouchi/elastic-beanstalk-31983440 http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/elastic-beanstalk-dockersupport http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/aws-black-belt-tech-aws-elastic- beanstalk