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スキル0が「曖昧な領域」を埋めるために人の流れを整備した話

 スキル0が「曖昧な領域」を埋めるために人の流れを整備した話

zaki93526274

June 09, 2020
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Transcript

  1. 前提:データの流れには二つの役割の人がいる データ管理者 役割 ・日々の分析に必要なデータを  格納してくれる人 具体的に言うと ・データエンジニア ・サイト分析ツールのデータ管理者 ・CSVデータなどの購入者 データ活用者

    役割 ・格納してもらったデータをもとに  分析する人   具体的に言うと ・グロースハッカー ・マーケター ・プロダクトマネージャー この役割間のデータの流れがうまく行っていない。
  2. データ管理者 活用者C 活用者B 活用者A 管理者A 管理者C 使い方がわからない 間違っている 集計がしにくい 存在を知らない

    管理者B データ活用者 どう変えてほし いか伝えられて ない 役割間で生まれる「曖昧な領域」問題 曖昧な領域 ・データを使いやすくする領域 ・ビジネス側と、エンジニア側  両方の観点が必要 ・お互いどう改善していいか、  分からないため、改善されにくい
  3. SEO担当だった自分は、この領域を整備したいと思ったけど、、、 データ管理者 活用者C 活用者B 活用者A 管理者A 管理者C 使い方がわからない 間違っている 集計がしにくい

    存在を知らない 管理者B データ活用者 どう変えてほし いか伝えられて ない 周囲を巻き込まなければ 改善できない
  4. データ管理者 活用者C 活用者B 活用者A 管理者A 管理者C 管理者B データ活用者 (自分) データの流れそのものが、多くの人の協力で成り立っている。

    今回の改善はその人たちの流れを変えるような行為。 そのため、この流れに関わる全ての人からの信頼、情報、協力が必要不可欠 ・自分をその流れに巻き込んでもらう。 ・信頼して、頼ってもらう 一人では無理な理由① (自分)
  5. データ管理者 活用者C 活用者B 活用者A 管理者A 管理者C 管理者B データ活用者 (自分) 属人化

    自分がボトルネックに データ管理者 活用者C 活用者B 活用者A 管理者A 管理者C 管理者B データ活用者 スキルUP スキルUP スキルUP 一人では無理な理由② もし、自分だけしか曖昧な領域を埋めることができない場合、 将来的には自分がボトルネックになる。 自分がいなくても曖昧な領域を埋められる状態にする必要がある。
  6. データ管理者 組織C 組織B 組織A データA データC データB データ活用者 (自分) 自分がボトルネックに

    データ管理者 組織C 組織B 組織A データA データC データB データ活用者 スキルUP スキルUP スキルUP 一人では無理な理由② もし、自分だけしか曖昧な領域を埋めることができない場合、 将来的には自分がボトルネックになる。 自分がいなくても曖昧な領域を埋められる状態にする必要がある。 周囲との関係性作り、仲間化しながら 「曖昧な領域」を埋めることにした
  7. とにかく徹底して全員とコミュニケーションを取ることが重要。 意識しないと、自分の相談しやすい人に行きがちになるので注意 最重要 (自分) ・関係者全員とランチに行く  という噂を流す。 ・「全員と行く」と公言したため  普段誘えない人を誘いやすくなる。 ・一人一人とランチに行く!! ※半年間で計70人とOne

    on Oneランチに行き、  関係性を構築していった。 ※自分に必要なスキルや情報を教えてくれる協力者も  増えていった One on Oneランチ会 自 分 か ら 遠 い 人 (組織キーパーソン) (普段声を上げられない人) (普段関わらない重要な人) 業務繋がり 紹介 流れに関わる人を人伝で紹介・発見 お 誘 い ①:データにかかわる全ての人と関係性を築く。
  8. 頼ってみようかな、、、 ・自分に対応できることがある。 ・データの流れにかかわりたい。 ・相談をくれると嬉しい。 マネジメントのうまい人が 「困ったらSlackでザキに相談しよう」という文化 作りを支援。 ※普段人に相談できなくて困っている人に 効 果的だった。 協力者からのバックアップ

    普段からコミュニケーションで伝える Aさん (自分) 関係性ができただけでは、依頼は来ない。 ①のヒアリングでわかった、必要そうな情報を共有したり 相手に自分に依頼をくれると嬉しいことなどを伝え続け、相手を促す。 ②:関係性ができた人に、依頼してもらうように促す。
  9. 一緒に取り組む 成功体験を積む やってみたい 自分でもできそ うだな 仲 間 化 自分 相手

    認 知 ・ 興 味 やって渡すのではなく一緒にやる。 依頼者の興味、関心を引き出し、その後の成功体験を積ませることで、 依頼者自身が、曖昧な領域を埋められるようにする。 ③:依頼をしてくれた人が「曖昧な領域」を埋められるようにする。 スキルが共有される
  10. 「曖昧な領域」が少しずつ埋まってきた。 データ管理者から信頼を獲得、相 談されることも増えた データ活用側にも自分で領域を埋 められる人が増えてきた 管理者側から 「この件はざきにきいて!」みたいなことを伝えられて、相談 にくる活用者も増えた。 また、データの格納方法や、 使い方の相談を受ける機会も増えた

    まだまだ、自分がボトルネックではあるものの、 曖昧な領域を埋められる人が少しずつ増えてきた。 また、社内で「曖昧な領域」を埋める人の必要性が伝わり、 スキルに興味を持つ人が増えたため、今後更に汎用化を 加速していけそう。 データの流れが繋がり、データ活用の幅が広がった。 自分がいなくても、つながる領域も増えてきた。
  11. 最後に twitter:@zaki93526274
 
 まだまだ分からないことが多いので、皆さんと情報交換させていただけるとありがたいです 
 もしよければDMください 自分は今Python やRを取得中ですが、 
 このギルド、なかなか熱量が高い人データサイエンティストがあつまっている

    
 オンラインサロンです。
 もし、データサイエンス領域でオンラインサロン探している人がいたら 
 ぜひ!!
 
 自分の入っているデータラーニングギルドももしよければ!!