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Measure What Mattersとは https://www.amazon.co.jp/dp/4532322405
プロダクト筋トレ図書館LT2023.4.19OKR本:Measure What Matters
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読む本 オススメ😊● OKRがGoogleにもたらした効果が理解できる ● OKRの目標設定の考え方がわかる ● OKRを実現するための運用方法(CFR)が理解できる
著者 ジョン・ドーア - Kleiner Perkinsに所属するベンチャーキャピタリスト - Google、Slack、DoorDash、Amazonなど、多くの企業の初期投資家の一人
Google共同創業者のラリー・ペイジの言葉1999年ある日、ジョン・ドーアが Google にやってきて、自らのインテルでの経験を引きながら目標と主要な結果(OKR)とは何か、それに基づいて会社を経営するとはどういうことかを講義してくれた。OKRとは、様々な組織が目標に向かって前進するのに役立つシンプルなプロセスだ。みなさんにも、OKRを基本的枠組みととらえ、実現したい目標に合わせて、 自分たちに合った使い方を見つけてほしい。
本の構成 第1部 企業はOKRをどう使っているのか OKRがもたらす4つの威力を、実際の企業の例を用いて説明している - ケーススタディ:インテル、グーグル、ゲイツ財団、Youtube、マイフィットネス・パル... OKRの4つの威力:1/ 優先事項にフォーカスし、コミットする 2/ アラインメントと連携がチームワークを生む 3/ 進捗をトラッキングし、責任を明確にする 4/ 驚異的成果に向けてストレッチする 第2部 OKRを継続的に活用するためのパフォーマンス管理 パフォーマンスの向上を促すため、体系的OKR設定と併せて継続的CFR(対話、フィードバック、承認)を 実施する。 透明性の高いOKRによって、具体的かつ有益なコーチングが可能になる。
自己紹介 やまぐち よしと ● SIer TIS株式会社 所属 ● - 2022 歩数計アプリのPdM ● - 2023 本部組織へ異動 ○ 開発者体験(Developer Experience) 向上 ○ OKRはじめてのヒト
私はこう読んだよ ①自組織の目標を決める際のリファレンスとして とっても参考になったぜ。 組織目標を決定する立場として。リファレンスとして手元に置いとく。 - 巻末資料のサマリブックが、思い出し参照にとっても便利 ②他社のOKR具体例を見て、OKRのイメージをつかめた
本の構成 第1部 企業はOKRをどう使っているのか OKRがもたらす4つの威力を、実際の企業の例を用いて説明している - ケーススタディ:インテル、グーグル、ゲイツ財団、Youtube、マイフィットネス・パル... OKRの4つの威力:1/ 優先事項にフォーカスし、コミットする 2/ アラインメントと連携がチームワークを生む 3/ 進捗をトラッキングし、責任を明確にする 4/ 驚異的成果に向けてストレッチする 第2部 OKRを継続的に活用するためのパフォーマンス管理 パフォーマンスの向上を促すため、体系的OKR設定と併せて継続的CFR(対話、フィードバック、承認)を 実施する。 透明性の高いOKRによって、具体的かつ有益なコーチングが可能になる。 本日はココに絞って お話しします
はじめに OKRとは何であり/何でないのか をおさらい
Objective 目標 KeyResult 主要な結果 OとKR
OKRObjective(目標) と Key Results (主要な結果) ive ive
OKR/KPI/MBOの違いKPIに慣れている人は比較して読むと、理解が助けられるかも😄
登場の背景 MBOは、1954年にピーター・ドラッカーによって提唱されました 当時、企業経営においては、計画的な目標設定や成果の定量的な評価が行われていなかったことが課題となり、MBOが登場しました。MBOは、目標設定による効率的な業務遂行や目標達成による従業員のモチベーション向上を促進することで、企業の業績向上に寄与することが期待されました。 KPIは、1980年代に企業の業績を測定するための指標として登場しました この時期、企業経営において数字に基づく管理手法が求められるようになりました。KPIは、企業の戦略に基づいて設定されることで、業績の評価や課題の特定に役立ち、業績向上に寄与することが期待されました。 OKRは、1999年にインテルのアンディ・グローブによって提唱されました OKRは、ビジョンに基づいて目標を設定し、具体的な成果指標であるキーリザルトを設定することで、目標達成に向けた方向性や進捗を把握することができます。
OKR、KPI、MBOの解説 MBO(Management by Objectives) 目標管理の手法の一つであり、管理者と部下が共同で目標を設定し、達成に向けて計画を策定することで業績を向上させるための手法です。MBOは、目標を定量的に設定し、進捗を定期的に確認することで、目標達成に向けた取り組みを促進することができます。 KPI(Key Performance Indicator) 業績評価指標とも呼ばれ、企業の業績を測定するための指標です。KPIは、企業の戦略やビジョンに基づいて設定され、目標値と実績値を比較することで業績の評価を行います。KPIは、売上高、利益率、顧客満足度、従業員の離職率など、企業が重視する項目に応じて多岐にわたります。 OKR(Objectives and Key Results) 目標(Objectives)とキーリザルト(Key Results)のペアで構成されるフレームワークです。目標は具体的かつ測定可能であり、キーリザルトはその目標を達成するための具体的な成果指標です。OKRは、個人やチーム、部署、組織全体の目標を設定し、進捗を測定するためのフレームワークとして広く用いられています。
OKRの具体例 よそのOKRをみてやろうぜ👀
めっちゃシンプル 印象・感想を話してみよう🐠
学び ポイント🌟
OKRツリー みんなで働くから、 OKRちゅーのは複数あるんよ 🌲
OKRツリー ● 基本的に上位のKRが下位のO(目標)になる ○ 必ず下位のOKRは最上位目標につながる ○ 自分のしている仕事が組織目標と一致する ○ 下位にいくほど目標やKRが具体的になる ■ 機能Aを作るなどもOK ● OKRを公開することで周囲がフォローできる 各個人のコミットメントが組織の成功とつながっている必要がある
OKRツリー よそのOKRツリーをみてやろうぜ👀
まとめ
組織にOKRを導入したときの4つの威力 いちばん重要なことはなにかを考える 全てに注力できないことを理解し、それに基づいて優先度を決めてアクションする OKR設定後:目標達成の具体的なアクションの解像度が上がっている状態 1. 優先事項にフォーカスしコミットする メンバに何を期待しているかを理解してもらうこと 2. アラインメントと連携がチームワークを生む OKRは状況によって見直したりする 3. 進捗をトラッキングし、責任を明確に OKRで目標達成できることがわかると、より困難な目標にもチャレンジできる 4. 驚異的成果に向けてコミットする
OKRの原則・価値観 ● OKRは目標を達成する手助けをするツール (でしかない) ○ 達成したい(と思える)目標がないなら適用してもうまくいかない ● 全員をやるべき仕事に向かわせること ○ 期待・実行を明確にする ○ 実行しなければいけないことは「 なに」か、「誰」が責任をもって取り組むか ● 目標は事業達成を実現するためにあって、その逆ではない ○ KRを達成させる仕事をしない、目標達成のためのKRであることを意識 ○ KRを達成しても目標が達成できないことがわかったら変更する