Save 37% off PRO during our Black Friday Sale! »

岐阜イノベーション工房2019成果報告会

 岐阜イノベーション工房2019成果報告会

2020年3月24日に開催したオンラインイベント「岐阜イノベーション工房2019成果報告会」で使用したスライドです。

3302529c3f64196ad8ca6a9d562f312e?s=128

Shigeru Kobayashi

March 24, 2020
Tweet

Transcript

  1. 岐阜イノベーション工房 2019 成果報告会

  2. 本日のイベントについて • 本イベントでは双方向のコミュニケーションを重視するためZoomを採用してい ます。発表者以外の参加者の方も、ぜひビデオをオンにして参加し、発表者に対 して積極的なリアクションを返してください。 • 参加時に自動的にミュート(=自分の音声が他の参加者に聞こえない状態)になるよう 設定しています。発表者の方、質問のある方はミュートを解除して発言し、発言 後はミュートに戻してください。 •

    マイクで質問できない場合はチャットに投稿してください。適宜主催者側が対応 します。 • 画面上部の設定より「ギャラリービュー」(「スピーカービュー」ではなく)を選択する と、発言ごとに画面が切り替わらなくて見やすいと思います。
  3. イントロダクション 岐阜イノベーション工房開催に至った経緯

  4. 岐阜県の産業 自動車 航空機の部品 地場産業 アパレル 木工 紙 プラスチック 陶磁器 刃物

    機械 観光 情報産業 持続するためにはイノベーションへの取り組みが必要
  5. 異業種イノベーション(O. Gassmannら、2011年) • ドイツとスイスにおいて、スポーツ用品メーカーのNikeや衛生陶器メーカーの Geberit、自動車メーカーのBMWなどがイノベーションを創出した事例を調査 • その結果から、仲介者が関与する異業種の企業間コラボレーションによって競争 力の高いイノベーションが創出されると報告 Oliver Gassmann,

    Michael Daiber, and Ellen Enkel, “The role of intermediaries in cross-industry innovation processes,” R&D Management 41, no. 5 (November 2011): 457–469.
  6. 情報科学芸術大学院大学[IAMAS]とは • 岐阜県立の大学院大学(未独立行政法人化)、1研究科1専攻のみ • 「科学的知性と芸術的感性の融合」が建学の理念 • アート、デザイン、工学、社会科学など、多様な専門分野出身の教員と学生が、 専門分野を越境して回遊し、多様なスキル、視点、経験を活かして異なる知見を 結びつけ、表現することを通じて様々な課題に取り組んでいる 仲介者として

    活かせるのでは?
  7. 岐阜イノベーション工房 2019年度の振り返り

  8. 既存事業 予測可能 低い失敗率 ただし、今後消失の可能性も 新規事業 予測不可能 低い成功率 ゆえに、経済的合理性なし 対外的効果→ 認知度向上

    優秀な人材の確保 ←対内的効果 組織の活性化 優秀な人材の繋ぎとめ 直接の収益以外の効果 イノベーション 漸進的な変化 不連続な変化
  9. CEN/TS 16555-1:2013によるイノベーションの定義 新しい/大幅に改善されたプロダクト(製品/サービス)、 プロセス、 新しいマーケティング方法、 または商慣行、職場組織、外部との関係における新しい 組織方法の実現 CEN/TS 16555-1:2013(2013年)p. 6より(小林茂が翻訳)

  10. 既存事業 新規 事業

  11. 既存事業 「 辺境 」=新規事業 フロンティア

  12. 話題の例:「枯れた技術の水平思考」 私がいつも言うのは、「その技術が枯れるのを待つ」ということです。 つまり、技術が普及すると、どんどん値段が下がってきます。そこが狙い目 です。例えば、ゲーム&ウオッチというのは、5年早く出そうとしたら10 万円の機械になってしまった。電卓がそれくらいしていたわけです。それが 量産効果でどんどん安くなって3800円になった。それでヒットしたわけ です。 これを私は「枯れた技術の水平思考」と呼んでいます。つまり、枯れた技術 を水平に考えていく。垂直に考えたら、電卓、電卓のまま終わってしまう。 そこを水平に考えたら何ができるか。そういう利用方法を考えれば、いろ

    いろアイデアというものは出てくるのではないか。 〔210〜211頁〕 横井 軍平、牧野 武文(インタビュー・構成)『横井軍平ゲーム館: 「世界の任天堂」を築いた発想力』筑摩書房(2015年)
  13. 本プロジェクトは、 参加者が、 イノベーション創出に有効であるとされる手法を主催者から学び、 参加者個人または参加者の所属組織などにおいて実践し、 実践からの学びを共有することを通じて、 イノベーション創出に挑戦するための風土を岐阜県内に醸成することを 目的としています。 〔岐阜イノベーション工房2019参加同意書より〕

  14. スケジュール(1/3) シンポジウム 10回の演習プログラム (与えられたテーマ) 実習プログラム (自分たちで見つけたテーマ) 成果報告会 参加申込 学びを活かしつつジャンプ IoT、機械学習、デジタル設計・製造

    観察、アイデア創出、プロトタイピングなど 製品・サービス 組織・体制 課題 5月 8〜11月 11〜2月 3月
  15. 2019年度参加企業(6社19名) • イビデンエンジニアリング株式会社(分析・解析など) • 株式会社OKB総研(コンサルティングなど) • 株式会社岐阜多田精機(金型設計・製作など) • 株式会社GOCCO.(デザインなど) •

    株式会社Nextdoor(ウェブ制作など) • 未来工業株式会社(電気設備資材など)
  16. スケジュール(2/3) シンポジウム 10回の演習プログラム (与えられたテーマ) 実習プログラム (自分たちで見つけたテーマ) 成果報告会 参加申込 学びを活かしつつジャンプ IoT、機械学習、デジタル設計・製造

    観察、アイデア創出、プロトタイピングなど 製品・サービス 組織・体制 課題 5月 8〜11月 11〜2月 3月
  17. 基礎演習+演習プログラム トピック 学ぶこと 1 IoT IoTの本質(物事をインターネットのように繋いで新たな価値を創出) 2 デジタル設計 クラウドベースのツールを活用したデジタル設計 3

    デジタル製造 レーザー加工機や3Dプリンタによるデジタル製造 4 AI 機械学習の本質(データセットとアルゴリズムでプログラミング) 5 フィールドワーク 観察、インタビュー、分析の手法 6 アイデアスケッチ 頭の中のアイデアを紙とペンで表現する手法 7 ハードウェアスケッチ ハードウェアでスケッチしながら発展させる手法 8 プロトタイピング デジタル設計と製造を活用してプロトタイプをつくる手法 9 バリデーション 顧客に近い人々に体験してもらい価値を確認する手法 10 ドキュメンテーション 静止画、動画、テキストで成果物を伝える手法 選択 必修
  18. IoT

  19. デジタル設計

  20. デジタル製造

  21. AI(機械学習)

  22. フィールドワーク

  23. アイデアスケッチ

  24. ハードウェアスケッチ

  25. プロトタイピング

  26. バリデーションとは • Veri¸cation:我々はプロダクトを正しくつくっているだろうか? (Are we building the product right?) ↑要件・要求定義が間違っていてもプロダクトは正しくつくれてしまう

    • Validation:我々は正しいプロダクトをつくっているだろうか? (Are we building the right product?) Wikipedia contributors, "Software veri¸cation and validation," Wikipedia, The Free Encyclopedia, https://en.wikipedia.org/w/ index.php?title=Software_veri¸cation_and_validation&oldid=857883943 (accessed October 11, 2018).
  27. バリデーション

  28. ドキュメンテーション

  29. スケジュール(3/3) シンポジウム 10回の演習プログラム (与えられたテーマ) 実習プログラム (自分たちで見つけたテーマ) 成果報告会 参加申込 学びを活かしつつジャンプ IoT、機械学習、デジタル設計・製造

    観察、アイデア創出、プロトタイピングなど 製品・サービス 組織・体制 課題 5月 8〜11月 11〜2月 3月
  30. 実習プログラムと成果報告会 • 各企業ごとに実際の課題に取り組む • 成果物として想定するのは製品のプロトタイプや社内体制 • 成果報告会においては、実際に進めようとした中で直面した課題も共有

  31. 2019年度を振り返って(主催者側として) • 岐阜県内に積極的に取り組みたい人々がいることをあらためて実感できた • 1年目のプログラムを基により充実した内容にでき、社内での活動を進めるため に重要なポイントが明確になった • この取り組みの目的として掲げた「イノベーション創出に挑戦するための風土を 岐阜県内に醸成する」ことの実現に向けて引き続き取り組みたい